2023.Jun. 16
プロチームでも長らく使用され、名車の誉れ高いビアンキ OLTRE XR4。
その弟分という位置付けながらこれまた評価の高いXR3が風魔横浜に入荷してきました。

■OLTRE XR3 Disc ULTEGRA Di2 50size
¥737,000-(税込)
XR3はXR4のセカンドグレード的な位置づけということになっていますが、実際には上位/下位の関係ではない別のモデルというのが正確なところ。
XR4がピュアレーシングなジオメトリなのに対して、XR3はホビーライダーを初め多くのサイクリストに対応できるようなちょっと優しめの設計となっています。
カーボン素材の違いもあってこちらの方が足当たりが良く、ロングライドにも向いています。

とは言えベースとなっているXR4のエアロ性能やルックスはしっかり受け継いでおり、ARIAやSPRINTと言った同社のエントリーカーボンよりも明らかにスパルタンな雰囲気。
フレームの持つポテンシャルも下位グレードとは一線を画します。

そのポテンシャルの一端を担っているのがカウンターヴェイル。
近年のビアンキが誇る唯一無二の振動除去テクノロジーです。
このカウンターヴェイル、基本的にはスペシャリッシマやXR4といったハイエンドや、OLTRE PROのようなハイエンドに準じたモデルにしか採用されません。
ミドルグレード帯で採用しているのはビアンキの幅広いラインナップの中でもXR3だけ。
CVの味わいが堪能できるという点もXR3の美点の一つと言えるでしょう。

コンポーネントは現行のR8100系アルテグラ。つまりDi2で12速です。
BB周りの造形が美しいですね。
BB規格はビアンキでは採用例の多いBB86。
標準ではシマノのSM-BB72が付いてくるので、回転系パーツにこだわりのある方はセラミックBBに交換するのがおススメです。

新型OLTREやXR4と違い、ヘッド周りは伝統的でオーソドックスな設計となっています。
専用ハンドル・専用ステムを必要とせず、ブレーキホースはフル内装ではありません。
電動コンポ&ブレーキホースフル内装。
この条件にあらずんばエアロロードにあらずという感じの昨今ではありますが、ユーザビリティの面ではフル内装ではない方がありがたいのも事実です。
ポジション調整もやりやすいですし、自分の好きなブランドのハンドル・ステムが使えるのは大きなメリットです。

ご存じのようにOLTREは新型モデルが既に発表されています。
ですが新型OLTREはXRシリーズとは方向性がかなり違うバイクとなった感があり、XR3の持つ魅力はまだまだ色褪せる事がなさそうです。
店頭在庫は50サイズとなっておりますので、お探しの方はぜひ。
なお新型の方は今週末に系列店での試乗会がございます。
「OLTRE RC」「OLTRE PRO」「OLTRE COMP」全てのモデルが揃う貴重な機会なので、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
【新型OLTRE 試乗会開催!!】6/17(土)-6/18(日)@GROVE鎌倉
2023.Jun. 9

昨年までと比較してライドイベントが盛んに行われ、参加される方も増え、それと同時にイベントに合わせてタイヤを新調される方が増えている印象です。
その際に、色々ライドされるフィールドや何をタイヤに求めているかなど、最近だとチューブレスへの移行も含めて、そのメリットデメリットなどご案内させていただいてます。
で、持ち帰ってご自分で交換される方もいらっしゃいますし、我々の方で作業させていただく場合もございます。その際、普段どのくらいの空気圧で乗っているか伺うと、驚くほど高い空気圧で乗られている方がまだまだ多いのが現状です。特にロードバイクは高圧で乗る文化が根深く「とりあえず7気圧神話」を信じている方も布教している方もいるようです。そろそろやめましょう。
当店でもかなり昔に書いた空気圧啓発ブログがいまだに良く見られているので悩んでいる方も多いのでしょう。安全にも直結します。読んだら実践して家族や友人にも布教してください。

ただ闇雲に低い空気圧にすればいいと言う話ではなく、正しい空気圧にセットしましょう。
正しい空気圧にすることで、転がり抵抗を抑えトラクションそしてグリップを最大化し快適な乗り心地をも得ることができます。
空気圧が高い方が踏み心地が軽く、転がり抵抗が低いor速く走れる気がしてしまいますが、それは板張りのトラックや実験室での話。実際には正しい空気圧以上だと、アスファルトの細かな凹凸でバイクは跳ね、ロス・抵抗を生んでしまいます。あんまり低すぎてもパンクのリスクや転がり抵抗が増えてしまって良くないです。
体重や車重、タイヤ・ホイールのプロフィールを入力すると推奨空気圧を出してくれる便利なサイトがあるのでご紹介いたします。
SRAM Tire Pressure Guide

今日の自分のセットアップだとこんな感じ。チューブレスだから、ということもありますが低いと感じた方が多いのではないでしょうか。
あくまで推奨値なのでここから少し足し引きして乗ってみてベターなところを探ってみてください。
ちなみに今自分はCorsa PRO 26cを推奨値もチェックしつつ色々試した結果「前4.2後4.4bar」くらいで乗っています。富士ヒルも。決戦の日だからって空気圧高くすると良いことないのは経験済み。どちらかと言えば「ちょっと高い」よりも「ちょっと低い」の方がデメリットが少ないです。

で、その空気圧ですが「いつも同じ空気圧計で計測する」のが大事です。
全てのポンプとゲージは同じように作られているわけではなく、さらには個体差もあるので数値は大きく異なる場合があります。例えば僕の自宅用ポンプは0.5barくらい低い数値が出ます。わかった上で同じポンプで空気を入れていれば問題ありませんが、いつもそうとは限らないので携帯できる空気圧計を持っておくと便利です。
今お店ではPanaracerの物を常時在庫するよう努めています。僕もこれを使っていて、特に新しい銘柄・サイズのタイヤに変えた時なんかは常に持って計って試してます。オススメです。
当たり前のことばかり書いてきましたので少し2023ver.っぽい内容も取り入れていきましょう。
パンクするのが怖いから、という理由で高圧にしている方も多いでしょう。確かにパンクしたタイヤを路肩で修理するほど非効率なことはありませんね。その現時点での最適解の一つが「チューブレス」です。
チューブレスなら低圧でもパンクしない!わけではないのですが、パンクの可能性をかなり低くしてくれます。基本的にシーラントを必要とする「チューブレスレディ」の商品が多いと思いますが、シーラントは小さな穴なら塞ぐことが可能です。
ただし、大事なのは低圧で走ることではなく、正しい空気圧で走ることです。何が言いたいかと言うと、近年機材の進化により正しい空気圧がどんどん低くなっている、そしてそういう機材が選ばれるようになっている、ということです。

はい、ポガチャルです。彼の属するUAEエミレーツは今期よりENVEのホイールを使っています。多くのレースでエアロ性能の高いSES4.5。勾配がきつい箇所が勝負どころのレースでは軽量なSES3.4を使っているようです。
上記ENVEホイールはどちらもフックレスのワイドリム。内幅25mmでタイヤはチューブレスオンリーかつ28cからしか使えません。それを僕で計算してみると、、、

こんなに低圧になりました。【チューブレス × 低圧 × ワイドリム】というENVE哲学に則った数値。路面の荒れがちな春のクラシックレースでポガチャルが大暴れしていたのは記憶に新しいと思いますが、先日のGiroでも同チームアルメイダが3位とグランツールでもその性能が発揮されています。ちなみにタイヤはGP5000S TRで主に28c、レースによっては30cを使っているようです。
またGiro優勝のログリッチ、山岳ステージで軽量なR5+軽量なホイールを使っている日でもタイヤは軽量な26cではなく28cを使用。彼らの使うVittoria Corsa PROは非常にしなやかなタイヤで、それを最大限に生かすためには28cで低圧がマスト(orベター)、ということかもしれません。

かと言って、レースやイベント前に急に何barも気圧を落とすのはオススメしません。ある程度乗って試して自信を持ってその空気圧でライドに臨むために事前にタイヤも用意して試しておきましょう。
タイヤは自転車パーツの中でもコストパフォーマンスが抜群に高いアイテム。ここ最近は先日ブログでもご紹介したGP5000 TT TRやCorsa PROなど面白いタイヤが入荷してきています。ENVEのタイヤも低圧運用前提で作られている&よく見ると超軽量で魅力的です。
チューブレスバルブもシーラントで詰まってくると空気圧が正確に計れなくなるのでたまに交換した方が良いです。なんだか空気が入れにくいなぁ、がその予兆です。いくつかの長さ・種類で常時在庫しています。コアだけ変えればよい場合も多いのでそれも置いてます。コアだけなら¥500以下なので定期的に変えるのも良いですね。
色々言いましたが僕らはまだまだクリンチャーにも可能性を感じています。TLRと比べると明らかに軽いし取り扱いも簡単。なんだかんだ使い勝手の良いブチルチューブも一般的な物と軽量なタイプ、TPUチューブやSOYOラテックスなどの攻めたチューブも常時在庫しています。
チューブラータイヤは常時在庫はしてません。ごめんなさい、取寄せさせてください。ただ、手に入れにくくなってしまったチューブラーテープはエフェットマリポサでなるべく在庫するようにしています。
ご使用環境や好み、例えばこんなレースが目標などスタッフまでご相談ください。お客様と一緒により良いタイヤセットアップを考えご案内させていただきます。
2023.Jun. 6

今年も懲りずに「富士ヒル」ことMt.富士ヒルクライムに行ってきました。
富士山の北側、富士北麓公園をスタート地点として「スバルライン」にて富士山5合目まで上る国内最大規模のヒルクライムレース。
「富士ヒルで~分!」というタイムで、完走者にはタイムごとに色分けされたフィニッシャーリングなる努力の証がゲットでき、ヒルクライム能力のわかりやすい指針となる&目標を設定しやすいのも人気の秘訣ですね。
ちなみに目標を達成したとしても更なる高みも同時に見せられてしまう。そしてつい新たな目標を設定し毎年参加してしまうのも富士ヒル独特の魅力です。

今年もお客様をお誘いしてエントリー。今年はここ数年のコロナの影響もあってかエントリーもハードルが高かった印象。今年こそ行くぞ!という方が多かったのかもしれません。公式にデータが上がっていまして、参加者数が9056人!、実際に走られた方は7984人だったようです。
なんといっても今年は開催可否が危ぶまれた開催前の悪天候。行かないという判断をした方も会場にたどり着けなかったという方も多かったでしょう。富士ヒルどころじゃなかった方もいらっしゃるかもしれません。

が、当日天気は富士ヒルらしくないカラッとした気持ちの良い晴天。おそらく暴風雨ですごいことになっていたであろうコースも非常にキレイで走りやすい。運営サイドには本当に感謝してもしきれません。
8000人出走だけあって当日会場はすっごい人。会えなかった方もいましたが、レース前に健闘を祈りあったり久々の方に会ってお話出来たりといい空気感楽しませていただきました。
レースの方も、長年の目標が達成できた方からギリギリ達成できなかった方、達成感溢れる方、悔しくてしょうがない方、参加者それぞれのドラマがあったと思います。下山後、ひさしぶりのうどんからのいつものお客様と反省会ができたのも楽しい時間でした。
大人になってこう夢中になれるものがあるっていいですよね。

終わった瞬間から、次の富士ヒルまで365日切ってます!もいつも言ってますが、またみんなで参加出来たらいいなと思っております。
個人的にはPWRで大体想像できちゃうくらい+後方ウェーブ渋滞を加味して「まぁこんなもんだろ」という結果。ラスト踏めなくなるくらいには頑張りましたが、やり切ったか?というとなんとも言えない。毎年ゴールド獲って富士ヒル卒業する、と言ってますがなかなかやめさせてもらえません。
またみんなで来年に向けて気持ちのいいライドから練習・レースとお付き合いいただければ幸いです。
参加されたみなさまお疲れ様でした!
2023.May. 30
今、最も話題のNEWモデル“OLTRE”の試乗会が系列店のGROVE鎌倉店にて開催される事が決定いたしました!!
”新型OLTRE”がこれほどまでラインナップされる試乗会は、関東圏のバイクショップではビアンキストアを除き前例がありません!!
「OLTRE RC」「OLTRE PRO」「OLTRE COMP」
なんと全てのモデルが今回の試乗会でラインナップされます!
先日、我々スタッフは先駆けて貴重な機会を頂き、このNEWモデルを体験させて頂きました。
Bianchiだけに使用が許された“カウンターヴェイル”による極めて高い快適性に加え、優れたエアロダイナミクスを生み出す為、ロードバイクで初めて採用された空力向上技術の数々。
Bianchiはこの新型モデルを開発する上で、沢山の勝利を重ねてきた「OLTRE」を“改良”するのではなく、真の速いバイクを生み出す為にゼロから開発がスタートしました。
時代の先行くテクノロジーが詰まった最先端のバイク“OLTRE”を是非皆さまにもご体験頂けたらと思います。
また、このNEWモデルの発売を記念して“新型OLTRE”がお得にゲットできる、
“3大特典キャンペーン”を開催させて頂きます!
「乗って試して・お得にゲット!!」
是非この貴重な機会をお見逃しなく!!
【日程】6月17日(土)・18日(日)
【開催店舗】GROVE鎌倉店
【開催時間】12:30〜18:30
【試乗モデル/サイズ】
・OLTRE RC 53/55
・OLTRE PRO 53/55
・OLTRE COMP 47/50
※モデルは都合により変更となる可能性がございます。
※ご試乗頂くにあたり身分証のご提示が必要となります。お忘れのないようお願いいたします。
OLTRE RC
OLTRE PRO
OLTRE COMP
試乗会はご予約頂いたお客様優先とさせていただいております。
試乗ご希望のお客様は下記事項をご記入の上、メールにてご連絡下さいませ。
・お名前
・お電話番号
・試乗希望モデル
・ご希望の日程・時間帯
皆様のエントリー、スタッフ一同心よりお待ちしております。
2023.May. 29
ニノ・シューターの活躍ゆえにSCOTTのMTBと言えばXC系の印象が強いですが、GAMBLERに代表されるグラヴィティ系のバイクも昔から人気が高いです。
下り系のラインナップはオールマウンテンからダウンヒルまで幅広く、そのどれもがしびれる程カッコいい。
そんなSCOTTの下り系MTBのうち、今期初登場したのがGENIUS STです。
数あるMTBの中でも超個性派と言えるGENIUSの魅力を解説します!



■SCOTT GENIUS ST 920 ブラック/グレー
¥748,000-
今年度よりフルモデルチェンジを果たしたGENIUSシリーズ。
ラインナップには通常のGENIUSとGENIUS ST(スーパートレイル)の2種類がありますが、こちらはSTの方。
通常のGENIUSのストロークが前後150mmなのに対し、STは160/150mmとなっていてより下り向けの仕様です。
ストロークこそエンデューロに近いですが、ベースがトレイルバイクということもあり下り一辺倒というわけではなく、ある程度のオールラウンドさも持ちあわせています。
SCOTTのフルサスMTBが風魔横浜に入ってくるのはこれが初めて。
そう、リアユニットがどこにも見えませんがこのバイクはフルサスバイクなんです!
同社のXCバイクのSPARK RCが同様の仕様で話題を呼びましたが、基本的にはあちらと同じ構造。

リアユニットはシートチューブ下部の膨らみに収められています。
ダウンチューブにはワンタッチで着脱できるカバーが付いていて、リバウンドやコンプレッションのダイヤルにはここからアクセスできます。

ユニットが見えないのにどうやってサグを出すのか?
もちろん心配はいりません、リンクにあるダイヤルからサグを測ることが可能です。

ここまでしてユニットを内蔵した理由はもちろん見た目のためだけではありません。
重量物であるリアユニットは低重心化のためになるべく低い位置に付けるのがセオリーですが、この構造にすることで通常よりも更に低位置、理想的な場所にユニットを配置できたというわけです。
そしてもともとBB周辺というのは自転車のフレームの中でも特に剛性が高い場所。
つまりリアショックに捻じれを生じさせることなくスムーズにストロークさせることも可能となります。
低い位置にあるリアユニットは飛び石や泥に対して脆弱になってしまうのですが、内装化してしまえばそれも関係ありません。
リアユニットのインナーチューブを痛めることなく、長期間ユニットの性能を維持することが可能になります。
一見奇抜に思えるユニット内装設計ですが、突き詰めると実に合理的な設計であることがわかります。


ブレーキホースやシフトケーブルがヘッドチューブから内装されているのも特徴。
ケーブル類の露出量が減ってトラブルを減らすとともにGENIUSのすっきりしたシルエットをさらに際立たせています。
また、ヘッド内部のワンを入れ替えることでヘッド角を変更できるというギミックも仕込まれています。
STだと標準は64度ですが、通常GENIUS仕様の65度にすることが可能です。


フォークはエンデューロ系のMTBでは定番のLyrik RC。
ダンパーがライト仕様なのでコンプレッションは1系統ですが、セッティングの沼にはまることが少ないのでこれはこれでアリです。
Syncrossのフェンダーが付属するのが嬉しいですね。
内装されていて見えないリアユニットはFOXのFLOAT X 。
もちろんトラニオンマウント規格で、しかもこのバイクに最適化されたチューニングが施されているとのこと。
総じてサスペンション関係は前後共に信頼性が高いセットアップで、激しいライドにも十分対応できるスペックと言えるでしょう。

ドライブトレインに関して言えばSX EAGLEとNX EAGLEのミックスでパーツスペック的には特筆する点はありません。
ですがハンガーがSRAMのユニバーサルディレイラーハンガー(UDH)となっているのはポイント。
先日発表されたばかりのSRAMの新型EAGLEトランスミッションを装備できるのはUDH採用のバイクに限られるので、将来的な伸びしろは非常に大きいと言えるでしょう。
SRAM取扱店ならどこでも購入可能なので、ハンガー自体の入手性が高いのもありがたいです。

SCOTTのMTBらしく見た目も性能も非常に魅力的なGENIUS ST、いかがでしたでしょうか。
風魔横浜に入荷したのはMサイズとなります。
今年のグリーンシーズンはこのバイクを相棒に各地のゲレンデ巡りなんてのも良さそうです。
国内への入荷量はかなり少量とのことなので、惹かれるものがある方はお早めにご検討ください。
2023.May. 22

毎年参加させて頂いている「アルプス安曇野センチュリーライド」に今年も行ってきました!
このイベントはリピーターが非常に多いことで有名で、今回ご一緒したお客様の面々も多くが複数回参加経験あり。
毎年楽しみにされている方も多く、系列店も合わせると実に40名以上のお客様が参加されました。
当店からは18名のお客様がエントリー。



例年と同じく前日に現地入り。
受付会場では多くの協賛企業がブースを出していて、風魔横浜でもお馴染みのマヴィックさんやワコーズさんのテントもありました。
商品の販促だけでなく、ニュートラルサポートやバイクのクリーニング・メンテナンスなどのサービスもして下さっています。
僕らは運良くトラブルに遭わずにゴールできましたが、参加された方の中にはお世話になった方も多いんじゃないでしょうか。

夜はホテル近くのこじんまりとしたイタリアンへ。ここが大当たりでした。
どの料理もおいしくてアルコールが進む進む。一応仕事で来ているはずなのに完全に旅行気分です。
とはいえ翌朝も早いのでほどほどで切り上げて床に就きます。


翌朝眠い目をこすりながらライド開始!
去年と違って一面の快晴、まさに最高のライドコンディション。
気温も高くて5月の松本だというのに朝から半袖で行けちゃいましたね。

田んぼの水面に景色が反射してとっても綺麗。
実況の方が言うにはこのリフレインを一番満喫できるのはこの時期なんだとか。
絶景には事欠かないAACRですが今年は数割増しに感じました。

毎年ルートが微妙に変わるのもAACRの楽しみの一つ。
プライベートで安曇野を走っていたら一生通ることがなかっただろうなという道が多数登場して、割と去年とは様相が異なる場所もありました。
でも意外に走りやすいんですよね、これが。
ルートを設定されている方の工夫は大変なものだと思います。


長野のイメージに反して走行距離の割には獲得標高は少なめ。
自分のログでは156km走って1350mアップでした。



もちろん所々パンチの効いた登りも登場しますが、登った先がエイドになっていることが多いので一息付けます。
提供されるフードは塩がしっかり効いていて、大量に汗をかいた身体にはこたえられません。
午後からは気温が30度以上になっていたので塩気が本当にありがたかったです。
受け取った瞬間から食べる事しか考えられなくなってしまうのでいくつか写真を撮り忘れてしまいました。
恒例のネギ味噌おにぎりはやっぱり最高!

気づけばあっという間にゴール。
道中が楽しすぎて、長距離だけど全然辛さがないですね。
一人で同じ距離を走ってもこうはいきません。
参加された皆様、お疲れ様でした。
熱中症や機材トラブルもなく、全員無事にゴール出来て何よりでした。
そして毎年多くのハードルを越えながら開催にこぎつけて下さっている主催者の方々に心からのリスペクトを。
来年も是非参加したいと思います!
2023.May. 22
抜群のフィット感と快適性を誇る世界最高のサイクリングウェアブランド「ASSOS(アソス)」
この度、数あるASSOS製品の中でもサイクリストから圧倒的な支持を得る“ショーツ”がお得にゲットできるキャンペーンをスタートいたしました!!
ぜひこの機会に「最高」と謳われるASSOSのショーツを手に入れて、上質なライドをお楽しみください。
2023 TRADE IN – TRADE UP ショーツ下取りキャンペーン
【キャンペーン内容】
ご不要となったお手持ちのショーツ(ブランドは問いません)を下取りとしてキャンペーンにエントリー頂く事でASSOSショーツが2,000円割引で手に入るクーポンが発行されます。
“下取り”という表現になっていますが、実際に製品をお預かりすることはございません。
現在お使いのサイクルショーツの画像のみでエントリーが可能です。
エントリーサイトよりクーポンコードを取得、店頭にてご提示ください。割引価格にて販売させていただきます。
【対象商品】
MENS対象商品
WOMENS対象商品
当店の今期リコメンドショーツは“EQUIPE R BIB SHORTS S9”
レーシンググレード“EQUIPE”の系譜を継ぐ今期よりリリースされたEQUIPE Rビブショーツ。上位モデルを簡略化し価格を抑えたモデルです。
価格は抑えめではありますが、確かなレーシングフィットにメインファブリックは新素材。深いブラックとしなやかな履き心地でハードなライディングをサポートしてくれます。

インドアからレースまで。新素材となったことで耐久性が上がっているのでハードに使い倒していただきたい逸品です。当然紫外線カット効果もございます。
製品やサイズ感など、お悩みの際はお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
【キャンペーンへのエントリー期間】
キャンペーンへのエントリーは5月31日(水)まで。
店頭でのクーポンご利用は6月5日(月)までの期間限定開催となっております。
キャンペーンサイトはこちらから。
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
2023.May. 21
このタイヤの発売を待っていた皆さま!風魔横浜は仕入れましたよ!
Continental Grand Prix 5000 TT TR 25c ・ 28c ¥17,000-(税込)

絶大なる信頼のGP5000の、軽量でさらに転がり抵抗値の低いタイムトライアル仕様、なおかつチューブレスレディ仕様。
ただひたすらに軽量化したわけでは無く、耐パンクベルトはしっかり採用!フックレスにも対応!
もうこれで間違いない!っていうタイヤです。
公称重量は25cで225g、28cで240g。GP5000S TRと比較して、25cで約25g、28cでは40gも軽量になっています。

25c実測

28c実測
軽量化はトレッドの薄型化とサイドケーシングを省いた点。
トレッドは0.5mm薄くなり最適化。ケーシングについてはちょっと整理してお伝えいたします。

左からクリンチャー・TT TR・S TR
GP5000クリンチャーは3層構造の330TPI。これは110TPIを3枚使っているということです。
GP5000S TRはトップが2層220TPI、サイドカットが心配なタイヤ側面のみ3層構造になっています。
GP5000TT TRは全て2層。この分が軽量化されているということですね。
薄くなったのでパンクリスクは増しているはずですが、耐パンク層が確保されていることで一定の安心感はあるでしょう。コンチネンタルのVectran Breaker、いつもお世話になっております。

ただ軽量化はあくまで転がりの軽さを追い求めた結果なのではないかと思います。
これは推測なのですが、トレッド・ケーシングが薄くなったことで「しなやかさ」を増し、それが転がり抵抗の低減につながっているのではないでしょうか。
一応念のため言っておくと、通常のGP5000と比較したら寿命は短いはずです。あくまで「レース機材」とご理解いただける方。一分一秒でも目標タイムに近づけたい。やれることはやっておきたい、というあなたの為のタイヤです。

入荷後急いでブログを書いた理由は富士ヒルに間に合うからです!
実際はもっと先の納期になっていたのですが急に入荷しました。代理店の方でも富士ヒルに向けてねじ込んでくれたのかもしれません。
今ならまだ最後の試走にも間に合うかもしれません。
ガンナが世界選手権TTを獲ったタイヤ、あなたの目標達成の助けになるはずです。
遠方の方はBIKE-ONLINEもご利用ください。こちらからどうぞ。
2023.May. 19

アミノバイタルⓇ全日本最速店長選手権 走ってきました。
自分程度ですと年間で一番注目していただけるレースですし、そういう注目に値する「ヤバイ店長」(誉め言葉です)が集まる個人的にも楽しみにしているレースです。
今回も、いつも強い店長に初めて見る速そうな店長がたくさん。皆さまの機材をコッソリチェックするのも個人的楽しみの一つでもあります。

レースの方はというと、結果から言うともう全然ダメ。
今年は結構乗っていて、FTPも歴代ベストに近いところまで上がっていて、なおかつなんだかんだで店長選手権は上手く走れたことが多かったので、多少なりとも爪痕は残したいと思っていましたが、、、箸にも棒にもとはこういうことだと言う走りしか出来ませんでした。


当日は30℃を超える暑さが予想されており、実際急に気温が上がったもので体がビックリ気味。試走で流しているだけでかなり高い心拍を記録しており、これはヤバイぞ、と。
なので序盤は得意の社長ポジション(一番後ろ)で様子を見ながら、10周目のポイント周回をきっかけに集団がザワザワしはじめましたが静観。逃げが出来ているであろうことは、コース後半の野球場の所は結構先まで見通せるので、気づいていましたが静観。ただずっと集団先頭付近がザワザワしていたのと、オーベスト西谷さんの姿がすでに集団にいない?野球場の先にも見えない?アレ、何人か追ってる?で、これはヤバイと全開で追っかけました。
が、ちょっと上げただけでヘロヘロになってしまって、さらにコース上の何か所かに前とのタイム差を教えてくれる親切な方がいらっしゃったのですが、タイム差は広がる一方。集団の前で3周くらい、3~4人で追いかけていましたがなんだか上手く回れず、振り返るとすぐ後ろに集団がいたので心折れ吸収。

集団に戻ってから、やっぱり皆様きついみたいでペースが上がらず、かと言って引っ張れるような脚も気力も無く、油断してると中切れしそうになったりでただ周回をこなすだけ。1lapされた一応完走者?の中では最下位の25位でフィニッシュ。もう全然ダメでした。
まぁ暑くて暑くて、水のフィードゾーンはみんな助かっていました。途中から渡してくれる人数も増えたような?ありがとうございました。
逃げ続けていた西谷さん、優勝したPedalist山崎さん、あの暑さの中で脚も気力もきっとキツかったでしょうに、強かったなぁ。お二人の牽制からのラストスプリントは真後ろで見させていただいて、それやりたい!羨ましい!と思って見ておりました。カッコよかったです。参加者の皆さま、運営の皆さま、応援にいらしていた皆さま、本当にお疲れ様でした。

高木はダメでしたが機材はいい感じだったのでご紹介しておきます。
乗り慣れたCervelo R5は反応の鋭さが最高。ちょっとしたギャップを埋めたり登り返しでパーンと踏んだらさくっと巡航ペースに上がってくれてと良く走ってくれました。
と言ってもあくまで上り系バイク。いわゆるエアロロードに空力で劣るフレームを、対等以上まで引き上げてくれたのはVision Metronの一体型コクピットにRoval Rapide CLX。
今回特別に用意したのはマチューもワウトも使ってるVittoria Corsa PRO。下総は路面が綺麗だし、これから富士ヒル等上るレースが待ってるので軽量な26cをチョイス。空気圧は4.9くらい。とってもしなやかでよく走る、乗り味の気持ちいいタイヤに仕上がってます。1レベル上のしなやかさが理由なのか明らかに減速感の少ない、スピードが乗る感じがあって気に入りました。
店長選手権はYoutubeで中継されており、平日だっていうのに見てくれていた方も多かったようでありがとうございました。
中継がそのまま今でも見られるようになってます。僕は見ていると思いだしてしまってどんどんツライ気持ちに、、、笑
応援して頂いた方ありがとうございました。またこれからも気持ちの良いライドに、富士ヒルはじめレースなどなど、楽しめるよう準備して行こうと思っています。また一緒に遊びに行きましょう。
精進せねば。

2023.May. 13

雑誌「サイクルスポーツ」の名物企画【アミノバイタルⓇ全日本最速店長選手権】。自分が参加するようになる前からファンとして楽しみに見ていたレース。光栄なことに今年もお声がけ頂いたので走ってきます。
今年は5/17(水)下総フレンドリーパークにて開催です。
全国の強豪店長と走る時間はすっごく楽しいのですが、、辛いんですよね。特に下総はずっと速いのでキツイし苦手。なんだか急に思い出してしまいました。
昨年はラッキーでポイント賞をゲットできましたが今年はどうでしょうか!?今年も例年以上に強い店長がたくさんいらっしゃるような気が、、、練習してますが捗っていないので期待しないでください!
今年もサイクルスポーツ公式YouTubeにて生配信があるようです。13時から。お時間のある方はぜひ。