【最高峰エアロロード】SCOTT FOIL RC 30
2023.Apr. 11
UCIの新レギュレーションに対応し3代目にモデルチェンジしたFoil。
先代と大きくフォルムが変わりかなり話題を呼んでいましたね。
発表から時間がかかりましたがようやく風魔横浜にもやってきました!
■SCOTT FOIL RC 30 ¥770,000-(税込)
1:3のルールの撤廃と完全ディスクブレーキ専用設計になったことで更なる進化を遂げたFoil。
先代モデルよりも21%速く、9%の軽量化、10%快適性が向上しているとのこと。
実際に見てみると写真で見るよりもよりも薄い!とにかく薄いです。
ヘッドチューブを薄くするために1インチコラムを採用や、新レギュレーション対応バイクあるあるでシートポストまで薄く、Di2のバッテリーも入りません。
Di2のバッテリーはBBとシートチューブ接合部付近に収納されています。
エアロへの本気を感じますね。
そしてピュアなエアロロードながらフレーム 985g・フォーク 475gと重量も比較的軽め。
ロードバイクの速度域では重量よりも空力性能と言われますが軽いに越したことはないですよね。
ちなみにFoil RC 30は、新型Foilの中では手頃な価格帯に位置するモデルなんですが侮ることなかれ。
Foil RC 30のフレームはHMXグレードで、ワールドツアーの選手が使っているのもこのHMXグレードというカリカリのハイスペックバイクなんです。
新型Foilの特徴的な部分と言えばやはりシートポスト、「Syncros Duncan SL Aero CFT」。
特許取得済みのこのシートポストは非常に薄く扁平した見た目ですが、実際には2つのパーツに分かれた構造をしています。
前側のカーボン製耐荷重ピースが大きくしなることで快適性を高めています。
快適性の向上だけでなく、路面が荒れていてもペダリングが安定するという効果も。
後方のカバーの部分に入れ替えて付けられるリアライトや、ノーマルタイプのシートポストも別売りでラインナップがあります。
ハンドル周りは専用ステムでホース類を内装。切れ角の制限はありません。
ハンドルのクランプは一般的な31.8なのでお好みのハンドルをお使いいただけます。
角度は10度で長さも70~140mmまで10mm刻みでラインナップされています。
昨今のエアロなバイクはポジションの自由度が少ないものも多い中、サイズ展開が細かいのは非常に嬉しいポイントですね。
ポジションが定まったら専用の一体型コックピットCreston iC SL Aeroに交換したい所。
335gとかなり軽く、さらにエアロ性能も向上します。
こんな攻め攻めなクリアランスは久しぶりに見ました。
いかにもエアロ!という感じが最高です。
装着されるタイヤはフロント25c・リア28cと珍しい前後異サイズ。
フレームのタイヤクリアランスは30mmとなっています。
コンポーネントは105Di2。
正確で素早い変速、レバーのコンパクトさ、操作の楽さなど電動変速によるメリットは大きいです。
それに内装式のバイクはやはり電動コンポが理想ですよね。
シマノ12速なので、後々アップグレードしたくなっても部分部分でのパーツ交換も可能です。
生まれ変わったFoil RCを風魔横浜でご覧ください。
最近のSCOTTのカラーリングはどれもすごくカッコいいですが、個人的にはこのFoil RC 30の赤がイチオシ。
カーボン地が透けているグラデーションにクロームのロゴは反則です。
サイズはSサイズ、適応身長目安は160~170cmとなっております。
サイズや在庫などお気軽にスタッフまでお尋ねください。