2025.Jan. 10
ロードバイク大エアロ時代の今にピッタリなエアロタイヤが入荷しました。
■Continental AERO 111 29C ¥19,800-(税込)
レーシングカーなどの空力設計やロードバイクホイールを手掛ける空力のプロフェッショナルSwiss Sideと、ビッグメーカーDT Swissの3社によって開発されたフロント専用の究極のエアロダイナミクスタイヤAERO 111(エアロトリプルワン)。
2024年のツールでも一部のチームにだけ供給されて話題になっていましたね。
表面の48個のボルテックスジェネレーターと呼ばれるくぼみが意図的に乱流を発生させ、フロントホイールの空気の流れをコントロールする役割を担っています。
ヨー角が大きくなるとより効果も大きくなり、空力性能だけでなく横風耐性・ハンドリングも向上するとのこと。
ちなみにAERO 111はディープリムへの取り付けが考慮されているそう。
リムハイトの高いホイールの方はより恩恵を受けられそうです。
AERO 111のベースとなっているタイヤは天下のGP5000S TR。
優れた耐パンク性能やグリップはGP5000譲りです。
が、ウェットグリップは最高レベルに高くなっており我々の愛するBicycle Rolling Resistanceでも高く評価されています。
重量は29Cで実測282g。
GP5000S TR 28Cと同程度の重量です。
もっと軽いTLRタイヤはありますが、フロント専用で空力性能もグリップ力も高いのであれば選ばない理由はないのでは。
前輪はAERO 111、後輪は軽いGP5000TT TRやENVE SES RACE DAYなど…想像が膨らみますね。
国内への初回入荷量は冗談抜きで極小。店頭には残り1本のみとなっております。
スタッフにも狙われていますので気になった方はお見逃しなく。(笑)
BIKE-ONLINEでもご購入いただけます。ご来店が難しい場合はこちらもご利用ください。
2024.Dec. 29
トリは荷が重いような気もしますが、買って良かったものランキングラストは鈴木編です。
第3位 ビッグギア(54-40・11-34)
数年前から流行りつつある大ギア×大ギアの組み合わせ。
ずっと変えたいなーとは思っていたのですがついに変えました。
掛かりが良いし、脚当たりが軽くて良い感じです。
明確に速くなった!というわけではないですが、大ギアの組み合わせに変えたお客様もみんなそうおっしゃるので気のせいでは無いハズ。
下りでより踏めるようになったのも嬉しいです。
12速だとカセットのギア比がワイドになったのも、11-30Tに34Tが増えたくらいの感覚で全く気になりません。
あとやっぱりチェーンリングはデカい方がカッコいいですね。
これも変えた動機の1つです。
第2位 ENVE SES RACE DAY TIRE
このタイヤは衝撃的でした。
衝撃を受けたランキングではぶっちぎりで1位です。
ENVEから超軽くて転がりの良いヤバいTLRタイヤが出ると聞いて迷わずオーダーしました。
その重量なんと29Cで210g。
他社ハイエンドタイヤと比較しても敵なしと言ってもいいほどです。転がり抵抗もかなり低い部類。
我らがBicycle Rolling Resistanceでも高く評価されています。
普段の自転車通勤ルートは特に頑張ったり狙ったりしている訳ではないのですが、このタイヤに変えてからPR更新しまくり&ちょっと踏んだらKOMと気のせいレベルではないくらい速いです。
1本¥19,800-とお値段もぶっ飛んでいますが、間違いなくその価値はあります。
皆さんもここぞと決めたレースのお供に是非。
第1位 S-WORKS TARMAC SL8
買っちゃいましたSL8。SL7からの載せ替えです。
デビューした時から欲しかったんですが、当時は在庫薄すぎて買えませんでした。
試乗やお客様のバイクのチェックなどで散々乗っていたので分かってはいたのですがとにかく軽い。
持った重量だけでなく乗っているときのあらゆる挙動が軽いです。
登りはもちろん下りもめちゃ速くて気持ち良い。
SL7も良いバイクなので「ちょっと軽くなっただけだったらどうしよう」と心のどこかで心配していましたが、大満足です。
SL7がほぼ黒!という感じだったので、次のバイクはグロス塗装で色のついたフレームに乗るとずっと宣言していた通りギラギラな赤にしました。
VENGEにもこんな雰囲気の色がラインナップにあって欲しいなーと思いつつもスルーしたので未練を晴らせた感じがします。
ENVEのデカールもロゴ色に合わせて白に張替え。
重量もペダル込で6.8kgほぼジャスト。完璧です。
来年は1年以上前から欲しいと言い続けていたENVEの一体型ハンドルがようやくデリバリーされそうなので今から楽しみです。
コンチネンタルのAERO111も気になります。
買い物ばかりではなく乗る方ももう少し頑張らないといけませんね。笑
本年はありがとうございました。また来年もよろしくお願いします!
2024.Dec. 27
Festive500も始まり年末って感じがしてますね。みなさま乗ってます?無理するのが良いんですよFestive500は。しっかし今年は寒い!すでに最強装備でライドに臨んでおりまして、1月2月はどうなっちゃうのか心配しております。
そんなワタクシが今年買って良かったもの、ベスト3を発表いたします。
第3位 PROLOGO DIMENSION R2
運命のサドルに出会うのは難しいですが、私は出会いました。
PROLOGO DIMENSION NDR NACKを試乗したら、あまりに完璧だったので買ってしまった、というのを昨年の「買って良かった高木編」に書きました。その際、もっと軽いDIMENSIONが出ないかなぁ~、とも書きました。
今年リリースされたDIMENSION R2 NACK。ディメンションシリーズ最軽量で、前乗りしやすいように形状がアップデートされているとのこと。展示会で発見、担当の方に「買います!」と言って展示会場を後にしたのを覚えています。
薄くなることで完璧さが失われないか心配していましたが、取り付け角度を変えることで対応できました。後部はどっしり座れて、先端部での前乗りも安定する印象。
2025はVISMAがPROLOGOを使用するようで、ワウトの方から私に合わせてくるのは意外でした。
軽量化とシュッとした見た目、実はDARIMOも買いまして、サドル周辺の軽量化が進みまくった2024年でした。
第2位 SOLESTAR BLK2
当店のフィッティングを担当しております私。インソールの重要性は人一倍強く認識しております。
SOLESTARは以前より気にしていたインソールの一つでしたが、取扱代理店の変更により当店でも扱えることになったので試してみることにしました。ワウトも使っているとの噂もありますし、どんなものかわからないと勧められないですし。
もともとはアーチの高さに合わせたインソールにスペーサーをいくつか入れてバッチリの状態を作っていましたが、とりあえずSOLESTAR1枚だけにしてみました。マニュアルにも記載があるように、しばらく慣らし期間が必要。初めて足を入れた時にはシューズ内の違和感がすごかったです。
ところが1~2週間もすると違和感ゼロ。すぐに何も感じなくなりました。驚き。
私の買ったBLK2は完全にワウト用。非常に硬いです。私の場合ペダリング中は快適なのですが、その他漕いでいない時間、例えば立っている時や歩いている時などは痛いです。トップオブトップ以外の方はKONTROLにしたほうが良いと思います。
導入検討中、フィッティングを教えてもらった先生にも相談しました。すると最近のシューズはサポート力を高めておりSOLESTARと機能的に重複する部分も大きいので劇的変化はしないかもしれないとのことでした。ちなみに私はS-WORKS ARESを使用中。
それからしばらく後のこと。別件でポジションが迷子になった際にセルフRETULでチェックしてみたところ、PC上に描かれたのは完璧な膝の軌道。導入からかなり時間は経っていましたが「そうかSOLESTAR完璧だったのか!」と確信できました。
足に合わせるタイプとは少し異なる「足を正しい状態に持っていく」タイプのインソールなので、導入→即「最高!」となる方は少ないと思います。が、スペーサー的なものを何個も入れて調整していた私がSOLESTARだけで理想のペダリングができている。これはなかなか良いのではないでしょうか。何より構造的にヘタリにくいはず。
サイズ選びが難しいので風魔横浜でご相談ください。
第1位 ENVE SES 3.4 NEW STRAIGHT SPOKE
激軽いホイール、エアロ性能が高いホイール、踏んだ後伸びるホイール、めっちゃ硬いホイール、世の中にはいろいろあります。
さらに、スペックでENVEを上回るホイールも多数ありますが、それでも言います、ENVEが一番走ります。
今年は幸運なことに富士ヒルでゴールドが獲れたのですが、このホイールでなかったら獲れなかったと本気で思っています。
私は3.4をチョイス。超軽量の2.3でもポガチャル愛用の4.5でもエアロ最強の6.7でもなく3.4にした理由は
①どちらかというと上りでアドバンテージが欲しい
②かと言って上りに全振りしたいわけではない
③ディープリム着用時に爆風で落車しそうになったことが何度かある(トラウマ)
④40~45mmハイトのホイールが一番かっこいい(主観ですが間違っていないと思います)
⑤私はポガチャルほど速くない(彼のL2は私のL6)
借りてSES4.5を履いてみたこともあります。確信しました。私は3.4が一番好きでした。あぁ良かった。
軽くて扱いやすくて良くかかって太いタイヤを低圧で使えてラチェットの耐久性も文句なしでエアロでENVE、
一番かっこいいホイールが一番走るホイールだなんて、なんて素晴らしいことでしょう。
値段とラチェット音がうるさい以外は完璧ですし、愛すれば愛するほどラチェット音がうるさいことも愛らしく思えてきます。
値段も一番いいので高くありません。ENVEを信じてください。
ちなみにタイヤもENVE RACEDAY 29cを使用中。こちらも合わせて最高です。
番外編 SMITH SHOUTOUT
車で使うことが主なのでランク外としたのですが、こんなに良いサングラスはないですよ、ということで激しくオススメしたいのがこちらSMITH SHOUTOUT。
スポーツサングラスに使われることが多いのはプラスチックやポリカーボネートのレンズだそうですが、こちらはワンランク上の上質さ、ガラスのレンズです。
SMITHの営業さんに「バチバチ見えますよ!」と言われたのを信じて買って良かったです。「バキバキ」だったかな?
まぶしい直射日光から薄曇り、トンネルの中までもクリアでバチバチに見えやすい。今までもSMITHのLOWDOWNを使っていましたがガラスのSMITHレンズは次元が違いました。
LOWDOWNより少し大人っぽいところもお気に入り。ウチのキッズに壊されないよう大切に使っています。
2025年もチャレンジしたいこと盛りだくさんで家計に負荷をかけそうです。すでに決めているのはENVEの一体型。かっこいいので仕方ない。
ということで皆様が良い年末年始を過ごせますように。
2024.Dec. 23
毎年恒例の「風魔横浜スタッフによるその年買って良かったものランキング」のお時間です。
今年も佐藤が先陣を切らせて頂きます!
第3位 GARMIN Edge 1050
530からの買い替え。
なお佐藤のGARMINライフは800→810→820→530と来ているので1000シリーズはこれが初めてです。
そろそろ新世代のGARMINが欲しいなぁ、やっぱり840かなぁなどと思っていたのですが、ある日営業さんが持ってきた1050に衝撃を受けまして・・・
液晶の綺麗さはスマホと見まがうほどだし、入力に対する動作の速さもこれまでと別次元。
その後お客さんのバイクに取り付けるたびにボルテージが高まっていき、価格改定の直前に駆け込み購入したのでした。
今のところGARMIN PAYなど1050特有の機能については活用できているとは言い難いのですが、大画面で液晶が綺麗で動作が早いというだけで満足です。
バッテリーの持ちもソーラー搭載の〇40シリーズより劣るとはいえ、530よりは間違いなく長いです。
あとは電子ベルの存在ですね。
内臓スピーカーからベル音を出せるんですが、この操作をDi2の隠しボタンに割り当てることができるのです。
俺の自転車はSTIレバーでベルを鳴らせるんだぜという謎の優越感。
店内でことあるごとにチリンチリンしていたら今では誰も反応してくれなくなってしまいました。
皆さんもご注意ください。
第2位 ASSOS MILLE GT WIND VEST C2
去年のランキングで買うと宣言したASSOSのジレ、公約通り買わせて頂きました。
白状するとジレを所有するのは人生でこれが初めて。
これまでジレの良さというものを全くイメージできていなかったのですが、春夏秋冬、暖かさをちょい足ししたいシチュエーションで大活躍でした。
ウィンブレよりも格段に小さく畳めるので、思考停止で着て行っても邪魔になることがないです。
想像をはるかに超えて使い勝手が良かったのでもっと早く買っておけばよかったと思いました。
対になるMILLE GT WIND JACKETと違うのは背面がメッシュになっていること。
蒸れないので半袖シーズンでも着られます。
より暖かさが必要ならWIND JACKETを着ればいいというわけで、明快に使い分けられるというのも有難いです。
両方所有する意味は十分にあると感じましたね。
何よりジレを着ているとサイクリストとして一段上の存在になれた気がして嬉しいというのがあります。(?)
皆さんもジレ着ましょう。
第1位 ジェイテクト ONIベアリング
一位はやっぱり鬼ベア。
今年は佐藤にしてはそれなりの年間走行距離を達成したんですが、それもこのベアリングの力が大きいです。
これを入れると走るのが本当に楽しくなります。
おかげさまで取り扱い開始以来、多くのお客様からご注文を頂けました。
お買い上げいただいた皆様例外なくこれはヤバいと仰るのですが、その驚きと興奮が混じった顔を見る度に嬉しくなりました。
一通り手を入れて、これ以上自分のバイクにいじる余地はないと思っているそこのアナタ。
そのバイクはまだまだ楽しくできますよ!
ランクインこそしませんでしたがGIROのALIES SPHELICALとかASSOSのHASHOOGIジャケットとか、今年買って良かったものは他にもいろいろ。
もし買っていたらAS2 PROも確実にランク入りしていたことでしょう。
毎度のことですが、こうして振り返ってみると思ったより自転車にお金を使っていました。
いい加減キリギリスのような生き方をやめよう、地に足の着いた生活をしようと心掛けていたのですが・・・いつになったら真人間になれるんでしょうか。
来年こそは貝のように静かに暮らしたいと思います。
それではまた店頭でお会いしましょう。
来年もよろしくお願いします!
2024.Dec. 20
ついに風魔横浜でも電動ポンプの取り扱いを始めました!
■CYCPLUS AS2 PRO ¥16,930-(税込)
今回取り扱いを始めたのは「現時点で最も完成された電動ポンプ」との呼び声も高いCYCPLUS(サイクプラス)の製品です。この1,2年で急速に普及した感のある電動ポンプですが、その理由としてCYCPLUS製品の完成度の高さがあったからというのはよく指摘されています。
電動ポンプそのものはこれまでにも存在していましたが、空気が入るのに時間がかかるだとか、サイズが大きすぎるだとか、何らかの欠点を抱えることが多かったのが実情。これなら無理に使う必要がないよねといった感じでハンドポンプやCO2ボンベの代替となることはありませんでした。
そんな逆風の中からブームの火付け役となり、あまつさえベンチマークとなるまでに至ったCYCPLUSの製品がどれほど革新的だったか。保守的なサイクリストの間にも瞬く間に広がったということからも、同社の製品の良さがおわかりいただけるんじゃないでしょうか。
確かに1回使ったら二度と手放せないというのはスタッフも実感しているところです。
現在CYCPLUSの電動ポンプは3種類存在しますが、今回ご紹介するのは最もロードバイク向きと思われる「AS2 PRO」。
サイズの小ささとパワーの強さを高い次元で両立しており、3つの中では1番人気とされています。
本体の大きさは上の写真の通り、CO2ボンベ2本と同じくらい。
ボンベよりも厚みはあるものの、サドルバッグやツールボトルにも問題なく入るくらいの小ささです。
重量は120g。
使い方も超簡単。
電源を入れたら気圧を指定し、バルブに押し付けてもう一回電源ボタンを押すと空気が入っていきます。
(樹脂バルブ用に延長チューブも付属します。)
指定圧に達すると自動的に動作が止まります。
圧を指定できるというのがいいです。
太いタイヤを低圧運用する際は空気圧管理をシビアに行いたいもの。
特にチューブレスの場合、ベストな空気圧から少しずれるとタイヤの性格がまるで変わることもありますからね。
携帯ポンプはもちろん、フロアポンプでも0.1bar単位で毎回正確に入れるのは困難ですが、電動ポンプなら簡単です。
電動ポンプというのは出先での緊急用と見る向きもありますが、フロアポンプ替わりの日常用として使われるケースも増えているのだとか。
これは大いに理解できます、何しろ店頭にデモ機が届いてからスタッフが自宅で空気を入れることはなくなったので。
バッテリーの持ちや空気の充填時間は↑のような感じです。
ゼロから満充電までに必要な充電時間は30分。
サイズの小ささのわりにバッテリーの持ちがよく、空気が入るのも早く、充電時間も短いというのが特徴です。
どちらかというと空気を入れている時よりも高圧に対抗している時の方が電力の消費が激しい模様です。
なので内幅25mmフックレスで3気圧とか4気圧で運用している場合はあんまりバッテリーが減りません。
MTBでも問題なく使えるスペックですが、更なる稼働回数を求めるならバッテリー容量が2倍になった「AS2 PRO MAX」という製品もあります。
唯一気になるのは動作音がうるさいということ。
強めの掃除機くらいの音が出ます。
ただ競合と比較すれば割とおとなしい部類なので(比喩抜きでこれの2倍うるさい製品もあります)、その点でも性能のバランスが取れていると思います。
とまあいろいろご説明した通り空気入れの世界に革命を起こしたアイテムです。
日常用としてもパンク修理用としても、「普通のポンプで十分」「電動じゃなくていい」といった固定観念を完全に吹き飛ばす魅力を持っています。
先述の通り店頭にデモ機をご用意しておりますので、実際の使用感や稼働音がどんなものなのか、ぜひ試してみてください。
電動ポンプがここまで進化していたということに驚きを覚えるはずです。
おなじみの当店通販サイトBIKE-ONLINEでも販売中です。
来店が難しい場合はこちらもご利用ください。
2024.Dec. 13
先日に引き続き、ASSOSポップアップストアにて展示中のアイテムからスタッフ注目商品をご紹介します!
今回はASSOSファンの間で評価の高い、ちょっとマニアックなアイテムです。
■SPRING/FALL THERMOBOOSTER P1
スプリングフォール サーモブースターP1。今期初登場のアイテムです。
一見ただの春秋用ジャージに見えますが、実はその正体はインナージャージ、いわゆるミッドレイヤー。
ウィンタージャケット単体では寒さが厳しいときに中に着こむことで一段と保温力を上げることが出来ます。
そしてそれだけではなく、見た目通りに春秋用ジャージとして使うことも可能。
これ一枚持っておくだけで春秋冬と3シーズン使用できる、対応力の高いアイテムとなっております。
これの前身商品である「ASSOSOIRES GT LS MID LAYER」もニッチアイテムでありながらASSOSファンからの評判が良く、隠れた名品でした。
今期のモデルチェンジではバックポケットが追加されたことと、首回りに「StruzzoKragen(ストルッツォクラーゲン)」が使われるようになったことが大きなトピック。
着心地の良さはもちろん、春秋の単体トップスとして使用することも念頭に置き、使い勝手が大きく向上しています。
ところで上の写真を見ると袖が特徴的な造りになっていますね。
他にこんな袖をしたアイテムを見たことがあるという方もいるんじゃないでしょうか。
そう、EQUIPE RS SPRING FALL JACKET TARGAです。
ちょうどEQUIPE RS SFジャケットも展示中だったので比べてみました。
確かに同じ袖をしていますね。
これは縦に網目を入れることによって伸縮性を増し、風に当たってもバタつきをなくすための工夫。
タイトなフィットでありながら腕への締め付け感は皆無であり、着用時の快適さは特筆ものです。
しかしながら袖以外の部分はまったく違う作りとなっています。
EQUIPE RSジャケットの前面裏側はご覧の通り少し厚みのある起毛素材となっているのに対して、サーモブースターは極薄のニット生地を使用。
これも新開発の素材でSCUBAと名付けられています。カーボン繊維が織り込まれているのが特徴。
裾部分も大きな違いがあります。
EQUIPE RSジャケットが折り返し処理&滑り止めが配されているのに対し、サーモブースターの方はレーザーカットによる切りっぱなしとなっています。
生地の厚みの違いにも注目です。
暖かさ重視のEQUIPE RSジャケットに対してサーモブースターは薄さと軽さを重視した作り。
これはつまり中に着こむだけでなく、出先で脱ぐことも想定しているということです。
裏起毛ではありますが、超薄手生地なのでウィンドブレーカーのようにコンパクトにたためます。
このようにサーモブースターは単体での性能もさることながら別のアイテムとのコンビネーションを前提とした設計になっています。
他のトップスと比較することでその違いがよくわかるのではないでしょうか。
こんなに薄くて効果あるの?と思うかもしれませんが、これを着込むと暖かさが全然違います。
その効果のほどは実際に触って体感してみてください!
比較対象となったEQUIPE RSスプリングフォールジャケットについても少し。
サーモブースターがコンビネーションを前提としているのに対して、こちらは単体での性能を突き詰めたモデル。
数あるASSOSの春秋トップスの中で最も高価なハイエンドなだけあって、そこまでやる?と思わせるほど常軌を逸した工夫がされています。
今回のポップアップにいらして頂いた際はぜひこちらのジャケットもご覧になっていってください。
なかなか店頭には置けない商品なので・・・
ASSOSポップアップストアは今週末までの開催となっております。
ノベルティの数にはまだまだ余裕がありますので、ぜひご来店ください!
2024.Dec. 9
12/15まで開催中のASSOSポップアップストア、おかげさまで大盛況です!
本日は展示しているアイテムの中からスタッフが注目している商品をピックアップしてご紹介。
■MILLE GTS SPRING FALL JACKET C2
まずは春秋モノのオススメアイテムから。
いい感じの新色が多数リリースされたMILLE GTSスプリングフォールジャケットです。
ASSOSの春秋トップスにはジャージの名を冠した商品とジャケットの名を冠した商品の2種類があって、位置づけ的にはジャケットの方が上位となっています。
MILLEでいえばGTだとジャージ、GTSだとジャケットといった具合。
MILLE GT スプリングフォールジャージはそれはそれは素晴らしい着心地で自分もお気に入りなんですが、機能面ではこちらのジャケットに軍配を上げざるを得ません。
明確に違うのは前面が防風素材で背面はメッシュになっているという点。
この防風素材は新開発のもので、非常に防風性能が高いのに伸縮性が高く、しかも防風素材とは思えないくらい柔らかな着心地なのが特徴。
また首回りにも「StruzzoKragen(ストルッツォクラーゲン)」という名の新素材が使われていて、これの肌触りがまた良いんだな、これが。
実は自分も今年から使っておりまして、11月はほぼ毎日これでした。
秋が深まって少し冷えてきた頃合いの通勤時間帯では他の選択肢は考えられません。
朝晩が6~7°くらいになってからは冬物にチェンジしましたが、日中だけならレイヤリング次第で問題なく走れると思います。
暖かいのに蒸れない、幅広いシーンで使えてしかも着心地も良いと、最強の春秋アウターというのに相応しい出来映え。
ジャージよりちょい高額ではありますが、使ってみれば納得。
個人的に超オススメの春秋ジャケットです。
■MILLE GT HASHOOGI WINTER JACKET S11
こちらは今期初登場のアイテム。
定番のMILLE GTのウィンタージャケットがS11世代相当にリニューアルされました。
MILLE GTの冬ジャケットはASSOSの冬物アウターの中でも一番ベーシックな商品なので、セールス的にも最大のボリュームゾーン。
そんな商品を刷新するにあたって今回ASSOSも相当気合を入れてきました。
新たに「HASHOOGI」のサブネームを与えられていることからもそれがわかります。
(HASHOOGIの語源についてはよくわかりませんが・・・)
どのように進化したかというと、新たに開発された素材の数々を絶妙に使い分けることで防風・透湿・保温・着心地が更にレベルアップというもの。
なんだか有りがちな謳い文句だなと思うかもしれませんが、そのレベルアップ度合は半端じゃありません。
毎冬をULTRAZウィンタージャケットで過ごす寒がりな自分でもこのジャケットだけで越冬できそうと思えるほどです。
注目したいのは前述の新素材「StruzzoKragen(ストルッツォクラーゲン)」がこのジャケットにも使われているという点。
この素材の有難みはウィンタージャケットだと一層実感できます。
ジッパーを一番上まで上げても息苦しさがまったくないし、首回りの肌にゴワゴワ感を与えないので快適さが段違い。
適度な透湿性でジャケット内の過剰な熱を逃がしてくれるという機能もあります。
実際に着てみて強く印象に残ったのは腕や肩の動かしやすさです。
例えばライド中に路面のギャップに備えてハンドルへの荷重を抜くような時、ダンシングへの移行時、ハンドルを引き付けてスプリントするときなど、上半身とハンドルの距離が変化するようなタイミングで体の動きを阻害するような感じが一切ありません。
ウィンタージャケットというのはある程度の動きにくさは我慢するものと思っていたので、この感覚は感動モノでした。
首回り、背中、袖に柔らかい生地をうまく使ってあることと、優れた立体裁断の賜物なのでしょう。
この素晴らしさはぜひ実際に味わっていただきたいですね。
そんなわけで本日は定番アイテムのご紹介でした。
定番以外にもASSOSマニア向けのニッチなアイテムや、各種ウォーマー、キャップやグローブなどの小物類まで幅広く展示しております!
ASSOSの世界観を凝縮した一角、ぜひご覧にいらしてください。
ポップアップストアは12/15(日)まで。
皆様のご来店お待ちしております!
2024.Dec. 3
今年だけでもブエルタ、五輪ロードを制したTARMAC SL8。
女子チームのSD Worxの無双っぷりまで数えたらキリが無いほどの勝利を収めていますね。
そんなSL8のフレームセットが風魔横浜にございます。
■S-WORKS TARMAC SL8 フレームセット 54サイズ ¥792,000-(税込)
サテンカーボン/シナンブルー/シルバーブルーパールフェード/メタリックホワイトシルバー
もはや説明不要のレーシングバイク、S-WORKS TARMAC SL8のフレームセットです。
プロ選手の功績だけでなく、国内の多くの強豪ホビーレーサーの方もTARMACを駆り勝ちまくっています。
そのTARMACの最新型SL8は前モデルTARMAC SL7からフレームセットで約100gの軽量化が行われています。
フレーム重量は驚異の685g(56サイズ)。
エアロオールラウンドバイクの重量も遂にここまできたかという重量です。
フレーム重量だけでなく、シートクランプなどのあらゆるスモールパーツも軽量化が施されておりメーカーの軽量化への熱意が感じられます。
発表時には話題を呼んだヘッドチューブ周りですがもう完全に馴染みましたね。
UCI新レギュレーションに対応したバイクは各社軒並みヘッドチューブが深くなっています。
やはり最初に風を切るところの影響は大きいようです。
Aethosを彷彿とさせる細身のリア三角やBB周り。
Aethosの開発者ピーター・デンクはSL8にも関わっているとのこと。
新UCIルール下で薄くなったシートチューブ・シートポスト、さらに空力に影響の少ない箇所を最適化することで部材を減らし重量を削減。そうしてヒルクライムバイク以上の軽さを実現しているようです。
このカラーリングもカッコいいんです。
パッと見ではマットブラックに見えますが、青~緑~紫に色が変わるフレークが薄っすら吹かれていてかなり上品な雰囲気。
写真ではなかなかお伝えしにくいのですが、光の当たり方によってはかなり大きな色の変化が見られます。
また、SL8はフレームセットのカラーリングがすごく多いのですが、このカラーはトップレベルに塗装が軽そうなのもポイント。
グロスや凝ったペイントもカッコいいのですがどうしても塗料分重くなってしまいます。
塗料分の50~100グラムまで追い求める方はこれですね。
SL8を買うなら必需レベルのアイテム、Rapideコックピットもメーカーに割と在庫がある状況です。
フレームやハンドルのサイズが不安な方はRETUL FITでのフィッテングも承っております。
サイズは54。
適応身長目安はおよそ170cm~178cmほど。
このカラーの54サイズはメーカー完売のカラーですのでお探しの方はお見逃しなく。
【SPECIALIZED】 無金利キャンペーンは12/16までとなっております。
在庫や組み立てのご相談など、お気軽に風魔横浜までお問い合わせください。
2024.Nov. 30
ポガチャルのトリプルクラウン達成を記念して作られた限定モデルのアイウェアが入荷しました。
■AEROSCOPE WORLD CHAMPION Limited ¥37,000-(税込)
今回の記念モデルではSCICONを代表する2モデルが発売されているのですが、当店に入荷してきたのはこちらのAEROSCOPEの方。
とてつもない視野の広さを得られるビッグレンズと、セミフレームレス構造による締め付け感の丁度よさ、付け心地の良さが特徴です。
風魔横浜ではSCICONのサングラスは少々馴染みが薄いかもしれませんが、UAEをはじめとするプロ選手たちのフィードバックによって磨き抜かれた製品群は間違いなく一級品。
特に調整機構の秀逸さやレンズのクオリティは他のビッグブランドに勝るとも劣りません。
「まるでテーラーメイドのようなフィット感を実現する調整機構」とはSCICONの謳い文句で、それを体現するのは次の三点。
・テンププルアームの長さを120~130㎜で調整可能なSCALAシステム
・高いベンチレーション効果をもたらすと共にレンズ交換を容易する仕組みを兼ねるVenteX ファンネル
・上下5㎜の位置調整が可能なノーズブリッジ
加えて上述のセミフレームレス構造(レンズ中央にはフレームがない)によって締め付け感が少なく、日本人の顔面にもフィットしやすいようになっています。
レンズはSCN-PPレンズと言って、コントラスト強調機能を備えています。更にUVカット率100パーセントを実現。
つまり現代のアイウェア界で最高水準の性能を持つということです。
上の画像はこのモデルの標準レンズ「MULTIMIRROR BRONZE」(透過率17パーセント)の比較図。
アフターで販売されているレンズの種類も非常に豊富で、幅広い透過率の物に変えることができます。
もちろん調光レンズもラインナップされています。
これに加えて特筆するべきは『SCRATCHED LENS REPLACEMENT PROGRAM』と呼ばれるレンズ生涯保証サービス。
レンズに傷がついてしまっても少々の手数料+送料で新品交換が一生涯可能という素晴らしいサービスです。
このサービスの存在がSCICONのサングラスを選ぶ大きな原動力の一つとすら言えます。
詳しくは下記の代理店ページをご覧ください。
https://manys.work/2021/12/scicon-scratched-lens-replacement-program/
スペア用のクリアレンズが付属しています。
雨天時の使用にこちらがおすすめ。
付属のポーチはサドルバッグとしても使えるというユニークなものです。
とまぁSCICONのアイウェア、最近使用者が増えているのも納得だなと思える出来です。
この機会にSCICONでアイウェアを新調してみるのも悪くないかも。
なお今回ご紹介したリミテッドモデルは国内限定96個のみの販売ということです。
ポガチャル云々を抜きにしてもカッコいいデザインだと思いますので、ビビッと来た方はお早めにどうぞ。
例によって当店通販サイトのBIKE-ONLINEでもご購入頂けます。
遠方の方はこちらもご利用ください。
2024.Nov. 29
12月6日(金)~12月15日(日)までスイスのウェアブランド「アソス」のポップアップストアを風魔横浜店頭にてオープンいたします!
期間中は秋・冬シーズンをより一層快適にライドを楽しむためのタイツ・インナーウェアをはじめ、ジャケットからウィンドシェル、アクセサリーに至るまで豊富なラインナップをご用意しております。
急に寒くなった昨今ですが、これからの季節を快適に過ごすための豊富なラインナップを展示。
実際にお試しいただける機会です。
メンズモデルに加え、普段なかなかご覧いただけないレディースモデルを数多く展示いたします。
「女性モデルを実際に見てみたいけど、どこで見れるの?」とお悩みの方にはピッタリの機会かと思います。
フィッティングやおすすめの着合わせなど、お客様の楽しむルートや運動強度に合わせたご案内をさせていただきますので、お悩みの際はお気軽にスタッフまでご相談ください!
期間中はご来場・ご購入特典として数量限定でASSOSノベルティもご用意しております。
※数量限定、先着順とさせていただいております。品切れの際はご了承くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。