2020.Dec. 27
いよいよ年の瀬も深まり、気付けば2020年も残りわずかとなってしまいました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
我々スタッフ一同はといえば、例年通り財布のエアロダイナミクスに磨きをかける一年を過ごして参りました。エアロイズエブリシング。
そんな風魔横浜スタッフが綴る「今年買って良かったものベスト3+@」2020年度版の発表です!
今回は私高木がお送りいたします。
第3位 GARMIN EDGE 530

2019年発売開始なので何をいまさらという感じですが、、、
お客様にはGARMIN・WAHOO・PIONEERなどなど、新しいサイクルコンピューターをオススメしておりましたが、「別に問題ない」という理由で旧モデルEDGE520Jを使い続けていました。バッテリーの減りがちょっと早くなったかな、200km超えるライドだと心配だな、程度しか不満のなかった愛すべき520。
ある朝なぜか無くしまして(多分息子が秘密基地に隠したのだと想像しています)、その日お店に在庫のあった530セットを購入。当然心拍計もついていたので、ZWIFT以外でもちゃんと心拍計使ってみたところ、なんとGARMIN CONNECTの表示項目が520の時よりも格段に増えているじゃないですか!?
さらにSTRAVAも先日ようやく有料会員になりまして、こちらでもパワーメーターの数値と合わせて十分なデータが簡単に見られるようになっていました。もうこの2つで十分、ゴールデンチーターは全然見なくなりました。

さらにSTRAVAのプレミアム会員に限られるのかな?STRAVAで作ったルートをGARMIN CONNECT経由でBluetoothで簡単に530に放り込むことができます!
作成したルートを保存、そして♡をつけておきます。その後GARMIN CONNECTを起動し530と接続すると、そのルートはBTを介して530の中へ。あっという間とはこのことです。
ルートラボ難民となってから色々ややこしいことをやっておりましたが、文明の利器はすでに存在したのです。
TARMAC SL7を買ってローラーより外が楽しすぎるという問題もありますがEDGE530のおかげでさらに新鮮なライドを楽しんでいます。MTBモードもあるのでそっちでもこれから使い込んでいきたいと思っております。
第2位 ASSOS EQUIPE RS SP/FA BIB SHORTS S9

レジスタンス的フィロソフィーを持つものが好きな私。ブランド・ファッション・音楽もそうですね。なのでいわゆる「一流」ブランドの匂いをぷんぷんさせているASSOSがどうしても好きになれず店舗での展開も見送りつづけておりました。
が、やはりASSOSが良いものである。そしてそれに見合うだけのバイクも乗ってるし販売している。値段は高いけど数倍長持ちするらしい。ということで2021年春より本格的に展開していくことを決定。やるからには自分がまず使ってみないと、ということで購入したのがこのビブショーツです。春・秋用の起毛のタイプです。
以前も他メーカーの冬用のビブショーツを使っており使い勝手が良かったので、起毛のビブがASSOSにあるという事がまず嬉しかったです。今年は寒すぎてこれだけでの使用機会は少ないですが、ウォーマーやパッドなしオーバータイツと合わせて使いまくっています。

何がいいって全部いいです!と言い切れるくらいには好きになってしまいました。
手に取り足を入れるときのしなやかな素材感、履き心地はそのしなやかさを上回りペダリング中など何も履いていないかのようです。
履いた時はきつめに感じるストラップもライドを始めると存在を忘れてしまう。
最高と称されるパッドは的確な位置で、的確な厚みで、自分とサドルとの間を埋めてくれます。
ASSOS以前にお気に入りだったビブショーツはというと、ASSOSよりぺらいのに履いた時の存在感はなんだこりゃ?こんなダイレクトなパッドだったっけ?
自分は自転車乗るときはディッキーズ、パッドってなんですか?というメッセンジャーカルチャーを通過しているので正直なんでもいける口(尻?)なのですが、この数か月ですっかりASSOSに甘やかされてしまいました。
この品質・作りこみなら長期間の使用でもへたらないだろうというのは簡単に想像できます。全てのライドでASSOSを使いたいと真剣に思っています。
ということでボトムスより少しずつ在庫しております。1年でへたるパッドを買い替えるよりも、何年も最高のパッドを使う方がいいと思いますよ。ご試着もできますのでご用命ください。
第1位 ROVAL ALPINIST CLX

軽い!速い!カッコイイ!
もう最高です。
前後で1248gという凄まじい軽さ。軽いホイールは得てして平坦・下りがいまいちですがALPINISTは違います。以前はCLX50 DISCを使っていましたがリムハイトが低いにも関わらず平坦・下りで速度が劣らないんです。パイオニアのセグメント(横浜・川崎周辺の人はわかりますよね)で何度も試したので間違いありません。
登りがいいのは当たり前。速度域で言うと40km/hくらいまでは重量の軽さを感じます。明らかに足当たりが軽いです。
要するに反応が良く乗って楽しい超軽量オールラウンドホイールだってこと。AETHOSがバイシクル(クラブ)オブザイヤーに選ばれていましたがALPINISTを履いていることも要因の一つではないでしょうか。
一応マニュアルに則ってクリンチャーで運用しています。ライドクオリティはチューブレスに劣りますがクリンチャー+軽量チューブは軽くて速くて悪くないですよ。

デメリットはひとつだけ。あんまり良すぎてうっかりRAPIDE CLXも欲しくなるところ。40km/h以上はやっぱりこっちの方が美味しいのかなと。自分はうっかり注文済み、入荷を待っている状況です。
※殿堂入り&番外編
TARMAC SL7・・・完全1位です。あえて外しましたすみません。愛しすぎてもはや評価できません。ペダリングがどうとかEM〇NDAやVENGEと比べてどうとか、慣れれば何にも感じません。速いだけ。乗り味が激しくレーシーなのは好みが分かれるところなのかもしれませんが愛しすぎて略 レース優先しない方ならAETHOSですかね。AETHOS正直気になってます。
CHRIS KING BB・・・なかなかロードバイクにKINGのBBを使う機会がなかったのでご無沙汰してましたが、僕はKINGが大好きです。SL7がJISBBと知るやいなやSL7より先にオーダーしました。
CONTINENTAL GRANPRIX TT 25c・・・クリンチャーもいいじゃないと思わせてくれたタイヤ。軽くて速くて最高です。このタイヤの時は舗装路しか走りませんがパンクしたことないですよ。2021年より500円値上がりします。在庫ありますのでお早めにどうぞ。
WOLFPACK TPUチューブ・・・半分ギャグで買った超軽量チューブ。案外パンクしないのとメチャ軽いので常用してます。ラテックスほど空気抜けないのも〇
SMITH ATTACK MTB・・・使用頻度ではNo,1かもしれません、MTBでも使うので。そう、ロードで使ってます。簡単にレンズ交換できますが、夜でもトンネルでもトレイルでも調子がいいChromaPop™ Low Light Amber(薄い方の色)をほぼ100%使ってます。
2021年はどんな面白いものと出会えるか?今から楽しみでなりません。
さて、次は何を買おうかな。
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お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2020.Dec. 26

平均的なE-BIKEと比較し40%軽量で、スムーズでナチュラルなアシストと一見E-BIKEに見えないスタイリングが特長のVado SLの良さは、乗り比べてこそわかります。
Vado SLの魅力を体感して頂く「乗り比べればVado SLキャンペーン」、当店でも実施中です!

店頭でVado SLと他のバイクを乗り比べて、その感想に#turboライフをつけてInstagramに投稿してください。
もれなくその場で非売品サコッシュをプレゼント致します。
多くのメーカーがe-bikeをラインナップするようになり、百花繚乱な様相を呈している昨今。その中でこんな挑発的なキャンペーンを行うというのはスペシャライズドの自社製品に対する絶対的な自信の表れとも言えます。
その自信が過剰な物なのかそうでないのか、乗れば一発でわかります。この機会にリアルなe-bike体験を是非お試しあれ。

ちなみにメーカーでは納期未定となっているレアなサイズも店頭在庫としてご用意可能です!
店頭でご用意している試乗車はVADO SL 4.0のSサイズとなります。
皆様のご来店お待ちしております。
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2020.Dec. 21
気が付けば2020年も残りわずか。この時期恒例の<風魔横浜スタッフによるその年買って良かったものランキング>のお時間がやってまいりました。まずは私佐藤から。

第3位 CICLOVATION レザータッチバーテープ
今年買ったというより去年から買い続けているんですが、いい物は何度だって紹介したくなるので。
このバーテープの良さを端的に述べると以下のような感じです。
・すごく巻きやすい
・見た目が良い
・グリップがあるのにペトつかない
・クッション性が良くて快適
まず巻きやすさ。よくあるブラケットを境に色がセパレートされているバーテープとか柄物のテープって長さや左右差に気を遣うので大変なんですよ!しかもそういうテープに限って全く伸びなかったり、事前にいい感じの長さに切らないといけなかったり・・・その点シクロベーションはパッケージから出してそのまま巻けるし、伸びも良いのでシワになりにくいです。
カラーも秀逸。レザータッチシリーズはそれぞれの色から黒へとグラデーションしていくデザインなので、差し色を入れて遊びたいときにも上品に仕上がります。
見た目だけではなく、グリップ感やクッション性などバーテープに求められる性能を高い次元で実現しているのも最高です!




カラバリはものすごく豊富で、マジョーラ調など他のメーカーだと中々見かけない色もあるのですっかり気に入ってしまいました。バーテープはとにかく薄いのじゃないとイヤという人以外には文句なしにオススメできるバーテープです。
当店通販ページの「BIKE-ONLINE」からもご購入可能ですのでぜひどうぞ。通販に載っていないものもお取り寄せいたしますのでリクエストください。

第2位 SPECIALIZED S-Works Power Mirror
噂に名高いチートサドル。サドルとしては良い値段ですが、多くの人がサドル探しの旅を終えられるサドルだと思えばその価値は十分にあります。長距離でも全然ツラくならないので、自分も今後他のサドルを買うことはあまり考えられなくなりました。
適当に座ってもぴったりフィットするのがこのサドルのすごいところ。求められる場所にピンポイントで座ることを要求されるだとか、座骨位置とサドル形状の兼ね合いで体重を点でしか支えられないというのがサドルが合わない原因であることが多いです。その点Power Mirrorはどこに座っても体重を面で受け止めてくれます。

以前ご紹介したときにも書きましたが、サドルが良すぎるとレーパンの良し悪しがかえってはっきり出ます。肌に触れる部分の縫製が粗かったり、密着度が低いパッドだったりするとそういった点が気になってくるんじゃないかと思います。
ですからレーパンはなるべく良いものを使って下さい。当店でのおすすめはASSOSと7meshです。この二社ならまず間違いはありません。

第1位 Turbo Creo SL
完成車を挙げるのは卑怯かもしれませんが、これは外せません。e-bikeとしては異次元の軽さ、すっきりした外見、自然な乗り味。アシストを切ってもなおそこらのエントリーモデルよりよく走る、自転車としての基礎性能の高さ。「ついにe-bikeの買い時がきた」と思わせるには十分でした。
特大級の物欲に負け、清水の舞台から飛び降りる思いで購入したCREO。今年は何度これでヤビツを登りに行ったことでしょうか。大体が何らかの検証記事を書くために行ったわけですが、毎回毎回楽しくて仕方なかったです。蛇蝎のように嫌っていた登りが今では待ち遠しいほど。CREOを所有してから本当に世界が広がりました。
公言できないけど本当は登りが好きじゃないという方、全国に1億人はいると思います。そういう方々は次のバイクはぜひe-bikeにしてください。世界が一変します。その上でアシストに支配された走りではなくロードバイクらしい乗り味を楽しみたいという方にはCREOは最高の相棒となることでしょう。
もちろん既存の自転車の完全上位互換とまでは言えません。スペシャライズドが行った改善点アンケートでは、バッテリーを取り外せないのが不便という意見が多かったようです。しかしながらそのおかげで開口部が少ない→高剛性→自転車としてのポテンシャルが高まった考え方もできるので一長一短ではあります。
バイクそのものの欠点ではないですが、個人的にe-bikeに乗っていて思うのは冬のライドが寒いという事。強度が上がらないので体が温まらないんですよね。ですから冬のウェアは可能な限り良いものを着ていただくのがいいです。当店でのおすすめは(略)
そんなわけで2020年も風魔横浜スタッフはそれぞれに自転車を楽しんでいます。次回は誰が執筆するか、お楽しみに!
2020.Dec. 14
「今年は寒い」とかなり早い段階から言われていました。11月頃までは全然余裕じゃん、と思っていたのが昨今朝晩はかなり冷え込むようになってきましたね。
まずはSPECIALIZED DEFLECT GLOVE。例年では年が明けたくらいからがベストシーズンのグローブですが、今年はわたくし早速使い始めております。


手の甲側は耐風性ソフトシェルが使われしっかりと防寒されるのですが、手のひら側はスエード地に小さな薄めのパッド。ハンドルを握った感覚が損なわれません。
ハンドサイン時などに見えやすいリフレクターも両小指外側についており安全面でも◎。Hi-Vizとは謳っていませんがネオンイエローは視認性が高く日照時間の短い冬特にオススメです。
ベルクロなし、長めのリブで着脱しやすく寒気を防いでくれます。¥4,800-(税抜)とコスパの高さも人気の秘訣でしょうか?
先日まあまあ登って頂上は5℃。なかなかシビレル寒さでしたがDEFLECTのおかげで下りも手元は余裕でした。
DEFLECT GLOVEは毎年定番として在庫しているのですが、今年は寒いということで、さらに防御力の高そうなグローブを仕入れております。
SPECIALIZED PRIME-SERIES WATERPROOF GLOVES

その名の通りウォータープルーフのグローブです。
Polartec®製のアッパーに内側の防水スリーブで手は暖かくドライなまま。外気を完全にシャットアウト。
実際手をグローブに入れた瞬間から暖かく、氷点下でも戦える自信が持てます。
こちらはHYPERVIZとBLACKの2色展開。価格はどちらも同じ¥6,700-(税抜)です。ちなみに「S」印の部分はリフレクターになっています。

さすがにDEFLECTと比較すると厚みはありますが、手のひら側は水分を吸わないというスエード生地でハンドルをしっかりと握ることができます。
自転車に乗る際「冬の雨」は避けたい天候ランキングノミネート確実だと思うのですが、このグローブなら怪しい天候でも安心してライドに出かけられるかもしれません。

本日最後にご紹介するのはこちら。
SPECIALIZED PRIME-SERIES THERMAL NECK GAITER ¥2,900-(税抜)
寒い時期欠かせないアイテムであるネックゲイター。首元が守られているかどうかで体感温度が〇度変わるとか。
Polartec™のPower Grid®という生地を使った薄手で軽量、暖かいのにドライな間違いないアイテムです。
残念ながらメーカー完売、追加注文ができないのである限りです。にもかかわらず僕が一つ買うので色が選べるうちにお早めにどうぞ。
12月も半ば、あと半月で2021年となりました。
本格的な冬がやってきているのもそうですが、今月に入り急に事故のお話を聞く事が増えてしまいました。
師匠も走る師走。みんなどこかざわついているのかもしれません。
改めて気を引き締めて、残り僅かとなった2020年も楽しんでライドできますように。
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2020.Dec. 4

御荷鉾連山の麓、群馬県藤岡市から南甘楽郡南牧村をつなぐ総延長67.1kmと、関東屈指の長さを誇る「御荷鉾スーパー林道」。
静かな森を抜け、遥か遠くまで連なる山並みの眺めは素晴らしく、13km程残るグラベル区間はまさに天国。
走行距離 85km ・ 獲得標高 1900m と決して楽なルートではなかったのですが、楽し過ぎて走りながらニヤニヤが止まりませんでした。

「道の駅 上州おにし」を出発し、まず現れるのが珍しいL字型をした巨大な「下久保ダム」。
このあたりは冬に咲く寒桜の名所としても有名で、思いがけないお花見にこれから始まる登りに向けて元気をもらえた気がします。

まずは舗装区間をぐんぐん登って行きます。
鳥のさえずりしか聞こえない森の中は、登りの辛さを全く感じさせないほど癒しの空気に満ちていました。

標高が上がるにつれて徐々に視界が開けてきて、遠く秩父の山並みを眺めたりと舗装区間も十分に楽しい道です。
その先の分岐を左に折れると、いよいよお待ちかねのグラベルロードの始まりです。

天空へと続くようなグラベルロード。
最大33cまで入る愛車のSPECIALIZED ROUBAIXに、panaracer GRAVELKING 32cをインストール。
ROUBAIX×GRAVEL KING の組み合わせは抜群の安定感。何の不安も無く進んでいきます。

所々ガレた場所もあり、とんがった石が転がっている場所ではパンクのリスクを下げるために慎重に進んでいきます。
それにしても、グラベルロードが想像以上に楽しくもっともっと走りたくなってしまいます。

出会いがあれば別れあり、峠のピークを過ぎ楽しかったグラベルロードの終わりが近づいてきます。
道の状況を瞬時に判断し右へ左へと進路を変え、ガタガタゴトゴトと走るグラベルロードは、自分もバイクもほこりだらけになるけど終始笑いっぱなし。
グラベル終着点には、浅間山を望む大パノラマが待っていました。

念願叶ったグラベルライドを堪能し、絶景の広がる特等席でランチ。
コンロでお湯を沸かしお腹を満たしてくれた暖かいパエリアとコーヒーは、文句無しのおいしさ。
この遊び、なかなか止められそうにありません。

絶景の広がるこの場所、実は10年程前の台風で崩落しそのままになっているのです。
ありのままの自然を感じさせてくれる林道は、こういった脆さも併せ持っているのでいつ走れなくなってしまうか分りません。
この瞬間この場所にいることの幸せをかみしめ、帰路につきました。

ROUBAIX×GRAVELKING の組み合わせで臨んだ今回の「御荷鉾スーパー林道」。
舗装路では乗り心地が向上し気持ちよく進み、特に下り坂での安定感が増したような印象を受けました。
グラベル区間では何も心配せずに走る事ができ、この組み合わせならどこまででも走って行けそうです。
もちろん一般的なロードタイヤに比べると走りの重さはありますが、この走破性の高さを活かして新たな絶景を目指す事ができる。これが一番のメリットではないでしょうか。
さて、次はどこに行こうかな。
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2020.Dec. 1
レーシングロードバイク ひとつの完成形として、空力・重量・加速性能と全てにおいて高い評価を受けるTARMAC SL7。
僭越ながら私も乗っておりますが、とにかくもう速いのが楽しくて楽しくて、すっかりZWIFTやらなくなっちゃうくらいにはSL7を満喫しております。

性能の高さともう一つ、あっという間に市場から姿を消した、というのもTARMAC SL7の伝説のようになっています。
今回入荷したのはTARMAC SL7 EXPERT 。サイズは54なので170~175前後の方が適正サイズ。49サイズもご用意可能です。
カタログで見ると中々すごいカラーに感じますが実物非常にいいです。案外落ち着いていてさすがSPECIALIZED と感じる、実際にご覧頂きたいカラーリングです。

アルテグラDi2装備でアルミハンドル・アルミホイール。なので価格はSL7にしては控えめの¥550,000-(税抜)となっております。
RAPIDEよりもALPINIST履きたいなんて方にもオススメ。ちなみにSL7にALPINISTめちゃめちゃ調子いいですよ。
もう1台在庫しているSL7ございます。
TARMAC SL7 PRO ETAP こちらも54サイズ、ツヤのある白いフレームカラーが非常にきれいなバイクです。

個人的にはこのバイクにTURBO COTTONを履かせたら最高にカッコイイこと間違いなし!と思っているのですがいかがでしょうか?
パーツアッセンブルは先進的、SRAM12SPEED フロントシングルでリアがワイドレシオ46x10-36、良く完成車にアッセンブルされる52-36x11-28とほぼ同じレンジをカバーしています。軽量で変速トラブルが少なくなる理にかなった組み合わせです。

といってもフロントダブルにしたい方も多いですよね。後からFDとチェーンリングを追加してフロントダブルにすることも可能です。
ROVAL RAPIDE CLという超優秀なカーボンディープを履いた上に、さらにULTEGRAのSL7 PROには付かないパワーメーターも付いてくるという¥770,000-(税抜)という価格の割にお得感がある仕様です。

さらに、少し先になりますが2月前後、S-WORKS TARMAC SL7 ETAPも入荷予定ありです。
カーボン/カメレオンシルバーグリーンカラーランの54サイズ。同色のTARMAC店頭にございますのでカラーの確認もして頂けます。
上記FORCE ETAP完成車もそうですが、SRAMの12速だ、というのもポイントです。11速じゃないから大丈夫ですよ、というまでにしておきます。
S-WORKS完成車はRETUL FITを受けていただく事でFITプレミアムというサービスを受けることができます。
FITで出た数値に基づいてステム長やハンドル幅、サドルなどを交換できるというS-WORKSを最高の状態で乗って頂くためのもの。こちらも同時にお問い合わせいただくのがオススメです。

理想のロードレーサーTARMAC SL7。諦めて来季を待つ前に今一度ご検討いただくと、いいものと巡り合えるかもしれません。
まずは店頭で実車をご覧ください。
皆様のご来店お待ちしております。
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2020.Nov. 27
コロナ禍において自転車関係の用品が軒並み納期が押し気味、ご迷惑をおかけしております、というのは皆様ご存じでしょうが、ENVEも例外ではありません。
8月に第1便として一部サイズが入荷して、待ちに待ったENVEのチューブレスタイヤ。
とうとうTANカラーが入荷してまいりました。

ブラックの方も入荷数は多くありませんでした。が、使っていただいているお客様曰くグリップ感、軽い転がり、コーナーリングの安定感などなど、相当調子がいいようで気に入って使っていただいています。チューブレスとしての信頼感も非常に高いです。
ENVEだけあってお値段もENVEプライスですが、それ以上の走りができること間違いなし。
最高のホイールを作るENVEが、ホイールだけでは到達できない境地を目指して開発されたSES ROAD TIRE。ぜひお使いいただき、ENVEの志、体感してください。
Introducing SES Road Tire Collection from ENVE Composites on Vimeo.
やっぱりENVEホイールに履かせたいところですが、ENVE以外のホイールにもお使いいただけます。チューブレスタイヤですがチューブを使っての取り付けも問題ありません。
今回の入荷は700x25cとなります。他サイズや、もし売れてしまった場合には確実に手に入れるためにご予約をオススメいたします。
BIKE-ONLINEにて販売しております。
その他人気のあるバーテープも今なら全色在庫ございます。
本格的な冬の近づく昨今、ENVEでモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか。

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2020.Nov. 20
恥ずかしながら久しぶりに在庫することが出来ました、ROVALの新しいディープリムホイール、RAPIDE CLX。
今ならブラックロゴ・ホワイトロゴ、どちらもお選びいただけます。

S-WORKS TARMAC SL7にスペックされていることでおなじみの世界最速ホイールRAPIDE CLX。
リム最大幅35mmという見慣れてもびっくりする太さのフロントホイールは横風の影響を非常に少なくし、安定性をCLX50比で25%アップ。
リアは横幅は狭いものの60mmとかなり深いリム高ですが、ハブ規格の見直しによりホイール重量はCLX50を下回る前後セットで1400g。
前後ホイールそれぞれの役割を明確にし、前後異形とすることでディープリムのメリットを最大化した正に最速のホイールセットに仕上がっています。

発表当時はチューブレス非対応ということで批判も多く見受けられたように感じていますが、とにかく速いという多くのインプレッションやグランツールでの活躍など実際の性能の高さから否定的なコメントはだいぶ少なくなったのではないかと感じています。
スーパースター・ピーターサガンやアラフィリップはCLX50のチューブラーを使っていることが多かったですが、ツールでグリーンジャージを獲得したサム・ベネットはRAPIDE CLXを履いていることが多かったですね。やはり最大にエアロだという事から来る高速巡行性と素晴らしいかかりの良さからRAPIDE CLXが選ばれていたのではないかと思います。

RAPIDE CLXほどのディープリムになると存在感があってハチャメチャにカッコイイですね。
お持ちのバイクにはプロのようにホワイトロゴが合うのか、シックに黒ロゴか、一緒に考えさせていただきますのでまずは風魔横浜店頭で実物をご覧ください。
RAPIDE CLX FRONT 700C ¥120,000-(税抜)
RAPIDE CLX REAR 700C ¥170,000-(税抜)

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2020.Nov. 18
軽い、速い、楽しい!お陰様でSpecializedのe-Bike、ご購入頂いた方からは大変な好評を頂いております。皆様思い思いに楽しんで頂けているようで本当に何よりです。
しかしながらミッションコントロールアプリを有効活用している方が少ない印象を受けるのが少しだけ残念。アシストのチューンなどは少し設定を変えるだけでフィーリングが大きく変わるだけに、積極的にカスタムして頂くことで更なる楽しさが味わえます。そこで今日はチューンの一例をご紹介。

ミッションコントロールのチューンという項目を開いたところです。エコ、スポーツ、ターボそれぞれでサポートとピークパワーが設定可能。2項目あるのが少し分かりにくいですが、下記の様にイメージして頂くと良いです。
・ピークパワーを上げればケイデンスを上げていったときの最大出力が高まります。
・サポートを上げればより低いケイデンスで最大出力が得られます。
特にサポートは少し上下するだけでアシスト感が大きく変わります。ターボの特色である自然なフィーリングを高めるなら少なめに、より楽をしたいなら高めに設定すると良いでしょう。
試しにこんな感じにしてみます。エコモード、スポーツモードでサポートとピークパワーをそれぞれプラス10%。
するとどうでしょうか、標準ではやや物足りないエコモードがスポーツモードに近い感覚で、なおかつスポーツモードをプチターボモードのような感覚で使えるようになりました。これだとターボモードはほとんど使わなくても良さそうです。
とてもいい感じになりましたが、気になるのはパワーを上げたことでどれくらいバッテリーの減りが早まるのかということです。愛車のCREOでいつものヤビツに行って実証してきました。

自分の中ではTURBOのテストコースと化しているヤビツ峠。自分の家から麓までは55キロ、獲得標高は480メートルです。
ここまではオールエコモードでやってきました。もちろんレンジエクステンダーありです。

バッテリーの減りはこんな感じ。左が出発時点、右が名古木交差点についたところです。大体20%の減りと言ったところですね。
標準設定だと大体いつも15%なので、やはりパワーが上がった分だけ消耗は増えています。増えてはいるんですが・・・道中ラクできたわりに5%しか違わないじゃん!という印象。
そこそこアップダウンのある道を55km走って20%しか減っていないなら十分すぎるほどじゃないでしょうか。
いよいよヤビツを登っていきます。モード選択はもちろんプチターボモードならぬスポーツモードで!

んー、やっぱり楽ですね。標準のスポーツモードで登った時と比べると疲労が断然少ないです。
気になるバッテリー消費は34%ほど。ちなみに標準スポーツモードでは30%弱、ターボモードで38%くらいでした。
タイムの方はというと、今回の記録は40分ジャスト。以前走った時は標準スポーツモードで42分、ターボモードで35分でした。上げたパワーの量と比例していないのが気になる所ですが、中間に収まっているので良しとしましょう。
ライダーの体重やコンディションでこの辺りの数字は大きく変化します。標準体重の方でしたらバッテリーの消費度合いやタイムはもっと改善されるはず。今回の結果はあくまでもご参考と言う事で。

ミッションコントロールアプリではこのほかにも様々な事が行えます。入力した距離や獲得標高に合わせてバッテリーを使いきれるようにパワーを自動調節してくれるなんて機能もあったりします。
TURBOシリーズという優れたハードをさらに引き立てるソフトがミッションコントロールアプリ。これを使わないのはもったいないです。
今まで設定を変えたことがないという方はぜひ色々試してみて下さい。自分の好みにぴったりはまる設定を見つけられた時の喜びは大変なものですよ。
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2020.Nov. 15
高嶺の花であると同時に永遠の憧れ。ステム一体型ハンドルを使う事は上級者の証明であり、一種のステータスです。自分はずっとそう信じて生きてきました。
そんなステム一体型ハンドルがスペシャライズドから発表され、話題騒然となったのは記憶に新しい所。当初は年明け以降の入荷という事でしたが、予定よりも早く噂の超軽量ハンドルが店頭に入荷しました。

■Alpinist SL Cockpit ¥82,500-(税抜)
我々の手元に届いたのは100mm×400mm。いくつか注文してきたうち入荷したのはその1本だけでしたが、割と需要が多そうなサイズだったのは幸いでした。実は既にメーカー完売となっており今後の入荷予定は未定となっています。次回便があるかどうかも不明。大変貴重な1本となりますので、絶対欲しいという方はまずはご連絡下さい。
このハンドル、重量は驚きの255g(110×420)!S-WorksシャローバーとS-works SLステムの組み合わせが大体310~315gなので、これがどれほど凄い事かお分かりいただけると思います。実測してドヤ顔で写真を上げたかったのですが、残念ながらスケールが不調で叶わず・・・しかし手に持っただけでも異様な軽さに思わず変な声を上げてしまいました。
ただ軽いだけでなく、ハンドル・ステムに最も求められる安全性もしっかり満たしていることは125kgという耐荷重が証明しています。ステム一体型ハンドルの最大の強みである高い剛性も当然備えている事でしょう。

現行スペシャライズドのラインナップでこのハンドルが最もふさわしいバイクは当然Aethosでしょう。それゆえブレーキホースはあえて内装式ではありません。エアロ効果よりも軽量さと整備性を取ったということで、この仕様の方が嬉しいユーザーも多いはず。
前面に空いている小さい穴はサイコンマウント用のネジ穴です。TarmacステムやVengeステムと同じく、ステムアクセサリーマウントを取り付け可能となっています。

ロゴを見てお分かりの通り、SPECIALIZEDブランドではなくROVALブランドの製品となっています。これはROVALが今後もホイール以外のコンポーネントをリリースしていく布石であるとのこと。その第一弾がこんなぶっ飛んだアイテムなのですから、今後の展開が楽しみで仕方ありませんね。

そんなわけでAlpinist SL Cockpit、1本限りの入荷です。
AETHOSユーザーは喉から手が出るほど欲しい一品だと思いますが、ステム一体型ハンドルの常としてポジションの精査は必須。もし事前にフィッティングを受けていないという方はぜひRetulフィットの施工をご検討下さい。そして上級ロード乗りとなって下々の者を睥睨して下さい。
緊急事態宣言解除後の対応について
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。