2018.Jun. 11
今年も遊びに行ってきました、日本一の霊峰、富士山を自転車で登るヒルクライマーのお祭り。
富士ヒルクライム、通称フジヒルです。
タイムでヒルクライムの力がわかりやすい指針となる、また完走者にはタイムごとに色分けされたフィニッシャーリングなる努力の証がゲットできる。以上の事から「富士ヒルで何分!」という目標を設定しやすいのも人気の秘訣でしょうか。今年も1万人が参加との話もあるくらい多くのサイクリストに愛されているサイクリストのお祭りです。ここ数年、お客様と一緒に遊びに行かせていただいています。
今年も受付の為前日入り。超悪天候が予想されていたのですが土曜日は快晴。
受付となる会場では協賛メーカーによるサイクルEXPOが盛大に開かれているので、そこで久しぶりの友人知人業界人にご挨拶&お披露目禁止の新製品から各種イベントまで楽しませていただきました。
ほうとうを食べたら合宿スタイルで枕投げはせずに早めに就寝。楽しみなイベントだからでしょうか?異常な早起きもバッチリ起きられました。
レース当日は予報通りというか、予報よりはましな霧の中スタート。レースの登り以上に雨の中の下山が心配された一日でしたが、皆様無事おりてきてくれました。実力が120%発揮できた方から、悔しい悔しい結果になった方まで、それぞれ全力で楽しんだ2日間になったのではないでしょうか?
この2018富士ヒルクライム。目標達成した方、みんなが優勝!
なのですが、特に、チームの一員の中でも、ストイックに一年間練習してきたメンバーがゴールドリング、65分切りという快挙を達成してくれました。
昨年の記録を8分も更新。一番努力していたのはみんなが知っています。
こんなにうれしいことはありません。心からおめでとうございます。本当にお疲れ様でした。
去年も言いましたが、来年の富士ヒルクライムまで365日。
今年の結果で来年の目標をかかげていることでしょう。
私も自己ベストこそ更新しましたが完全な不完全燃焼!
皆様、また練習にレース、様々なライドまでお付き合いください。
話は変わりまして、富士ヒルクライム参加者の方に優先販売しておりました我らがアウトドアスペース風魔横浜・オリジナルジャージの販売を開始しております。
上下各¥12,500-(税抜)
販売はMGMグループ・プレミアムメンバーズカードをお持ちの方に限らせて頂きます。
また、M・L辺りのサイズが予定よりもご好評いただき少なくなっていますのでお早めにどうぞ(追加も致しますがお時間いただいてしまいます。。)。
2018.Jun. 4
梅雨直前の気持ちの良い、まさに自転車に乗りたくなるこの季節。先日はAACR、そして大きなヒルクライムレースなども間近に迫りますます楽しくなってきているのではないでしょうか?
さて、本日よりSPECIALIZED 2018年モデルを10%OFF!!
店頭在庫のバイクに限るのですが、多くの車種をご用意しております。
少しずつご案内させていただきますが、本日はアルミロード大本命の1台をご紹介。
ALLEZ SPRINT DSW SL COMP
SPECIAZIED史上最も先進的なアルミ合金製ロードバイク、2018年のALLEZ SPRINT。
1台目に選んでいただくのはもちろん、2台目のバイクにもオススメできる実力です。
カーボンバイクはラフに扱いづらいから、あんまり高級品でレースに出るのは怖いからなどなど。ALLEZ SPRINTに乗らなければいけない理由は山ほどあります。
何よりもエアロでマッシブなフレームに心奪われてしまいます。最速のアルミロードの1台です。
2018 ALLEZ SPRINT DSW SL COMP ¥165,000-(税抜)→¥148,500-(税抜)さらにポイント還元!
店頭在庫のサイズは
サテンブラッシュド/グロスターマックブラック(シルバー)・・・49
グロスティールティントオーバーポリッシュド/ターマックブラック/クリーン(ブルー)・・・52
もともとALLEZ SPRINTをご検討いただいていたお客様にはかなりお買い得な内容になっております。サイズ・ポジションの相談なども随時承っております。
ぜひ実車をご覧いただきたい、オーラのあるロードバイクです。
他にもたくさん取り揃えておりますのでお時間ございましたら風魔横浜へ。
皆様のご来店お待ちしております。
2018.Jun. 4
昨日6月3日(日)恒例のMGMグループ合同イベントを山梨県は“ふじてん”にて開催いたしました!
近年ぐずついた天候で開催する事が多かった合同イベントですが、今年は抜群の晴天に恵まれ開催する事が出来ました。
これもご参加頂いた皆さんの日頃の行いが良いからでしょう!
試乗会と言う事でまずはご協力頂いたメーカー様、ブランドのご紹介から。
画像右から
SPECIALIZED JAPAN様(SPECIALIZED)、A&F様(ROCKYMOUNTAIN)、アキコーポレーション様(KONA)
各社最新のMTBをお持ち頂きました。
実際にフィールドでバイクを試乗し、知識豊富な営業さんから説明を受ける。
こう言った機会もなかなかありませんので皆さんガンガン試乗へ向かいます、
イベント開始早々ほとんどのバイクがコース上へ、あっという間に試乗車がブースから姿を消してしまいました。
身支度を整え、思い思いの試乗車に跨ったお客様とコースイン!
週末のふじてんは相変わらず大好評!多くのMTBライダーで大賑わい!!
いざリフトに乗ってコースへ、いつもの様に富士山がお出迎えしてくれます。
リフトを降りていよいよコースイン!
試乗するバイクがどうなのか皆さん興味深々、いざ実走です!!
皆さん軽快に目の前を駆け抜けて行きます!いや~楽しそうですね!!
ご一緒させて頂いた私も楽しませて頂きました!
そうこうしていると腹の虫が鳴き、昼食の時間となりました。
今までであればシェフが腕を振るうケータリングランチをご提供しておりましたが
今回は、スタッフが味見を重ね選び抜いた欲張りお弁当となりました!
皆さんに好評頂いたお弁当がこちら!!
どうです?美味しそうでしょ??
ボリューム満点で味も良し!大満足な昼食タイムとなりました。
昼食後のまったりタイムでは、やはり試乗したバイク談義で大盛り上がり!
あっちがどうで、こっちはこうでと、自身のバイクや試乗車で比較。
皆さん大いに物欲が刺激されているようで、妄想にふけっておられました!笑
昼食休憩後も黙々と走り続け・・・
気付けはリフト最終の16:20を過ぎイベント終了となりました。
楽しい一日はあっという間に時間が過ぎてしまいますね。
まだ走り足りない!!もうお腹いっぱいです!!と様々な声を聞くも、皆さん表情は大満足。
とても有意義で楽しい一日を過ごして頂けた事と思います!
最後に、イベントにご参加頂いた皆様、ご協力頂いたメーカー様
お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!!
次回イベント開催の際は、当店HPやSNSご案内させて頂きますので振るってご参加下さい。
追伸:私もコッソリ気になっているバイクに試乗させて頂きました!
物欲、刺激されてます・・・笑
2018.Jun. 1
風魔横浜では愛車のオーバーホールを随時受付中!
車体をリフレッシュさせたい! 納車時のようなバチッとしたブレーキタッチにしたい!
サクサク決まる変速を味わいたいなど、細かな所まで清掃・点検・調整いたします。
ご不明な点は来店時に気軽に店舗スタッフにお問い合わせください。「他のお店で購入した自転車なんだけどなぁ~」 もちろん大丈夫です!
2年に1度は車体をリフレッシュさせましょう!
整備され絶好調になった愛車でのライドは格別ですよ~、一旦離れるとなおさら恋しくなるのが人の性!笑
さらにロードバイクライフが楽しくなる事間違い無しです!!
〈作業内容説明〉
車体お預かり前に車両の確認をおこない、作業手順、交換パーツの提案/見積もりをさせて頂きます。
オーバーホール時のパーツアップグレードをされる場合、取付工賃は発生しないのでお得です。
お持込品の組み付けなども柔軟に対応させて頂きます。
フルオーバーホールでは、お預かりした車体の部品類を全て取り外し、点検、分解、洗浄をおこないます。
ワイヤー・バーテープは基本的には新品を使い組み付けをおこないます。
そしてROADだけでは無いのが”風魔横浜”です!MTBもバッチリお任せ下さい!!
MTBの場合はフルサスのピヴォット部や、前後サスペンションのメンテナンス分が
上記基本工賃にプラスとなりますのでご注意ください。
また作業進行時に交換が必要なパーツが発生した場合は、担当メカニックよりお客様へご連絡の上、了承を得てから交換作業をおこないます。
作業納期は、2週間程度。作業の混雑状況により前後いたします。
2018.May. 28
これからのジロの歴史に残るであろう80km独走勝利を果たしたクリストファー・フルーム。まさに2018 Giro総合優勝にふさわしい走りで私たちをエキサイトさせてくれました。
そんなフルームのGiro d’Italia 総合優勝を記念してキャンペーンを行います!
【総合優勝記念キャンペーン!】
店頭で展示しておりますPINARELLOの車体をご購入の方に通常お渡ししているポイントの3倍還元させていただきます!
店頭にございますPINARELLOのバイク、ご紹介いたします。
PINARELLO RAZHA
先々代DOGMA 65.1譲りのPINARELLOらしい特徴的なデザイン。イタリアンザフィーラブルーというスペシャルカラーが映える綺麗なフレームです。
しなやかで安定感のあるPINARELLOの醍醐味とも言える乗り味が所有欲をそそるロードバイクです。
サイズは515になります。
¥243,000-(税抜)⇒ 通常ポイントの3倍還元!
PINARELLO GAN
優れた空力性能、軽さ、剛性、強度など高い実力を持ちトータルバランスに優れたレーシングバイク。
DOGMA F8やF10の活躍により、このフレームデザインの方が一般的になってきたでしょうか。
信頼の105を中心としたSHIMANO11速コンポーネント。
カラーはカーボンレッドとBOBの2パターン店頭でご覧いただけます。
カーボンレッドが500、ブラックオンブラックが515となっております。
¥310,000-(税抜)⇒ 通常ポイントの3倍還元!
PINARELLO GAN S
先程ご紹介したGANよりも軽量で高強度のカーボンを使用したGAN S。
他社製のフラッグシップに劣らない性能を持っているピュアレーシングマシンです。
こちらのサイズは530となります。
¥375,000-(税抜)⇒ 通常ポイントの3倍還元!
あれだけカッコいい勝ち方をするとPINARELLOのバイクがより一層よく見えてしまいます。
もともとご検討いただいていたお客様はもちろん、Team SKYに改めてやられてしまった方も、ぜひ風魔横浜で実際にご覧ください。
お客様のご来店お待ちしております。
2018.May. 26
昨年から開催されている「宮ケ瀬クリテリウム」
宮ケ瀬湖近くの駐車場特設コースにて行われているレースイベントです。
今年は7月と9月の2回開催されるようで、7月8日 日曜日に行われる第1戦に皆様と参加したいと考えております。
冬季遊びに行かせていただいている「大磯クリテリウム」とは異なり激しめの登りとテクニカルなコースレイアウト。カテゴリーが細かく分かれているのでレース参加経験の浅い方でも安心です。
一緒に参加してみたいと言う方はスタッフまでお声がけ下さい。
日ごろの練習の成果を試しに行きましょう!
2018.May. 21
前回よりちょっと時間が空いてしまいスミマセン。
既にシーズンインしてセッティングの迷宮に迷い込んでいる方も多いと思います!笑
今回はダンパーセッティングの続き、コンプレッション調整をお送りいたします。
ところで皆さん、リバウンドの調整は進んでいますか??
最初はなかなか作用を理解するのが難しいと思いますが、
実際に走行しながら大きく設定を変えて試してみると、速くした場合、遅くした場合の作用が
比較的分かりやすくなりますのでお試し下さい。
では本日の本題、コンプレッションの調整。
まず、コンプレッションの調整がなぜ必要かのご説明から。
コンプレッションはサスペンションが縮む際のスピード(時間)をコントロールする調整ですが
同時に、入力された衝撃を全部スプリングに伝えない為の機構でもあります。
普通にトレイルを走っている状況では、サグの出たサスペンションでは
そうそうボトムアウト(フルストローク)する事はまずありませんが、
ダウンヒル等、スピードが速く縦の動きの多いフィールドではボトムアウトしてしまう事が多々あります。
ボトムアウトしてしまうと、サスペンションはもう縮む事が出来なくなり、衝撃を吸収する事も出来なくなってしまいます。
ボトムする前に衝撃を吸収していれば問題はありませんが、
なお衝撃を受けてしまうのが問題で、残った衝撃がライダー/バイクへの負担となってしまいます。
比較的高さのある落っこち系のドロップ等でボトムしてしまうと、
着地の衝撃に耐えきれずペダルから足が離れ転倒。ステム、ハンドル周りで胸等を強打し転倒と、
多くは骨折を伴う大怪我、クラッシュのリスクが高まります。
怪我をしてしまうばかりが、お気に入りのバイクが破損し使用不可・・・なんて事も起こり得ます。
また、動力が人力のMTBでは無駄に動力を使わない為に、ライダー自身からの入力で
無駄にサスペンションが動かない様にするアンチボビング作用であったり、
縮むスピードをコントロールする事で、タイヤのグリップを得る為の荷重を効果的に掛ける事が出来る様になります。
どちらかと言うと先にお伝えした内容は極端な例で、MTBを楽しむ上ではこちらの調整の方が大きなウエイトを占めています。
リバウンドは走る為に必要な“最低限の調整”で、コンプレッションは、より楽に、速く走る為の“効率の調整”となります。
最低限必要なリバウンドはオフロードを走行出来るMTBのサスペンションには必ず装備されている調整機構で、
コンプレッションは効率化の調整の為、エントリーモデルでは省かれている事が多い機構です。
上位機種になればなるほど、より細かな調整が可能なサスペンションが採用されてきます。
バイクを選ぶ際も、本格的にMTBを始めてみようと思っているなら、サスペンションの青いダイヤルに注目して下さい!
初期投資は大きくなってしまいますが、より細かい調整が出来る方が、後々を考えるとお得!と言う場合がほとんどです。
と、ここまでがコンプレッションのご説明。
そしてここからが本番の調整へ!
コンプレッションの調整と言っても、フォーク、ユニットの違いで出来る事、出来ない事があり調整の方法も様々です。
エントリーモデルに多く採用される、開放 or ロックアウトのみの物、
ミドルグレードになると、走行する場面に応じて、登り~中間~下りの3ポジション選択。
ハイエンドになるとROCKSHOXのRCT3等で3ポジション+ロースピードコンプレッション
FOX SHOXでは3PositionAdjustでOPEN/MEDIUM/FIRMの3ポジション+ロースピードコンプレッションがあります。
上記のコンプレッション機構は効率を優先する機構で、主に~160mmストロークのフォーク、フレームに採用されています。
車種はトレイルバイク~エンデューロバイクと言ったところです。
登りも下りもしっかりと走る用途のバイクになり、ライダー自身の体力を温存する為に効率を考えられた調整機構です。
下り系のロングストロークモデル、最新のエンデューロバイク~DHバイクになるとアプローチが変わり、登る事がほとんど無い為、
効率の優先度は下がり、代わりに速く、安全に走る為のコンプレッション調整となります。
最新のエンデューロバイクはEWSで勝利する為に、より下り志向への開発が進んでいます。
ストロークは長くなり、リーチは伸び、ヘッドは寝る。
この辺りで下り寄りになるのが止まらないと日本国内のフィールドにマッチしなくなるのではと少し焦っています・・・。
SPECIALIZEDの新型STUMPJUMPER “EVO”(国内未展開)が最たる例で、
リーチが465mm(S2) / 490mm(S3)、ヘッドアングルは63.5°でホイールベースは1228mm(S2) / 1258mm(S3) と
まさにショートストロークなダウンヒルバイク!?非常に魅力的で攻めたプロダクトですが国内のフィールドにはミスマッチ。
ライドするシチュエーションが思い浮かびません・・・。
ちょっと脱線してしまいましたので話を戻します。
その為、コンプレッションの機構もシンプルにロースピード、ハイスピードの2系統の調整がメインとなり
リアユニットではボトムアウトを防ぐ、ボトムアウトコントロールを備えたモデルもあります。
では具体的に調整の方法をご説明。
一気にお伝えすると長くなってしまいますので、今回はエンデューロバイクまでに採用されている
効率優先のコンプレッション調整をご説明。
基本的には難しい調整ではなく、ポジションを選択するだけのものになりますのでご安心下さい!
FOXの3Position、ROCKSHOXのRCT3に代表される選択系のコンプレッション機構は
メーカーが蓄積したデータを基に、最適化されたポジションをシチュエーションに合わせて選択するだけ!
下りセクションでしっかりストロークさせたい時、FOXはOPEN、ROCKSHOXはオープンポジションを選択。
平坦や、斜度の緩い登り等、動いて欲しいけど、動きすぎて欲しくない時はFOXはMedium、ROCKSHOXはハーフロックを選択。
斜度のきつい登りや舗装路等のアプローチ時に最低限動いて欲しい時はFOXはFIRM、ROCKSHOXはロックアウトを選択。
と言った具合に本当に選択するだけで簡単にコンプレッションのセッティングが出来てしまいます。
また、FOXのFactoryモデルやROCKSHOXのRCTは3ポジションとは別にロースピードコンプレッションを調整する事ができ、
調整する事でオープンの状態でもライダーからの入力に対するストロークを抑える事が出来ます。
ポジションの選択が無い、エントリーモデルの場合は無駄に動いて欲しくない場合はロックアウトの選択、
オープン~ロックアウトまでの間が調整出来るモデルは、ライドしていて動きすぎるなぁと思った際に
1~2クリックずつ締め込みながら様子を見てベストな位置を探してみて下さい。
本来、コンプレッションの役割は今回お伝えした内容の他にも、荷重をしっかり掛ける為であったり、
大きな姿勢変化を抑える為であったりと様々な仕事を担っています。
皆さんのライディングスキル向上でサスペンションに求められる性能も多くなり、
ライディングスキルを向上させるのにも調整機構の多いサスペンションは一役買ってくれます。
折角の装備も分からないままでは宝の持ち腐れです。是非セッティングにチャレンジしてみて下さい!
今回は、ざっくりと効率系のコンプレッション調整についてお伝えさせて頂きました。
次回はしっかりとお伝えする自信がありませんが、DH系のコンプレッション調整+αでお送りする予定です!
2018.May. 18
気温だけでなく蒸し暑さまで、夏の様相を呈してきた横浜ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は夏の日差しにも負けない、負けてられないアナタへOAKLEY FLIGHT JACKETのご紹介です。
今期のニューモデルとしてデビューしたFLIGHT JACKET。
JAW BREAKERと同じ単眼の大き目なレンズで、レンズ上部はフレームレスという新しいデザイン。
より視界を広く取り、なおかつ目を紫外線や風から守ってくれる、まさに「アイウェア」と呼ぶのが正しい、そんな一本です。
新たな機能として、レンズ中央部のレバーを起こすことでレンズを顔から離すことが出来ます。
何がいいかと言うと、通気性を向上させ曇りを防止すること。
良いスピードで走っているときはいいのですが、登坂など、スピード域の低い時に熱がこもりレンズが曇ってしまう事があった方もいるのではないでしょうか?
レンズが大きく視界を遮る事が無い分、スピード域が低くなると風が抜けてくれないのです。
そんな時、アイウェアを外してヘルメットに差し込んだり後ろにかけたりすると思うのですが、そうすると日差しはしっかり目に入ってきます。急に下りに入ってしまい、手はブレーキをしっかり握りたい。アイウェアはヘルメット上のまま。こんなこと経験ないでしょうか?長い、深い森の中で虫が多く、アイウェアをかけたいのにかけると曇って、、、なんて葛藤したことありませんか?
この機能があれば、ライド中でも簡単にアイウェアを調整できるのでかけたままで大丈夫。せっかくのカッコいいアイウェア、ずっとかけていたいですよね。
また、テンプル部分は長さの調整が出来るように交換用のサイズ違いのテンプルが付属します。
ただいま店頭ではFLIGHT JACKETの中でもオススメの物をセレクトしてラインナップしております。
上の写真のRETINA BURNと定番のブラックはPRIZM ROADレンズのものでご用意。今の日差しの強い季節にはもっともオススメのレンズです。
ロードバイク用に調整されたコントラストで、裸眼では見えにくい道路上の細かな障害物まではっきりと認識できるようになります。
スタッフハードリコメンドのPRIZM LOW LIGHTもご用意しております。
日差しの強い日中はPRIZM ROADの方がいいですが、眩しすぎると言う事は無く、夜でもPRIZMレンズが使える所がこのレンズのいい所。
嘘偽りなく言いますが、裸眼よりもクリアレンズよりもハッキリ見えます。急にトンネルに入った時でも問題なく使える、1日中どんなシーンでも使える万能レンズです。夜も走る方、それこそブルべで朝昼晩走り続けるなんて方にもオススメです。
こちらは根強いファンの多いPHOTOCHROMIC、調光レンズです。
日差しの強くない店内ではほぼクリアですが、
日差しの強い屋外に出るとレンズカラーが変わります。
夜も走られる方はもちろんですが、神奈川でも、例えば三浦など走りに行くとトンネルも多いので、日中しか走らないという方でもメリットは大きいです。
今期のOAKLEYニューモデルはカッコいいものが多いのでファッションアイテムとしても活用して頂きたいのですが、機能面に着目してみても面白いです。
店頭でスタッフまでお声がけ頂ければご試着もしていただけます。店内・店外で実際に高機能なレンズを通して景色を見てください。ライドのお供に連れていきたくなること請け合いです。
2018.May. 7
いつもお世話になっております。限定モデルといえば、の風魔横浜です。
今回ご紹介するのは間違いない性能。アルミフレーム最速、SPECIALIZED ALLEZ SPRINTのフレームセット。
グロスコズミックブラック・クロームという秀逸なカラーリング。
WEBでチェックして気になっている方も多いはず。
ラメの入った綺麗なブラック、ホログラムになっているSPECIALIZEDロゴ。
店頭では(売れていなければ!)現物がご覧いただけますのでお時間のある方はお早めに。
ただのブラックではない、派手でこそないが主張の強いカラーリング。
このフレームをベースに、全て愛すべきパーツをインストールして1台バイクを組むというのもまた楽しい、贅沢な遊びです。あのパーツにこのホイールでどのハンドルにしようかな、と想像を膨らませてみてください。
金属フレームなのでお値段はリーズナブル。フレーム組の敷居も低く感じます。
ALLEZ SPRINT FRAMESET CSMBLK/CHRM ¥120,000-(税抜)
当店の在庫サイズは52。
まずは実際にご覧いただいてご検討ください。
2018.May. 6
前回はリバウンドやコンプレッション等のダンパーがなぜ必要かお話をさせて頂きました。
今回はリバウンドの調整をお送りいたします。
リバウンドは前回お話した通り、サスペンションが伸びる際のスピードの調整を担っています。
なぜ、リバウンドの調整が必要かと言いますと、
全くリバウンドが効いていない状態ではサスペンションがスプリングの反力で勢いよく伸びてしまい、
吸収したはずの衝撃がフォークが伸びる事でライダーに伝わってしまいます。
また、ジャンプや凹部を通過する際、サスペンションが勢いよく伸びきってしまい
トップアウトしてしまいます。このトップアウトも曲者でサスペンションの構造次第では最悪破損に
繋がってしまいます。
1番はライダーが安全に走る為、次にサスペンションを守る為にリバウンド調整が必要という訳です!
では、調整へ。
フロントフォーク、リアユニットのリバウンドダイヤルを確認しましょう。
現在の状態は、サグ出しを行った後なので、全開放(反時計回りで突き当たった状態)で
リバウンドスピードが一番速い状態だと思います。
バイク、サスペンションメーカーのマニュアルを参照して頂き、
ご自身のエアー圧、スプリングレートでの設定値に合わせましょう。
マニュアルに記載されている数値が基準のセッティングとなります。
ほとんどのマニュアルが開放状態から〇〇クリックや〇○回転と言った指示になっていますが
近年のFOXではダイヤルを締め切った状態から〇〇クリックや〇○回転緩める表記になっています。
但し、あくまでも基準となりますので、ここから実際に走るフィールド、ライディングスタイルに合わせて詰めて行きます。
セッティングする際のヒントとして、速すぎる場合、遅すぎる場合の具体例をご案内。
リバウンドが速すぎる場合。
リバウンドが速すぎると突き上げ感が強く、バイクが跳ねるような動作感があり、
折角フロントタイヤに掛けたグリップさせる為の荷重が早く抜けてしまいコーナリングが安定しません。
極端に言うとフロントのグリップが抜けて転倒しやすくなってしまいます。
荷重を掛ける事でフォークが沈み込み、ライダーもバイクもコーナリングに適したフォームになります。
リバウンドを適正に調整する事で”フォーム”をしっかり維持する事が可能になります。
ライドレベルが向上すればしっかりと荷重を残す事が出来る様になり速度域が上がる為、
リバウンドの設定が速くなる傾向にあるのですが、まずはバイクのセットアップで補いましょう!
バイクの設定で荷重、抜重を手助けしてくれます。
また、リアのリバウンドが速すぎる場合は特に危険で、後ろからバイクを持ち上げられている様な感覚が強く、
斜度のある下りでなどでギャップを越える際に前転のリスクが高まります・・・
こちらもライドレベル、速度域で変わって来ますが、ガレ場等でペダルと足が離れてバタつく場合は
リバウンドが速い傾向のセッティングに多く、リバウンドを遅い方向へ調整すればある程度解消されます。
次にリバウンドが遅すぎる場合。
リバウンドが遅すぎると、衝撃を受けて縮んだサスペンションが元の位置(1G’)に戻るスピードが遅くなります。
突き上げ感は解消されますが、遅くなり過ぎたリバウンドでは次の衝撃に対する準備が出来ません。
縮んだサスペンションが戻りきる前に、次の衝撃を受け更に縮む。
極端な例ですが、これを繰り返せば最終的にフルストロークした状態で衝撃を受ける事になってしまいます。
こればかりがフロント側が縮んで戻れない状態になるとバイクはどんどん前傾して行きます。
これまた斜度のある下りで前転のリスクが高まります・・・
速すぎる場合と逆で、遅すぎる場合はフロントの方が危険度が高くなります。
特殊な例ですが、REDBULL HOLYRIDEでは石積みの階段を多く下ります。
もちろんレースですからスピードも出ています。
サスペンションが受ける衝撃の回数、強さは通常のライドの比にならないと思います。
この状況でリバウンドが遅くフォークがどんどん短くなっていったら・・・
想像するだけでも恐ろしいですよね。
また、ハードテールの場合は特に注意する必要ありませんが、
フルサスペンションバイクの場合は前後サスペンションのリバウンドスピードが
ある程度、同調しているのが大前提となります。スピードが極端に違うセッティングは禁物です!!
前後の姿勢が整うタイミングが変わってしまっては不安定極まりないですからね。
上記を踏まえ、私がいつもリバウンドのセッティングでお伝えしているのは
フロントは遅すぎず、速すぎず。
リアは速すぎず、遅すぎず。
・・・・??ってなりますよね・・・
メーカーによってはフォークやマニュアルにエアー圧に対して目安となるセッティングが記載されています。
先ずは参考にしてみて、好みやライディングスタイルに合わせて微調整してみて下さい。
ここから先のセッティングは、実走しながら都度ベストな状態に近づけて行く作業が必要となります。
ライドレベルが上がり、走行する速度域が変わればセッティングも変わります。
本当は、もう少し具体的にセッティング方法をご案内したいのですが、
文章でお伝えするのが難しい内容となっていますので、イベントの際にでもご相談頂ければと思います。
本日はリバウンド調整編でお送りしました!
次回はリバウンドとくればコンプレッションと言う事で
コンプレッション調整編でお送りする予定です!