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これからの季節はKONAが似合う!

2017.Oct. 27

2017 モデル KONA が、クリアランス特価で大変お買得になっています!

 

KONA_2017PROCESS153_MAIN

 

KONA(コナ)のコンプリートバイクと言えば、

ポテンシャルの高さとコストパフォーマンスの良さが魅力!

 

2017モデルにはSRAMの1x11システムの弟分GXがインストールされ、

フロントチェーンリング30Tとの組合せはトレイルライドではとても使いやすく、

しっかり登れてしっかり下りも楽しめる。

そんなエンデューロ・ライドにはもってこい♪
KONA_2017PROCESS153_REAR

 

懐の深いサスペンションストローク(前160mm, 後153mm)は、

余裕があるだけでなく、ライダーのポテンシャルにしっかりと応えてくれます。

どんな山でも果敢に挑んでみたい、

そんな想いがあるならこのKONA PROCESS 153はピッタリです!

 

余すところなく使い倒せるこのパーツ構成でこの価格はなかなか魅力的。

 

秋はこれから深まっていくばかり。

これから始めたい方、ニューバイクに乗り換えたい方、

是非どうぞ!

チューブレス仕様にセットアップしてのご納車も可能です。

その他の仕様などに関しては、是非店頭スタッフにお尋ねください!

 

2017 KONA PROCESS 153 サイズS、M

定価¥376,000- 税別 風魔横浜特別価格25%OFF¥282,000-

 

BIKE-ONLINE – KONA (風魔横浜)

MGMグループ新店舗オープンのお知らせ

2017.Oct. 24

GROVE_aobadai_logo

MGMグループ県内5店舗目となります「GROVE青葉台店」が横浜市青葉区に12月1日(金)オープン致します。

 

GROVE青葉台店では手軽に楽しめるクロスバイクから本格的なロードバイク・マウンテンバイクのラインアップに加え、

スタッフ厳選のパーツ類からライディングウェアーまで充実した品揃えにてお客様をお迎えいたします。

 

初めての方の自転車選びから、パーツに関するアドバイス、様々なライディングイベント、広いテックスペースを設けたメンテナンスサポートなど、

経験豊富なスタッフがお客様にサイクルライフを満喫していただけるよう少しでもお役に立てれば幸いです。

 

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

                                               スタッフ一同

 

GROVE 青葉台店

神奈川県横浜市青葉区さつきが丘4-9

 

【再入荷決定】S-WORKS TARMAC SAGAN SUPERSTAR FRAMESET

2017.Oct. 23

sagan_1200

S-Works Tarmacの限定カラー、再入荷が決定しました。

Sagan Superstar Frameset ¥450,000-(税抜)

①Specialized_Tarmac_SL6_S-Works_frameset_Sagan_Superstar

入荷する前から世界的に完売していたTARMAC SAGAN SUPERSTAR。

史上初の世界選手権3連覇を記念して追加生産されることとなりました。

入荷予定のサイズは52。当店に1台だけ!入荷してまいります。

 

 

ちなみに’17 Tarmacからの乗り換えをお考えの方はジオメトリーの変更があるのでご注意下さい。

Stack 527mm    Reach 380mm

’17 Tarmacとの比較でStackは+1mm、Reachは-6mm。今現在のバイクのジオメトリーと比べてみてください。

⑤specialized-tarmac-2018-sagan-superstar-feature-1

入荷は2018年1月の予定。

ご予約、お問合せ承っております。風魔横浜までメールでも電話でもお気軽にどうぞ。

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その3 プラクティスDay1

2017.Oct. 22

3日目

今日からレースに向けて2日間のプラクティスが始まります。

 

プラクティスDay1はレース1日目のコース走行ができます。

各ステージ1回のみ、一部区間の反復練習は許可されています

Finale-EWS_Course-Map-Day-1-2017

 

プラクティスでは車による搬送シャトルが認められているので、

個人で参戦のライダーは、家族や友人などに車の運転を頼んで搬送してもらうこともできますし、

多くのライダーは近隣のシャトルサービスを行っている会社もしくはバイクショップに依頼します。

Finale Ligure シャトルサービス会社一覧

 

シャトルサービスを利用することで体力を無駄に使い切ることなく、

レースに向けて温存することができるので是非とも使いたい。

 

事前に予約の手配をしなければ、いっぱいになって利用もできなくなる。

あたふたと、レースも押し迫ってきた8月ころから、

メールやフェイスブックでシャトルサービスに問い合わせをしたんですが、

どこも『もういっぱいだよ。』と断られたり、相場より高めの金額を提示されたり。。。

結局日本を出発する時も見つからず仕舞い。

 

幸いにも、イタリア到着日に空港に迎えに来てくれたロレンツォの車には、

シャトルサービスの事も書かれていてそれ用の車っぽかったので、

会って早々にシャトルサービスを探してることを伝えてみたところ、

『なんとかなるなずだよ。いっぱいになってもどうにか手筈があるはずさ』

と深夜にも関わらずどこか仲間に連絡してくれて手配をしてくれました。

『明日には分かるはずだから、レセプションに伝えておくよ。』と。

 

なんとも頼もしく有難かったことか!

お陰さまで2日間のプラクティスでの体力消費を抑えることができました。

まじめに走っていたら1日50km登り1500mを実質4日間フルで走らなければならず、

レースで頑張るどころではなくなったところ。

 

昨日一緒に走ったステファンも

『シャトルを使わないで大丈夫だろうと思って自走でプラクティスしたらとんでもなかった。』

と話もしていました。

 

ということで、朝9時にシャトルに無事乗り込むことができました!

SHUTTLE_DRIVER

 

峠道はよくある日本のと同じ感じで、

センターラインのない片側1車線で見通しも悪くカーブミラーもありません。

日本でもカーブで警笛を鳴らしますよね?

この車のホーンは中央にぶら下がっているチェーンがそのトリガーです。まるでルパン3世の世界。笑

気の抜けたラッパホーンが楽しかったです。

どのシャトルもほとんど毎カーブごとにホーンを鳴らし、安全確保を心がけていました。

 

今日1日目はシャトルには2人のみ、バディはドイツ人のトム(19)学生です。

広場でシャトルを降り、林道をひた走ります。

STAGE1_LIASON_TOM

 

ドイツではXCのナショナルチームで走っている彼。

『どうしてエンデューロレースも走ることようになったの?』

『 下りも楽しいから♪ 』

と、これまたジャンルの垣根の無さを飛び越えて、

マウンテンバイカーとしてのポテンシャルを感じてしまいました。

 

多くはDH出身ライダーですが、実際トップ選手の中には元XC選手もいます。

マウンテンバイカーとして総合的な実力を問われるのがエンデューロレースだと思います。

2daysのレースとなれば、そこに更にプラクティスを含めた4日間を走りきるフィジカル的なタフさに加えて、

次の日にレースでガチンコに走る為の回復力も問われますし、

テクニカルなSSではスキルがないと、上手いライダーとのタイム差はどんどん開いて行きます。

その意味でもSam Hillをはじめとしたトップライダーもみんな、

同じリエゾンを使ってスタートまで行き、同じSSを自分よりもはるかに速いタイムでフィニッシュすることに、

同じマウンテンバイカーとしてもすごいな、と改めて感心せずにはいられませんでした。

 

話はそれましたが、

シャトルを下りてから林道を1時間移動、森の中を抜けたあとの景色を楽しみ、

PASS_MtCARMO

 

その先の登山道に入ってからさらにバイクを約40分押上げると、

Stage1の始まるモンテ・カルモ山頂に到着です! – 【Google Map

 

この日は晴れてわたり、

山頂からの眺望は、広がる地中海とどこまでも続くイタリアン・リビエラ、

背後にはいつまでも遠くへと奥行きが続くイタリアンアルプスの山並みが。

みんな思い思いに写真を撮ったりしています。

MONTECARMO_PEAK

 

【モンテ・カルモ山頂から】

MonteCarmoView

 

【ステージ1:”Karma Trail” スタートポイント】

STAGE1_SP

 

ここモンテ・カルモは周辺の山塊では一番高いピークです。

そこからほぼ海に近いレベルまでの約1200m下るトレイルで、

8.6kmの長大なトレイルのなかには、激下りやロックセクション、タイトコーナーやドロップオフに加えて

登り返しセクションも数箇所あらわれるナチュラル・トレイルです。

 

気温も高かったからなのか、スタートから林間セクションに入るまではコースも掘れていて、

土煙が立つほどバフバフのグリップのしづらい路面と、何度も現れるタイトコーナーに悪戦しました。

多くのライダーが止まったり悪戦しているポイントは同じような場所で、

上手いライダーはそこを駆け抜けていくので、ポイントを押さえて他のライダーの走りも参考にします。

タイヤ空気圧やサスペンションセッティングも見直していきます。

 

途中の登り返しのロックセクションで転倒して軽く谷側に落ちたとき、

Garminマウントが壊れてガーミンがすっ飛んでしまいましたが、

幸いにも岩陰に落ちているのを発見できて無事練習再開です。

こういうこともあるので山では極力目立つ色がいいですね!

 

プロライダーも初見では止まってチェックしていたのがこのロックセクション。

Stage1_SteepRock

 

カメラが上を向いているので分かりにくいですが、急です。

スピード域も低めで、タイトコーナーが続く斜面を下ります。

手前のコーステープの先には大岩があります。(下写真のライダー手前の岩)

みんなの関心は、このスティープな下りの先の大岩セクションをどうやって早く抜けるか、です。

 

岩を乗り越えてドロップオフするのもありですが、低速で進入がタイトなので難易度は高くなります。

実際のレースでは、プロライダーも含めて下写真のライダーと同じBラインを通過するライダーが多かったです。

僕も安全を取って同じルートで。。。

レースではここもギャラリーポイントになっていて、盛り上がっていました!

Adrian Dailly 【FB, Google】は見た目もスムーズに、レースでもこのドロップを通過していました。

ROCKSECTION_BLINE

 

大岩チャレンジする気が起きずに、他のライダーたちの走りをチェックしていると

プロライダーたちも続々と降りてきました。

Isabeau Courdrier 【FB】はじめガールズライダーたちもやってきて、

そのなかの女帝Cecil Ravanel 【HP, FB】も直前でバイクを降り入念に下見をします。

マスターズ・クラスのトップライダー Karim Amour 【FB】もやってきました。

 

【ランキングNo.1ライダー2人の後ろ姿】

Karim_Cecil

 

セシルも下見をしたあと、大岩を乗り越えて胸丈の低速ドロップをすんなりとクリアして行きました。

テクニックも身のこなしもスムーズでさすがに上手いです。

彼女もバックボーンにはXCがあり、

1998年にはジュニアワールドチャンピオンになり、その後北京オリンピック出場も果たしていますね。

 

本気で走っても約30分にも及ぶ長いステージ1の後はStage2”Bric Tampa”に向かいます。

ここのリエゾンは道も狭い為か、フル自走でスタートまで向かいます。

 

舗装路も10%以上の斜度が続きますが、林道に入ってからもさらに体力を奪われました。

この時点で、『やっぱEWSは来るんじゃなかったのか。。』

と、だいぶ本気で弱気になってペースダウンしていましたが、

レースでは程よく走れて行けていたので、

イタリアに来て間もなく、寝る時間も少なかった上に暑かったのが原因だったようです。

 

他にも押しているライダーが何人もいたのでちょっと安心。

RIDER_HIKING

 

Katy Winton【FB】はもりもりと漕いで行きました。(前方にも歩いているライダーがいます。)

KATY_CLIMBING

 

ステージ2の入口まで、途中休憩しながら約2時間弱で到着。

STAGE2_SP

 

ここのトレイルははじめは緩やかですが、

1箇所あるイヤラシイ登り返しの後は、急斜面な上に狭くて岩が多いトレイルで、

膝丈のドロップオフが次々と押し寄せてくるので、終始全く気が抜けませんでした!

 

だいぶ遅れてトムとシャトルのおじさんの元へたどり着くことができました。

この時点で15時過ぎ。

プラクティス終了かと間違えましたが17:00までなので、

ちょっと安心してシャトルに乗り込み、次のステージへ向かいます。

 

【ステージ3に向かうシャトルの窓から眺める海岸線】

RIVIERA_CARWINDOW

 

Stage3 “X-men”

シャトルを下りて生活道を走り抜けシングルトラックへ。

登りを抜けた先にスタートポイントが。

前半2ステージに比べると断然走りやすいステージですが、

相変わらずRockyなセクションが続いてだんだんと斜度も急になり、

視界が開けて海が見えてくるころには終焉を迎えるといった感じです。

YouTubeにコース動画がアップされているのでそちらもご覧下さい。

YouTube – Finale Ligure – X-Men EWS 2017

 

Day1のステージはステージ1、2とふるい落としの為か、

と思うほど体力的にも厳しく、SSもスタートからゴールまで難しい勝負です。

タイムを出そうと思うならテクニカルなセクションをスムーズにこなし、

登り返しに合わせて的確なシフトチェンジも必要などなど、

やらなければならないことが盛り沢山だ!と気づかされた1日目でした。

 

ステージ2へのリエゾンがあまりにも疲れたので、潔くフロントチェーンリングの歯数を交換しました。

この長くて斜度もそこそこあるリエゾンを、

Yoann Barelliは38Tだっていうんだから、彼の脚力すごすぎです。。。

PinkBike – Yoann barelli Bike Check

 

 

つづく。

2017 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA

2017.Oct. 22

IMG_6573

10月21日、7時前にセットしたアラームより数分早く目が覚める。窓を開けると昨夜12時過ぎにチェックインした際に降っていた雨は勢いこそ弱いものの、まだ降り続いている。朝食はホテルで。この歳にしてようやくバイキングで食べ過ぎない盛り付けができるようになってきた、と我ながら成長を感じる朝。食後、熱いコーヒーを流し込み着替えに向かう。

一週間前からチームメイトとの会話の8割は「誰が雨男か?」。今年の大事なライドのほとんどが雨だった。

iPhoneの天気予報は前日よりも傘のマークが増えている。ちょうどレースの時間帯は曇りの予報だが念のため、一応持ってきたある程度防水してくれる冬用ビブショーツ、いつものミレのインナー、7MESHのジャージとベストを身に着け外へ出る。ゼッケンをつけることを考えチームジャージはバックポケットに。

ホテルから会場までは自転車で10分程度。アップも兼ねて走っていくつもりだったが予想以上に雨が強く、車で送ってもらうことに。

IMG_6556

受付を済まし、駐車場でゼッケン・ナンバープレートを取り付ける。空気圧はいつもより少し低めの前6.5、後ろを7気圧にセット。駐車場から会場までの短い区間で軽めにアップ。雨の中長時間アップするよりも車で癒される作戦は成功だったのか失敗だったのか、準備を終えて会場に着いた頃には整列はとっくに始まっていた。会場に応援に来てくれていたお客様から「去年も最後尾からだったからいつも通りでしょ」と言われ気持ちも落ち着く。

 

私の参加したチャレンジレースは3分差で2組編成にて行われる。実業団登録をしていない私にとっては関東ではかなり高いレベルのレースとなる。「JAPAN CUP」というだけあって広い地域から選手が参加しているので顔、名前を知っている選手はほとんどいない。速そうな選手はレース中にマークをし、その都度修正しつづけなくてはいけない。

先に行われていたフリーランというプロと走れるイベントが終了し、チャレンジレース1組目がスタート。スタート地点に近づき2組目の人数がはっきりする。DNSも多いのではないかと思っていたが100人以上は走るようで、中には女性の参加者も。羽織っていたジャージは応援しに来てくれたお客様にスタート直前に預け整列。それなりにレースに出るようになったここ最近、周りの人がみんな自分より速そうに見えると言う事は無くなってきた。

IMG_6557

スタート。林道の入り口までは若干上るものの平坦区間が多い。少しずつ前に出て、上りのゲート辺りでは先頭がギリギリ見えるくらいの位置に。古賀志林道に入り勾配がきつくなったところでメーターを見ると集団は7倍近いワットで進んでいる。こんなの上まで持つわけないと慌ててFTPペースに落とす。やっぱり1分2分と経つうちにどんどん降ってくる。じわじわ上げて、頂上手前スイッチバックで先頭集団を確認。濡れた路面のダウンヒルで無茶したくなかったので一安心。

実際ダウンヒルはなかなかの危険度だったと思う。ちょっと突っ込みすぎて強めにブレーキした際にあっさりリアがスリップしてしまった。以降安全マージン盛り盛りで、前から離されない程度で下る。下り切った辺りから田野セブンまでで集団の大体の人数を把握。回すのがうまい人、引かされている人、あえてちょっと上げたらどの位付いてくるのかなど。

 

 

田野セブンからの上りはそれなりに強度は高いものの、特にアタックなどもなく先頭交代しながら上っていく。スタート地点を通過した際にはたまたま2番手だったので応援のお客様は盛り上がってくれたかな、と思えるくらいの余裕をもって2周目の古賀志へ。

この辺りから前に1組目の選手が多くなってくる。気づいて脇によけてくれる方もいるが声を掛けながら抜いていく。2組目の宿命だ。

一周目とは打って変わってL4前後の癒し系ペース。今行けば1組目に紛れて逃げられるかもしれない、そう思い少しペースを上げてみる。意外に後ろには着いてこない。このまま逃げてやろうかとも思ったが下りであっさり追いつかれる。落車のリスクは絶対負いたくないのでしょうがない。

田野セブンスプリントではずっと逃げていた選手を捕まえながら集団で巡行。全く気付いていなかったのでそのまま行かれていたらと思うとぞっとする。

 

 

森林公園通りに入り、勾配とともに強度も上がる。うまい選手は前にはいないがいつでも行ける所にポジションを取っているのが後ろから見て良くわかった。冷静に自分もポジションをキープしながら前の様子をうかがう。

同じようなカーブ・景色に駆け出しを誤りゴール手前で失速した昨年。先に数人出て行ったがひたすら我慢。ゴール前のY字を左に入ったところからスプリント。コース中央には1組目の集団がいた為右端へ。まっすぐゴールが見えるラインが空いていた。

IMG_6641

先行していた2人には追い付けなかったが、先頭集団はなんとかかわして3位。4位5位とは1メートル以内の差だったのではないだろうか。オフィシャルのリザルトが出るまで喜ぶのはやめておこうと思っていたが、それ以上にレースを走った爽快感・充実感でいっぱいだった。応援してくれた方はゴール付近で観戦していたので、ゴールの瞬間も見ていてくれて自分の事のように喜んでくれた姿がすごく嬉しかった。一緒に参加したチームメイトは10位入賞と33位。悔しそうではあったけどレース後いい顔していたので良かったのかな。表彰後は頂いた餃子チケットでパーティ、再び強くなった雨の中コンタドールを見て宇都宮を後にした。

 

色んな楽しみ方がある自転車だが、時には限界を超えるライド、例えばこういうレースとか、を敢行するといいかもしれない。世界は広く、まだ走ったことのない道はたくさんある。1年間、目標の一つとしていたレースだったが走り出したらあっという間に終わってしまった。楽しい時間はいつもすぐ過ぎていってしまう。

私は今年走る大きなレースはこれでおしまい。ある程度いい結果だったのでほっとしているが、3位より優勝したいし、もっと面白い何かへのチャレンジもしたいと思っている。さて、次はあなたも一緒に。

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その2 準備

2017.Oct. 17

イタリア到着2日目

今日からレジストレーションが行われるので、

ゆっくり朝食を取ってから、車体を組み立てて受付を済ます予定です。

 

夜も明けきらないうちに起床し、

【ホテルに隣接する教会 Chiesa Di San Giuseppe Calasanzio

KYOUKAI

 

体と体内時間を現地時間に慣らすためと思って、目覚ましがてら海岸までランニング。

MAP_PVEII

 

ホテルから海岸までは徒歩で10分くらいの距離。

日差しの強い夏には、このビーチに日光浴をしに街の人だけでなくヨーロッパから大勢の人々が集まります。

今の時期は8月よりも水温もが暖かく泳ぐにはいいですね。

FINALE_COAST2

 

メイン会場となるヴィットリオ・エマニュエレ広場は閑散としていましたが、

朝7時頃には、街の通り沿いや広場周辺の小さなカフェの中でコーヒーを飲む人の姿を良く見かけました。

これがイタリアの朝の日常なんですね。

【広場 – Piazza Vittorio Emanuele II

PiazzaVittorioEmanuele

 

EWS_CANYONBOOTH

 

【広場周辺のストリート】

FINALE_STREET

 

【広場周辺は狭い路地裏が良い雰囲気です。】

FINALE_STREET2

 

朝8時前にホテルに戻って朝食を取っていると、

ホテルの目の前を、次々と山へ向かうマウンテンバイカーたちの姿が。

FLORENZ_RIDERS

 

『あれ?どうしたんだ。これはマズイのか? トレイルに行けるじゃないか』

とふと我に返り、朝食をそそくさと切り上げてすぐに自転車の組立てを始めました。

 

バイクを組立てて車体チェック、調整が終わると既に12時前でしたが、

トレイルマップを見て縦横無人に広がるトレイルネットワークを見れば、

すぐにでもどこかトレイルを見付けられて小1~2時間は乗れる!

FINALE_TRAILMAP

 

街中で一人で地図を眺めているマウンテンバイカーに声を掛けて話しかけたあと、

ベンチに座って携帯トレイルマップを取り出していたドイツ人のステファンに声を掛けて、

一緒にライドすることに。

色々話した結果、彼の案内でテクニカルなトレイルへ。

FUNRIDE_D1

 

トレイルまでのアプローチ中には、マウンテンバイカー同士やはり話が色々と弾みます。

家族で旅行に来ていること、キャンプサイトまで戻る予定だったこと、

奥さんもマウンテンバイカーで、3年前にEWSでフィナーレ・リーグレを走ったこと、

ドイツでのトレイル事情などなど。

 

実はこのルートは、ステージ4 ”Dolmen”へのアクセス道路だったので、

予めトレイル入口まで行けたのはラッキーでした。

試走はまだできませんが、コースウォークはできるので、時間の合間にちょっとだけ下見を。

 

【スタートしてからの長いストレート区間の後の1stコーナー】

DOLMEN_CORNER1

 

彼と別れた後はレジストレーションまでまだ時間が余っていたので、

同じルートをおかわりしに向かいました。

が、なぜかトレイルに入ってから分岐を間違えてしまい山の中の居住跡?に出たり

DOLMEN_ISEKI

 

少し戻ってから、激スイッチバックを経てようやく元のトレイルに合流。

タイトコーナーとドロップの多いトレイルで楽しかったです。

 

15:00からのレジストレーション時間には、

ホテルでシャワーを浴びてから向かうほどの余裕だったのですが、

イタリアだからなのか、スケジュールが遅れていて受付は17:00時からになるとのことで一旦ホテルに戻ります。

 

世の個人参戦プライベーターは、もちろん整備も各自でやらなければなりません。

空いている時間を惜しんで洗車と整備チェック、サスペンション調整などを済ませます。

ここのホテルHotel Florenzにはバイク用のストレージが完備されていて、

外では洗車もラクラクとできるし、古びてはいますがバイクスタンドがあるので整備も悠々とできました。

FLORENZ_BIKESTORAGE

 

夕食の買い出し、次の日に備えて休養する時間を考えると、意外とぶらぶらしている暇もなく、

またレジストレーションを受ける為に広場へ向かいます。

 

レジストレーションでは、エントリー確認のほかナンバープレート、マーキングステッカー等を受け取ります。

これらがないとレースはもちろん、各ステージの入り口でチェックを受けるので、

プラクティス走行もできません。

 

EWS_BIKE_MARKING

 

レストランでパスタでもと思ったのですが、

なにかと時間が押してしまい、スーパーでフルーツやチーズ、パンチェッタやお惣菜などを買って

今日は体調を整えるために、早めに寝て明日からの練習走行に備えます。

 

【スーパーに並ぶチーズの数々、生ハム・サラミの種類も豊富でした。】

SUPER_CHEESE

 

 

つづく。

SPECIALIZED ALLEZ SPRINT DSW SL COMP ロケットレッドというGOODカラー

2017.Oct. 17

アルミフレーム「最速」と言ってしまって過言ではありません。

SPECIALIZED ALLEZ SPRINT DSW SL COMP

我々スタッフ間でも非常に評価の高いバイクです。

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エアロで高剛性なルックス以上の推進力は、SPECIALIZEDのD’Aluisio Smartweld Sprintテクノロジーの成果でしょう。

溶接材を必要な部分にのみ戦略的に多く配置することで、アルミバイクのコンプライアンスを向上させるとともに剛性もかなり高める技術です。

この技術により、史上最も剛性が高いアルミバイクに仕上がっています。

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エアロ形状が印象的なシートポストとフロントフォークはS-WORKS印。

上り・下り・平地とフィールドを問わず優れた加速性能、そして反応の良さ。

高剛性のフレームの良さを最大限引き出すアッセンブルとなっています。

アルミフレームの常識を覆す、レベルの違う走りをALLEZ SPRINTで。しかも、その走りはそんなに高嶺の花でもありません。

2018 ALLEZ SPRINT DSW SL COMP ¥165,000-(税抜)

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初めてちゃんとしたロードバイクを買おうとしたときに20万円くらいを予算に考えていただく方が多いですが、ALLEZ SPRINTを選んでいただくとその他用品もある程度いいものを最初から選ぶことができますし、大体いいものを安く手に入れたいというのは誰しも思うところですよね。

この価格でこんなに走るバイクは多くないと思います。少なくとも私は知りません。

ちなみに秋冬は乗り始めるのにすごく適した季節だと思うのですが、ウェア類を用意するのは夏に比べてどうしても費用がかかってしまいます。

 

 

ロードバイク以外のアクティビティが主戦場の方の体力向上や通勤の目的で乗っていただいても、極上バイクの代打としても、もちろんとっておきの一台にも。短距離のクリテリウムレースなんかはもっとも得意とするところなので、例えば大磯クリテリウムなどもってこいです。

縁あって私も試乗する機会がありまして、あっさり心奪われてしまった一台です。

 

 

2018年モデルは3色展開で、こちらはロケットレッドというGOODカラー。モニターによって色味は変わってしまうと思うのですが赤というより燃えるようなオレンジです。その他ポリッシュシルバーとクリアブルー。ただいま風魔横浜では3色すべてご用意がございます。

実際にご覧いただいてどのカラーにしようか悩む、なかなか楽しい時間だと思います。

 

 

SPECIAZIED史上最も先進的なアルミ合金製ロードバイク、ALLEZ SPRINTオススメです。

S-Works Tarmac Frameset Sagan Superstar

2017.Oct. 16

快晴の秋、気持ちのいい横浜のポートサイドエリアで、ばっちりの写真を撮らせていただく予定なのですが、あいにく横浜はずっとずっと雨。

我慢できないのでちょっとだけアップ。

S-Works Tarmac Frameset Sagan Superstar

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2018 NEW TARMAC 存在感が凄まじいです。

全国的(世界的?)に即完売したサガン限定TARMAC、もしかしたらまだご用意できるかもしれません。

気になさっている方はこそっとスタッフまで聞いてみてください。

 

また、カタログ掲載のS-WORKS TARMACのご注文も随時承っております。

完成車でお考えの方はS-WORKS FIT プレミアムというサービスもございます。

BODY GEOMETORY FITを受けていただき(有料です)、あなたに最適なサイズ選択とパーツサイズを提案。結果に基づいて、ポジションを向上させるスペシャライズド製パーツ、ハンドル・ステム・サドル・クランク・シートポストは無料で交換できるというものです。

S-WORKSだけに許された、S-WORKSだからこそ、バイク購入にフィッティングを融合させた新たなプレミアムサービスです。

ご用命は風魔横浜まで。

7MESH RESISTANCE JACKT & VEST

2017.Oct. 15

7MESH 2017 FALL & WINTER

7MESH目当てにご来店いただいた方、長らくお待たせいたしました。

じわじわと入荷してきております。

今夏、風魔横浜店頭にてオールアイテム展示を行わせていただきましたが、さすがに8月は長袖に目が行かなかったかと思います。が、長袖無しではいられない気候になってきた今日この頃。7MESHが横浜であなたを待ってます!

今日はその中でも今ちょうど欲しいジャケット&ベストのご紹介です。

7MESH RESISTANCE JACKET

F16-7mesh_ResistanceJacket08

GORETEX WINDSTOPPER®Active Shellを採用したこのジャケットは、防風性と非常に高い耐水性、透湿性を兼ね揃えています。

115グラムという重量も特筆すべきことなのですが、それ以上に着ている事を忘れさせる立体裁断によるフィット。重量・着心地の両面からものすごく軽く感じます。
F17_7mesh_ResistanceJacket_Ember_Front_WebS15_7mesh_Resistance_Fit1ストレスのない着心地を実現するために、縫製の難しい薄手のファブリックを非常に細いシームテープで圧着処理。縫製箇所が少ないことで軽量にも仕上がりますし、素材本来の特性を最大限生かすことにもつながります。

これはジャケットを裏返してみたところ。シームテープがすごく細いことに、その技術力の高さに驚くと思います。そして、ライディングポジションに完全にフィットすることを可能にするヘリックスパターニングで仕立てる。高い技術力と経験・知識、そして何度も繰り返したフィールドテストの成果です。(7MESHが7MESHたる理由はここにあると考えています。)

IMG_6463

メッシュカフベンチレーションは、気流の流れを計算し、身体から発する熱を背面のベンチレーションから排出するために最適な部分に配置されています。また、手首と腰のノンシリコングリッパーは、ジャケットのずり上がりと風と湿度の侵入を防ぎます。

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使い勝手の良いジッパー付きポケットもしっかり装備。くるんでジッパー内に押し込めば、あなたの拳とほぼ同じサイズに圧縮する事ができる携帯性が特徴です。

 

続いてRESISTANCE VEST。

ロードバイクっぽく言うと「ジレ」ですか。

ジレに憧れがあったので、私昨年購入し使い倒しています。寒いシーズンはもちろん、富士ヒルの下りから今度のジャパンカップまで、いつでも傍らに置いておくほど気に入っています。

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S17_7mesh_ResistanceVest-2BallBlue-front_web

WINDSTOPPER®Active Shellとオメガ105Pポリエステルニットを組み合わせたこのハイブリッドベストは、前面、肩、背中の防風性と非常に高い耐水性、透湿性を兼ね揃え、サイドからは適度な通気性とストレッチ性可能にします。

RESISTANCE JACKETとまったく一緒というわけではないのですが、腕が無い分88グラムとさらに軽量。

WINDSTOPPER®Active Shellがすごくいいです。風をしっかりシャットアウトするので、私の場合今まで使っていた某メーカー長袖ウィンドジャケットよりも暖かい。しかもベストだとジッパーを下ろせばほぼ着ていないのと変わらないので体温調節も容易です。

完全防水ではないので大雨の日には向きませんが、ある程度シャットアウトしてくれるのと濡れてもすぐに乾きます。また体幹部だけでも雨風から守ってあげれば結構大丈夫というのもこのベストを使うようになって知りました笑

 

RESISTANCE JACKET ¥39,000-(税抜)

RESISTANCE VEST ¥26,000-(税抜)

今回入荷分はすべて新しいロゴで入荷しています。

カラーはemberという渋いオレンジと2ball blueというネイビーのような2カラー。

どちらも3シーズンどころか一年中、真夏も保険で持っておきたい軽さと性能です。

ジャケットかベストかはお持ちのウェアと相談して決めるのがいいと思いますが、どちらもライドの良き相棒になってくれることを約束します。

S16_7mesh_Resistances2

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その1 出発

2017.Oct. 14

風魔横浜スタッフ 村山は、

去る9月30日-10月1日と2日間に渡って開催された

Enduro World Series(EWS エンデューロ・ワールド・シリーズ)

第8ラウンド イタリア フィナーレ・リーグレに参戦してきました!

 

【各カテゴリー年間総合優勝者の表彰】

EWSR8_OAWINNER

 

もう既に皆さんはレースの結果などはenduromagpinkbikeなどで周知の通りですが、

日本の、一介のMTBショップ店員が

MTBエンデューロ・レースの世界最高峰レースであるEWSの、

2017シリーズ中でも体力的にも過酷で、テクニカル的にも難易度が高いと言われる

このイタリア・ラウンドを走ってきたという事実に今回はお付き合い下さい!

 

まず現地までは、成田空港からローマ経由でジェノアへ飛行機で向かいます。

イタリア直行便で12時間を経てローマ・フィウミチーノ空港へ。

NRT_FCO

 

予定よりも20分以上も速い、現地時間18:30頃に到着。

トランジットの為、広大なローマ空港を10分かけて移動し、

FCO_TRANSIT

 

小腹も減りまくったのでパニーノを頂きます。

イタリアに入ったという実感もこの胃袋で感じ取りました。

イタリアンビールも格別なんですが、レースが終わるまではグッと堪えます。笑

FCO_PANINI

 

ローマからは国内線で1時間のイタリア北部の都市ジェノバ

クリストフォロ・コロンボ空港に22時頃到着。

GOAARRIVAL

 

夜到着というのもあり、現地に早く着いて休みたいと思っていたので、

滞在ホテルの空港送迎サービスを予約利用して、車で現地まで。

高速道路を車で45分ほどでイタリアン・リヴィエラの目的地

地中海沿岸のリゾート地 Finale Ligureフィナーレ・リーグレに到着します。

 

【リグーリア州サヴォーナ県のコムーネ フィナーレ・リーグレ】

ITALIAN_RIVIERA

 

深夜0時頃にホテルに到着したにも関わらず、

空港まで車で迎えに来てくれたロレンツォが

『長旅でお腹も減っただろ?』と気遣ってくれて、軽い食事を出してくれました。

 

FLORENZ_NIGHTFOOD

 

さらには宿にはイタリア・ラウンドの主催者が突如現れ、

『日本からわざわざ来てくれたのはキミかね』と驚きの対面もあり。

 

夜食を頂いたあとは、現地時間に早く体内時間を慣らすためにも早々に寝ます。

この高い天井の1室が、僕の1週間のマイルームになります。

 

FLORENZ_HOTELROOM

 

 

つづく。