ROAD


SCOTT FOIL RC ULTIMATE HMX SL フレームセット

2024.Feb. 10

FOIL RCのラインナップで一番のフラッグシップモデル、FOIL RC ULTIMATE HMX SL フレームセット。

そんな「究極」なフレームをご紹介します。

 

■SCOTT FOIL RC ULTIMATE HMX SL FRAME SET S(52)サイズ ¥649,000-(税込)

通常のFOIL RCとは使用されているカーボンが異なっているこのFOIL RC ULTIMATE。

FOIL RCが「HMXカーボン」なのに対して、FOIL RC ULTIMATEではより軽量な「HMX SLカーボン」を採用しており、それにより完成度の高いFOIL RCから、フレーム・フォーク合わせてさらに約100gもの軽量化がされています。

HMXカーボンのFOIL RCはワールドツアーのプロチームも使用するトップグレードなんですがそれの上グレード、まさに究極のフレームなんです。

 

マットブラックにグロスブラックでロゴ、小さいロゴはクロームというシンプルかつスパルタンなカラー。

単なるマットブラックでは無くカーボン地が透けて見えています。

さながら戦闘機のような雰囲気です。

こういうペイントは塗料が軽いというのも魅力ですね。

特殊な塗料や複雑なペイントだと塗装だけで100g近く重くなってしまうこともあります。

 

新型Foilの特徴と言えばこのシートポスト。

「Syncros Duncan SL Aero CFT」特許取得済みのこのシートポストは2つのパーツに分かれた構造をしています。

前側のカーボン製耐荷重ピースが大きくしなることで快適性を高めています。

快適性の向上だけでなく、路面が荒れていてもペダリングが安定するという効果も。

後方のカバーの部分に入れ替えて付けられるリアライトや、ノーマルタイプのシートポストも別売りでラインナップがあります。

 

ヘッドチューブを薄く作るためにコラムは細い1インチを採用。

31.8の汎用ハンドルが使える専用ステムと専用の一体型ハンドルのラインナップがあります。

サイズ展開も多いのでポジションで困ることは無さそう。

ロードバイクは自分に合ったポジションで乗るというのが大前提です。

 

改めて見ると凄い造形です。

横から見るとマッシブなのに正面から見るとメチャメチャ薄い!

見るからにエアロで速そうです。

 

究極のFOIL RC ULTIMATEを風魔横浜でご覧ください。

サイズはSサイズ、適応身長目安は160~170cmとなっております。

サイズや組み立てのご相談などお気軽にスタッフまでお尋ねください。


クリートチェックしてますか?

2024.Feb. 4

タイヤやバーテープなど、目につく消耗品は自然と気が付きますが、足の裏のクリートはチェックしていますか?

 

新品と私の交換した使用済みです。

信号待ちなどで脱着の多い左側は嵌めるときにかなり違和感があったので交換。

新品と見比べると厚さの違いが一目瞭然ですね。

青いゴム部分だけでなく後ろ側の黒い樹脂部分もかなり薄くなっています。

すり減っていたり、古くて劣化しているクリートは割れてしまいます。

乗車中に割れてしまってはとても危険なので交換しましょう。

ビンディングの脱着がスムーズになって気持ちも良いです。

 

また、近年ではクリートの模倣品が出回っておりかなり問題になっています。

詳しくはこちらからご覧ください。

シマノでは正規品判定アプリがリリースされており、そこで真贋鑑定が可能です。

パッケージ横のラベルをめくるとQRコードが出てくるので、これをアプリで読み込むと正規品判定が出来ます。

現在はペダル・クリートのみが対応のようですが、チェーンやスプロケット・ブレーキパッドなども模倣品があるみたいなのでいずれ対応して欲しいですね。

皆さんもネットショッピングの際は気を付けましょう。

 

風魔横浜ではシマノはもちろん、LOOK・TIMEクリートは常時在庫を心がけております。

クリートの寿命を延ばしてくれるクリートカバーもございますので、ライド先でよく歩くなーなんて方はこちらもどうぞ。

 


ジェイテクト 鬼ベアリング始めました

2024.Jan. 26

ロードホイール用の超高性能ベアリングとして有名な鬼ベアリング。

風魔横浜でも取り扱いを開始しました!

 

ジェイテクトが鬼ベアリングをリリースしたのは2022年のこと。

その異様な高価格と、「あのジェイテクトが自転車業界にやってきた」ということで大変な話題となりました。

 

当初自分はこの製品のことをやや懐疑的に思っていましたが、ある時ジェイテクトがどんな会社なのか知って考えを変えました。

・トヨタグループに属する部品メーカーであり、自動車のステアリングユニットでは世界シェア1位

・NSK、NTNと並ぶ日本三大ベアリングメーカーの一角

・世界で初めてセラミックボール軸受けを実用化

 

つまりは国内有数のメーカー系大企業にして、ベアリングのスペシャリストであるということです。

そんな会社が作ったロード用のベアリングがどんなものなのか、ずっと興味を持っていました。

そして実際に触ってみると、その性能は期待をはるかに超えるものでした。

 

お客様に販売する前にまずは自分で試さねば!

そんなわけで、自前のCOSMIC SLR32にインストールしてみました。

まず圧入前のベアリング単体を触っただけでモノの違いが判ります。

まるでハンドスピナーみたいなスピーディな回転。

 

グリスが抜けきって死ぬ寸前のベアリングって異様にスルスル回るんですが、それらが見せる最後の輝きに近いものがあります。

ただその手のベアリングは潤滑が失われているので本当に一瞬のきらめきで終わるんですよ。すぐにガタやゴリがでます。

そういった不健康さがまったくなくて、いつまでもスムーズに回り続けるような、そんな手ごたえです。

 

ちなみに鬼ベアリングのボールはセラミックでボディはステンレス製。

普通の鋼球&鉄ボディと比べると重量も結構軽いです。

 

実際に取り付けた後、ホイールを回転させてみます。

なんというか、この勢いだったら普通はここで止まるだろうというところで止まらず、更に延々と回り続ける感じ。

我々が承知しているベアリングの常識を超えた挙動で回り続けるのでスタッフ一同見入ってしまいました。

 

もちろんベアリングの本当のポテンシャルというのは荷重がかかった時、つまり実走時にこそ発揮されるもの。

この点については後日改めてお話させて頂きますが、まあ凄かったと言っておきましょう。

平地、登り、下りとあらゆるシチュエーションで差を感じることが出来ました。

 

そしてさらに凄いのは、この性能がノーメンテで何年も維持できるらしいということ。

資料には「メンテナンスフリーを実現!」などと書かれています。

その点もこれから身をもって試していく所存ですが、マトリックスパワータグへの供給実績や、聞き及んだいくつかの伝説的エピソードを鑑みると多分本当です。

 

リリース当初は前後ハブの4か所のみ対応でしたが、現在ではフリーボディ用の特殊サイズも発売されています。

自分は先にハブだけ交換してフリーボディは後日交換したのですが、ハブだけでも大いに感動を味わえました。

導入としてハブだけやってみて、更にアップグレードしたい場合はフリーもやるというスタンスでいいんじゃないでしょうか。

 

気になる価格は以下のようなイメージ。

MAVIC SLRシリーズ(DISC)の場合、前後ハブ4か所で約14万、フリーボディまでフルの6か所で約22万円。

上記金額は参考価格といった感じなので、他のモデルや他のブランドの場合は都度お問い合わせください。

 

決して安くはないアイテムですが、確実に値段以上の値打ちがあります。

回転性能を求めるレース志向の方々はもちろん、ライドの楽しさを追求するファンライド派の方にもおすすめ。

 

自分のバイクがお店にある時はいつでも回転の具合を見て頂けます。

興味がある方はお気軽にお声がけください!


ENVE SES4.5 NEW STRAIGHT SPOKE入荷しました

2024.Jan. 22

新型ハブを採用し、スポークがJベンドからストレートプルへと変更されたENVE SESシリーズ。

その中でも本命と睨んでいる方が多そうなSES4.5が入荷しました!

 

■SES4.5 NEW STRAIGHT SPOKE ¥499,950-(税込)

今やENVEと言えばタディ・ポガチャル及びUAEチームエミレーツとの関係を抜きに語ることは出来ません。

そのポガチャルが常用しているのがフロント50mm/リア56mmハイトのSES4.5です。

ENVEのラインナップの中では2番目にディープなリムハイトですが、ポガチャルは獲得標高4000メートルを超えるような山岳ステージでもこれを使うことがほとんど。

 

そのイメージもあってか、ENVEのホイールの中でもSES3.4と並んで人気の高いモデルです。

3.4が究極のバランスを目指したホイールならば4.5はリムハイトの高さを保ちつつ万能さを付加したホイールと言えるでしょう。

平坦や下りでかっ飛ばせて、ある程度の登坂性能も欲しいという方にはまさにこれ。

重量もセットで1,433g(旧ハブモデルよりも20g軽量化)と、同程度のリムハイトの中では最軽量の部類です。

 

 

新型ハブの特徴やストレートスポークを採用する事の利点は前回お話ししたので、今回はリムについての解説を。

SES4.5のリムプロファイルは上図の通りです。

 

昨今のディープリムはフロントを幅広に、リアをやや細めにするというのがセオリーになっていますが、SESシリーズの場合は6.7を除いて前後とも同じ外幅です。これは狙って同じ外幅にしたというよりは、空力面におけるタイヤとのマッチングなどを追求したら結果的にこれが正解だったという事なのだと思います。

SES4.5の使用可能なタイヤ幅はミニマム27mmですが、それや28cのタイヤをこのホイールに取り付けると実測29~30mmになります。このようなワイドタイヤを履いた際にエアロダイナミクスが最適化されるよう設計されています。

 

SES3.4と4.5はいずれも外幅が32mm。28c装着時、タイヤよりもリムの方が幅広になります。

この二つのモデルの「リムハイトの割に空力性能が妙に高く感じられる特性」はこのあたりから来ています。

フックレスリムということでチューブレスタイヤを使う前提ですが、TLタイヤ特有の転がり抵抗の低さも相まって他のホイールでは味わうことの出来ない世界を体験できますよ。

 

既に何名かのお客様にお渡しさせて頂いているのですが、毎回カッコいいなぁと見惚れてしてしまいます。

これくらいのリムハイトじゃないと出せない雰囲気というのがありますよね。

 

上の写真は最近話題のENVEのMELEEフレームにお取り付けさせて頂いた図。

このバイクに付いては後日改めて紹介させて頂こうと思います。

 

店頭にはシマノ11速フリーボディの在庫がございます。

先日入荷した新3.4は速攻で売れていったのでこちらもいつまであるかわかりませんが、ぜひ店頭で実物をご覧ください。

遠方の方は当店通販サイトもご利用いただけます。


Bianchi Oltre Comp 105 Di2 チェレステカラー

2024.Jan. 20

エアロロード戦国時代の現代でも一際異彩を放つOLTREシリーズ。

そんなOltreのCompグレード、「Bianchiと言えば」なチェレステカラーのバイクが入荷しました!

 

■BIANCHI OLTRE COMP 105Di2 ¥781,000-(税込)

やはり見慣れてきても凄い造形ですね。

RC / PROに搭載されるエアディフレクターこそ省略されているものの、フレーム形状は細部以外ほぼ同一。

シートステーのクリアランスやスルーアクスルの穴が貫通していなかったり随所にエアロを感じます。

 

実はこのOltre CompはNew Oltreファミリーでは唯一バイク全体がチェレステカラーのバイクなんです。

なんだか意外ですよね。

色だけでもこのバイクを選ぶ価値があります。

 

コックピットは専用ステムでホースはフル内装。

ハンドルは内装対応のものであれば汎用の物が使えます。

ポジションの自由度も高まるのでも好みの形状のものが使えるのは嬉しいところ。

 

公称重量はフレーム 995g・フォーク 390g。

重厚なルックスの割には軽量ですね。

フォークコラムがRC / PROは1インチコラムですがCOMPはオーバーサイズだったり、カウンターヴェイル非搭載によって、フレーム・フォークの合計重量はOltre PROより軽かったりします。

 

ホイールは最近のBIANCHIでよく見るVELOMANNのV50R。

50ミリハイト、内幅21mm・外幅約29mmと現代的なスペックで重量 1,640gと十分なスペックです。

もちろんチューブレスレディ。

個人的にこのホイールかなり良いんじゃないかと思っています。

 

サドルはなんとFizikのアンタレスR1が奢られています。

カーボンレール・カーボンバックで160gとかなり軽量。

この価格帯の完成車でここまで良いサドルが付いているのは珍しいです。

 

最新エアロロードにDi2・カーボンホイールと戦闘力のかなり高いバイクです。

以前ご紹介したホワイトもまだございます。こちらもなかなか綺麗で良い色してます。

どちらもサイズは53、適正身長は170cm前後。

サイズ選び等、ぜひ店頭にてスタッフまでお尋ねください!

 


ENVE NEW SES ホイール じわじわと入荷しております

2024.Jan. 13

センセーショナルに発表されました、ENVE WHEELのアップデート。

タディ・ポガチャル 率いるUAE TEAM Emiratesがツール・ド・フランスでテスト使用していた、ENVEの新しいハブを採用したNEW SESが日本上陸!! 最新テクノロジーを採用しさらに進化を遂げました。

新型ハブにより軽量化・剛性バランスの最適化が図られ、今まで以上にENVEの理想とする最高の乗り心地とハンドリングを実現できるようになったとのこと。

ハブは旧型から新型に変わり60g軽量になるようです(メーカー公表値)。

ハブの変更によるトピックスは多岐に渡るのですが、もっとも大きいのがストレートスポークの採用ではないでしょうか。

今までは一般的なJベンドのスポークを使用するハブだったのですが、今回の変更で首の飛びにくいストレートスポークを採用。これによりさらにかかりの良いホイールに仕上がっているとのこと。

しかも同ホイールであればドライブ側・ノンドライブ側ともにスポーク長は同じとメンテナンス性にも優れる仕様になっています。ENVE SESシリーズは前後ホイールのリムハイトが異なるのですが、それでも前後分のスポークは2種類だけで済むということになります。

さらに、スポーク同士が接触しないようになりました。黒いエアロスポークですと、ペダリングでトルクを掛けた際にスポーク同士が接触している部分で音が鳴ってしまうことが良くありますがそれが解消されました。

他にもラチェット部がID360から、新しいINNER DRIVEシステムという機構に変更されていたり、フリーボディの保持がポン当てではなくネジで止めるようになっていたり、多くのフィードバックを元にアップデートが施されています。

簡単に言うと、ENVEの完組ホイールが新しいハブになってより良く進化し軽くなりました。が、ホイールセットで旧ハブ仕様より60g軽量!はちょっと大げさのようです。

正直な国内代理店公式HPに数値があがっていたのでそれを掲載しておきます。

念のためENVEをフォローしておくと、公式のホイールセット重量はほぼ実測値でした。これはどうやら信じて大丈夫そうです。下の写真は早速店頭に入荷した新型SES3.4 SHIMANOフリーの実測値です。

旧ハブ、あるいはKING等で組まれているENVEホイールをお持ちの方は焦らずに、新型ハブのインプレッションを待ってから組み換えを検討なさっても良さそうです。

とはいえ、最高のホイールENVEがより至高に近づいたことには変わりありません。フックレスで幅広&軽量なリムによる、28cを使用した際に最適化されたエアロダイナミクスと空気圧、これがENVEの本分です。

 

すでに国内入荷済みで随時入荷してまいります。お気軽にお問い合わせください。

こちらもご利用いただけます→BIKE ONLINE


今年もあの絶景へ!アルプスあづみのセンチュリーライド2024 開催決定しました

2024.Jan. 9

風魔横浜では毎年お客様と一緒に走っている定番のセンチュリーライドイベントです!

今年は5月25日(土)、5月26日(日)開催です。

 

広がる青空、綺麗な空気、程よいアップダウン、疲れた身体を癒してくれるご当地グルメ。

絶景と絶品グルメの両方を満喫できるライドは普段なかなか味わう事ができません

大自然の中でしか得られない魅力がこのアルプスあづみのセンチュリーライドに詰まってます!

 

ロードバイクビギナーの方はこの機会に自己最長記録にチャレンジしてみませんか?

160㎞というととても走れそうにない距離だと思われるかもしれませんが、目の前に広がる絶景とエイドステーションに並ぶグルメを楽しみに走っているだけで、不思議と160kmもの距離を感じずに走り切れてしまいます。

達成後は新たな世界が開けること間違いなし。

 

普段レースメインに走っている方もたまには癒しライドとしていかがでしょうか。

 

詳細やエントリー方法はアルプス安曇野センチュリーライドのホームページをご確認下さい。

http://aacr.jp/

一般エントリーは1月20日より開始です。

※一般エントリーの場合、年によっては開始五分で埋まる程の人気です。

エントリー開始時間前にパソコンの前に待機しておいた方が良いでしょう。

 

参加を考えていただける方はお気軽にスタッフまで!

去年や一昨年の模様もご参考にどうぞ!

2023 緑のAACR行ってきました!

緑のAACR参加してきました!

 


VOLT400 NEO SPECIAL EDITION 入荷しております

2024.Jan. 7

大容量カートリッジバッテリーを搭載し、既存のモデルからランタイムが約2倍!になった特別仕様、CAT EYEのVOLT400 NEO SPECIAL EDITIONが入荷しています。

 

約1年前、VOLT800 NEO・VOLT400 NEOと今のサイクリストにフィットした仕様にモデルチェンジ。

ライト部の上下入れ替えが可能、USB TYPE-Cの採用、上部をカットしたWIDEな配光などなど。

当店でも人気のライトとして定番品の地位を獲得済みです。

 

ただ、実はVOLT800 NEO・VOLT400 NEOはバッテリーが異なりました。

800 NEOだけが新型の大容量バッテリーで400 NEOは旧モデルからバッテリーのみ継続。

「市街地メインで走るなら400 NEOに新型バッテリーが最強」と思っていましたが、それには新型バッテリーを別売りにて購入しなければなりませんでした。。。

が、なんと「VOLT400 NEOに新型バッテリー」でセットアップされたものが限定モデルとして商品化されました!それこそが今回ご紹介しております【VOLT400 NEO SPECIAL EDITION】です。

 

性能はもはや折り紙付きのCAT EYEのVOLTシリーズ。

公式にランタイムがどのくらい長くなったかわかりやすい表があったので転載させて頂きますが、本当にほぼ倍。様々な用途での活躍が期待できます。

一点気になる所があるとすれば容量増に伴って充電時間も長くなっている所。容量増により充電回数は減るはずですが、長時間のライド後はすぐに充電する習慣をつけないとですね。同バッテリーを採用している800 NEOでは2A急速充電 約4時間なのでやはり上位グレードだけあります。

 

お値段は控えめ、¥12,100-(税込) 当然ですが400 NEO + 別売りバッテリーよりもかなりお求めやすくなっています。

ただいま店頭にて在庫しておりますが、現状まだお取り寄せも可能。とは言え気になる方はお早めにお願いいたします。

 

日の短いこの季節、MAXの明るさよりも長い使用時間が必要なんだ!という方は多いはず。この冬の乗り込みのお供にいかがでしょうか。

 

 

【在庫あります】VOLT800 NEO&VOLT400 NEO


スタッフが本音で語る【2023年買って良かったものベスト3】鈴木編

2023.Dec. 26

続きまして鈴木の「今年買って良かったものランキング」です。

何をランクインさせようか迷いましたが、早速発表していきます。

 

第3位 Muc-offシーラント

いきなり地味なヤツと思いきや、結構いいアイテムなんです。

今までは定番他社をなんとなく使っていたんですが、自分が使っているホイールにアンモニアが含まれているシーラントを使うのはよくないと聞き変更しました。(アンモニアはアルミや真鍮を腐食させやすいんです)

Muc-offのシーラントはアンモニアフリーながらパンク修理能力の高いラテックスベース。

最大6mmの穴も塞いでくれます。

また、粘度が高く流動性が低いので転がりへの悪影響も少ないという優れモノ。

Muc-offはシーラントにも洗剤のような香りが付けられていて、アンモニアやゴムなどの匂いがせず全然臭くありません。

チューブレスユーザーの皆様、オススメです。

 

第2位 ハンドル幅変更(400mm → 380mm)

これは買って良かったアイテムというよりは変えて良かったところになってしまいますが、ハンドル幅を変更しました。

今までロードではずっとなんとなくで400mmのハンドルを使い続けていたのですが、小柄な自分としては380mmが気になっていました。

幅狭ハンドルやレバー内曲げの流行りにも影響されて交換してみたんですが、これがもう完璧。

意識せずともエアロポジションがすごく取りやすくなり、ダンシングもかなり良い感じ。

もう380mm以外使う気が無い!というレベルです。

サイズも決まったので一体型ハンドルが欲しい気持ちがさらに強くなってきてしまいました。(笑)

 

第1位 ENVE SES 4.5

ダントツ1位はやはりSES 4.5。

カッコ良くて、リム幅が広くて、リムが軽くて、ある程度ディープで、カッコイイホイールが欲しい!というワガママを全て叶えてくれる最高のホイールです。

数ヶ月経って慣れた今でも自分のバイクを眺めてると「4.5カッコイイなぁ」と思っています。

もちろん、乗っても最高のホイールですよ。

詳しいインプレッションはこちらで載せていますのでよろしければご覧ください。

 

ENVEタイヤがガラス片で裂かれてしまったので、タイヤは現在GP5000S TR 28cにしています。

なんとなく茶色いタイヤ使いたいなという気分で選んだだけでしたが、さすが天下のGP5000ですごく調子いいです。

特段軽いタイヤではないんですが走ると軽やか。グリップも下りや高速コーナーが待ち遠しいくらい。

これから28cチューブレスのタイヤを色々試していきたいですね。

 

そんなわけで鈴木の今年買って良かったものランキングでした。

去年の買って良かったものランキングを書いた際に、来年はSES 4.5と書けたらいいなと言っていたので有言実行(?)できて良かったかなと思います。

とりあえず今は一体型ハンドルが欲しくてたまらないです。

何にしようか…

来年をお楽しみに。


スタッフが本音で語る【2023年買って良かったものベスト3】高木編

2023.Dec. 25

いよいよ年の瀬。皆様いかがお過ごしでしょうか。

M1よりもクリスマスよりも、festive500が始まると年末を感じる高木です。

今年も財布のトレーニングのため、家計に高強度インターバルを課す一年を過ごして参りました。

「今年買って良かったものベスト3」2023年版の発表です!

第3位 GARMIN EDGE 540 SOLAR

何年か前、530の記事を「買って良かった」シリーズにて書きました。

日々愛し、使い倒していたのですが、ある日ひょんなことから落下→クラック→浸水→お別れしてしまい、修善寺だったり富士ヒルだったり上る系レースが控えていたこともあって、安くて軽量な130PLUSを購入。軽量厨の私は満足していたのですが、Di2とペアリングできない・GPS位置によるラップが取れない、、など少々不満もアリ。

ある日とうとう「SOLAR」というパワーワードに抗えず、店頭在庫で唯一残っていた540SOLARを購入しました。

540、840、それぞれSOLARモデル、SOLAR非搭載モデルありますが、540SOLARはもっとも中途半端な機種と言っていいでしょう。実際店頭で良く売れるのも、SOLAR非搭載の540、あるいは840SOLARがほとんどです。

ですが私のやりたいことは全てカバーされ、かつ駆動時間が非常に長い。

かっ飛ばして走ることがメインの私はライド中はタッチパネル必要なし。。。いや、本当言うとライド中以外、画面の設定等ではタッチパネル使いたいです。今まで以上に詳しく設定が可能なので物理ボタンだけだと面倒な時もまあまああります。

リアルタイムスタミナ機能も面白いですが、レース中辛い時にスタミナが1%になっているのをうっかり見てしまう・結構練習したつもりが全然スタミナ80%、など今の所打ちひしがれた記憶しかありません。

加えて、スマホ・ライト類はUSB TYPE Cに移行していないのでTYPE Cの恩恵も感じません。

それでも!やはり正確なデータを的確に、充電の心配なく取れる点は安心につながってます。

ちなみに530はノーガードでしたが、540はシリコンケースにストラップも着けています。安心です。

530くらい新しいサイコンの方でも、じわじわバッテリーレベルの低下を感じ始めているのではないでしょうか?新型のGARMIN、調子いいですよ。

 

第2位 QUARQ D FOUR POWER METER + SRAM RED CRANK

昨年Cerveloに乗り換えたタイミングでSHIMANO 12を使い始め、しれっとパワメだけ9100クランクで左4iiiiに81チェーンリングで使っていました。

ただ、店長が旧モデルを組み合わせて使い続けるのはどんなもんだ、だったり、クランクを短くしたいという希望も同時にあったり、ワウトがSRAMコンポを使い始めたのは動機としては大きくない(ゼロでもない)のですが、何か新しいものが欲しいななんて思っておりました。

そんな時、お客様で僕の10倍自転車持ってらっしゃる方が「色々使ったけどQUARQが一番壊れない」とおっしゃっており俄然気になってしまったのがこのQUARQ D FOURです。

SRAMグループ社製ですがSHIMANOチェーンリングが使用可能。耐久性もそうですし、パワーの数値も比較的信頼されているメーカーのひとつ。両側計測で、なんと自動校正機能!も付いていることで、校正不精(レースシーズン以外は月に1回くらいしかやらなかったり、、、)の私に最適なパワメだと確信してしまいました。

実走だと気づきませんが、ZWIFTなんかでメーターとにらめっこしていると、開始5分くらいでパワーとケイデンスがふわふわする時間帯があり、一瞬故障や電池切れを疑うのですが、それが自動校正しているタイミングのようです。

軽量厨なのでBB込で「91クランクに左4iiii」より結構軽量になったことも嬉しいですが、「なんかそれっぽい見た目」が一番気に入ってます。ちなみに世にある現行クランクの中でSRAM REDのクランクアームが一番カッコイイと思っています。

 

第1位 Prologo DIMENSION NDR NACK

箱で届いた自転車を、いい感じに組み立ててお客様にお渡しする仕事をしているのですが、その際必ず試乗してチェックしています。

チェックの際に組み立て面だけでなく、そのバイクはどんなバイクか、例えば「このタイヤ重たいけど良く走るなぁ」とか、「自分が乗るならこのサイズだなぁ」とか考えながら乗っているのですが、何度乗ってもめちゃくちゃいいサドルがありました。

Prologo DIMENSION NDRです。

バイクオブザイヤー筆頭、新型のSupersix EVO HM完成車に付いていて、何回乗ってもベスト。サドル高に関わらずストレスゼロ、完璧。試乗は作業着で行うのでレーパンは履いていないにも関わらず、です。

決してNEWモデルでもなんでもなくむしろPrologoラインナップだとクラシックな部類。

Prologoのラインナップは複雑ですが意味を理解するとわかりやすく選びやすい。DIMENSIONという形のNDR(パッド増量、快適系)でNACK(カーボンレール)を選びました。

ちょうど購入のタイミングは距離をたくさん乗りたいフェーズだったのでNDR。NDRじゃない方で完璧さが失われることも恐れました。NACKレールはちょっとでも軽くしたくて。

思い返してみると何年か前にも完成車に装着されていたことがあり、その時にも良かったんですよね。思い出して運命を感じてしまったのが購入の決め手です。

こちらのサドルは約160g。軽量厨の私は正直許せない重量なのですが、重量以外があんまりにも完璧なので気にしないようにしています。これで80gくらいだったら何個でも買います。中の人に届きますように。

 

後はタイヤ、結構色々使ったので感想を。

パワーカップとGP5000クリンチャーは25cも28cも、ブチル・TPU・ラテックス全部試したかな?CORSA PROは25cをTLRで。現在はGP5000S TR 28cをマックオフシーラントで運用中。

転がりはパワーカップが一番速い気がしますが、なんかコーナーがちょっと怖い。TLRなら違うのかもしれないけどTPU→ラテックスでも印象変わらず。

CORSA PROは乗り味上質&しなやかですっごく良かったんですが最終的に切り裂いてパンクしてしまったのでなんだかもう一度買う気になれず、、、ガラス片を踏んでのパンクなのでしょうがないのはわかっているのですがジンクス的に。

GP5000は一番速いわけじゃないんだけどトラブル少ないのと、特にTLRはコーナーどこまでも攻めれる気がして、要は一番安心感あるのかな。マックオフシーラントが調子良いのもTLRが続いている要因。落ち着いてからはブチルより空気抜け少ない印象です。

ということでGP5000S TR 28c 推してます。お小遣いに余裕があったらTT TRの28cかな。

タイヤも値上がりしなかなか気軽に試せなくなっておりますが、限界を迎える前には変えましょうね。

 

ということで皆様が良い年末年始を過ごすことができますように。

メリークリスマス!