【これぞ究極のホイール】ENVE SES4.5 インプレッション
2023.Apr. 17
ずーっと25c・クリンチャーを使っていた私ですが、少し前に28cを使いその良さに気づいて以来、それをさらに活かせるホイールが欲しいなーと常々思っていました。
あーでもないこーでもないと色々候補を考えていたのですが、やっぱりこれしか無いだろうということ勢いで購入してしまいました!
■TARMAC SL7 × ENVE SES 4.5
やっぱりENVE、超カッコいいですね。(自画自賛)
このカッコよさ、オーラはやはりENVEにしかないものだと思います。
これだけで半分くらい満足しちゃってますが、天下のENVEはもちろんカッコだけじゃありません。
せっかくなのでタイヤもENVEにしてみました。
ENVEロゴをバラしたトレッドパターンがカッコいいです。
ENVEホイールに最適化されて作られており、空力が良いそう。
27c(28相当)に内幅25mmフックレスで、空気圧は脅威のフロント3.3bar、リア3.5bar。
ロードバイクをこんなに低い空気圧で乗るのは初めてでした。
空気圧はもう少し上げたり下げたり試行錯誤してみようと思います。
まずホイールを付け替えてひと漕ぎふた漕ぎで驚いたのは乗り心地の良さ。
今までクリンチャーメインだったというのもあると思いますが、未体験の乗り心地で今までの感覚だと空気が抜けてるんじゃないかと本気で思ったくらいです。
また、乗り心地と同じくワイドなチューブレスからくる異次元のスムーズさ。
スピードを出して走っていて急に路面が荒くなっても跳ねたり失速している感じがありません。
下りも明確に速くなりました。
4.5の持つ空力性能+チューブレス、どちらも効いていると思いますが、今までよりも速いのに断然安定しています。
リムの精度の高さも要因の一つかもしれません。
バイクをメンテナンススタンドに掛けてホイールをぶん回しても明らかにブレが少ないです。
そして一番気になっていたスプリントやダンシングでの加速。
これは思わずにやけてしましました。
踏み込んだ時の反応もすごくいいのに、伸びるような感覚もある感じは今までにありませんでした。
登りでも反応の良さそのままでよく走ってくれます。
前のホイールもかなり空力性能の高いものだったのですが、平坦での高速巡行は特に変わらず。
正直あまり変化が感じられなかったらどうしようと心配だったのですが、杞憂に終わりました。
使ってみて、ENVEの言う「Real-World Fast」を感じて理解できた気がします。
性能と同じくプライスも究極ですが、間違いなくそれ以上の価値のある一本だと思います。
なかなか勇気のいる買い物でしたが、最高の性能で大満足です。