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11月20日の営業について

2017.Nov. 19

時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また、平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

 

誠に勝手ながら11月20日の営業時間を変更させていただきます。

通常20時の閉店時間が17時となります。ご了承ください。

 

11月20日(月)

OPEN 11:00

CLOSE 17:00

 

皆様には何かとご不便をお掛けいたしますが、これまで同様変わらぬご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

皆様のご来店お待ちしております。

2018 PINARELLO GAN S 105

2017.Nov. 18

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DOGMA直系のレーシングマシン「GAN S」

数えきれないほどの表彰台を飾り、グランツールを制したDOGMA F8の技術を継承し作られています。

優れた空力性能、軽量さ、剛性、強度とトータルバランスに優れたバイクです。

2018年はグラフィックが大きく変わり、更にその美しいフレームワークを引き立たせています。

 

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カーボン地に艶のあるレッドの映えるフレームは高強度系のハイストレングスT700カーボンT700を使用。

ちなみにPINARELLOのカーボンバイクには日本が誇る「東レ」のカーボンが使われています。フラッグシップにあたるDOGMA F10などは宇宙船よりも高品質なカーボンが使われているとか。

強度と剛性の高さを両立したカーボン素材は「ジャガー」との共同開発で得られた最高のエアロダイナミクスも兼ね備えています。

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透けて見える編み込まれたカーボンもとても美しいイタリアンバイクです。

ハイエンドバイクにも引けを取らないスタイリングと性能を持っています。

PINARELLOのフレームワークに見惚れてしまった方はPINARELLOしか愛せなくなってしまうほど。

「しっとりとした」「まろやかな」などの形容詞で表現されるPINARELLO独特の乗り味もライダーに官能的に訴えかけます。

一度PINARELLOに乗られた方がまたPINARELLOに乗ることが多いのはこの乗り味に魅了されてしまうのでしょう。

こちらのバイクは信頼の高いSHIMANO 105で組まれたバイク。

エアロも軽さもスタイリッシュさも、全部欲しい方にお勧めの一台です。

PINARELLO GAN S 105 ¥375,000-(税抜)

2018 TARMAC MEN SPORT

2017.Nov. 17

IMG_6484TARMAC SPORT

「TARMAC」の名を世界に轟かせた完成された高性能なフレームに、信頼の高いSHIMANO 105 11speedコンポーネントをセッティングしたバイクです。

登りでの反応の良さ、下りでの卓越した性能を発揮するSPECIALIZEDのオールラウンドプレイヤー。

グランツールを制したジオメトリーはそのままに、新たにリリースされた最新の最高級モデルと比べると若干重たいものの、この価格から考えればわずかな差。上位モデルとの価格差でお好みのパーツのアップグレードに充てていただくのも面白いですね。

TARMAC SL4 いまだに多くのライダーに愛される名機です。

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重量的にはデメリットにはなりますが、信頼のあるねじ切りBBを採用している点。剛性の高いテーパード構造のカーボンフォーク。同価格帯で比べると軽量なDT R460ホイール。快適性を提供するSPECIALIZED製のBody Geometryパーツも多数使われています。

すぐにでも戦える実力を備えたカーボンバイクですが、手の届きやすい価格です。

2018 TARMAC SPORT ¥200,000-(税抜)

おおまかにカーボンのスポーツバイクというとこの位の価格帯をイメージされている方が多いと思います。

レースにロングライドにオールラウンドに活躍してくれるTARMAC。

ロケットレッドで塗装されたフレームも非常にきれいです。

このTARMACからバイクライフを始めてみませんか?

冒険を重ね、一緒に成長していく相棒としてぴったりのバイクです。

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その7 表彰式とその後

2017.Nov. 14

レースから開放されて、心なしか落ち着いた時間が流れます。

トップライダー達のゴールも見届けたかったですが、

一旦ホテルに戻ってシャワーで1日のレースの汗を流してから、

夕方から表彰式が催される広場へと散策にでかけます。

VIEWFROMHOTELROOM

 

ホテルから歩いて海岸へ向かうと、海岸からほど近い場所に地元の駅があります。

【こじんまりとしたフィナーレ・リーグレ駅】 – Google画像検索

FINALELIGURE_STATION

 

駅前の交差点近くのピザ・スタンドに立ち寄って小腹を満たします。

4ユーロ程度(約550円)で満足!

お気に入りはボリューム満点のRotolone。

【駅前の交差点横にある持ち帰りピザ屋さん Pizza E Pizza】

FINALE_PANINI_STAND

 

海岸沿いのピットエリアを歩けば、レースを終えた王者SAM HILLの姿も見ることも!

Sam Hill 【FBGoogle

SAMHILL_CHAMP

 

そしてWynTV【FBGoogle】の撮影もしていました。

Nico Lau【FBGoogle】にインタビュー中。ぜひWynTVをチェックしてみて下さい。

NICLAU_WYNTV

 

サンタクルズのテントでは、ゆっくりとしている二人にお邪魔して

一緒に写真も撮ってもらいました。

もはやミーハーのなにものでもない笑

Josh Bryceland【FBGoogle】とSteve Peat【FBGoogle

JOSH_PEAT

 

ぶらぶらと時間を潰している間に、広場中央でいよいよ表彰が始まりました。

EWSのイタリア最終戦の表彰と2017年の年間表彰が行われる、

今年最後の表彰だけあって盛大に行われています!

主催者がこのビッグレースの終わりを感慨深く語ります。

EWS_AWARD_START

 

各カテゴリーの表彰が始まって間もなく、マスターズ男子の発表が始まると

なにやら見かけたライダーが1位にいるではないですか。

そうです、チェーンが切れたバイクに乗る僕の背中を、

延々と押してくれたライダーRene Wildhaberこそ彼だったのです。

まさか1位のライダーとは露知らず度肝を抜かれました。もちろんファンになりました笑

EWS_AWARD_MASTER_M

 

注目の男子の表彰も終わり、年間総合優勝者!

もちろんSAM HILL やCecil Ravanelは言わずもがな。

一番左のマスターズ女子優勝は、Mike Brodericの奥様で一緒に写真に写ってくれたのMaryさんでした!

マイクは年間3位だったので、まさにスーパー夫婦です。

EWS_AWARD_WORLDCHAMPS

 

表彰が終わるとSRAMブースでパーティーがあるので、

是非参加しようとぶらぶらしていると知り合いが。

 

実は練習1日目に、チェーン切れでモンテ・カルモ山頂でミッシングリンクを貸してあげたライダー。

もう会わないだろうな、と思っていたんですが、

最終日にバッタリと会ってわざわざミッシングリンクを持ち歩いて返してくれました。

そして一緒にパーティに行くことに。

 

意外と物静かなイゴールと、イケメンで優しげなルカ

彼らはメンズクラスで走っていました。彼らの国スイスでは入賞もしているし速いライダーです。

一緒に走れたら楽しいだろうな。

IGOR_LUCA_ME

 

SRAMブースでは早くもパーティが。

アルコールやスナックも振舞われ、色々なライダーがひしめき合います。

SRAMBOOTH_PARTY

 

写真左の方で赤いキャップを被っているのはJerome Crementz【HPFBGoogle

169cmとそれほど大きくない体から生まれるエネルギッシュで、

EWSをはじめ【Megavalanche メガバランチェ】など、数々の優勝を勝ち取っているすごいライダーです。

SRAM_PARTY_01

 

若手ですが、スムーズな走りで年間2位のAdrian Dailly【FBGoogle】も。

ニコラ・ブイヨから手ほどきを受けている動画を見る限り、

きっと彼の秘蔵っ子なんでしょうか。来年以降もさらに走りに期待です!

YouTube動画 – Adrian Dailly x Nicolas Vouilloz
PARTY_ADRIANDAILLY

 

そして、師匠とおぼしき伝説の男Nicolas Vouilloz【FBGoogle】と握手もでき、

神々しい後ろ姿を拝むこともできました!

口数も少なくシャイな感じだし、道端でふと見かけたときも、

キャップを深々とかぶり直して目線を隠していたのが印象にあります。

凄いライダーなにのオーラすら消しているところがすごい。

PARTY_NICOLASVOUILLZ

 

陽気なフレンチ、現カナディアンのYoann Barelli【FBGoogle】もパーティを楽しんでます!

PARTY_YOANN

 

他にも、練習日にパンクしてた若いライダーで携帯ポンプを貸したライダーとも再開し、

抱き合ってビールを乾杯しました。

 

途中パーティを抜け出し、広場に隣接するピッツェリアへ

やっぱりイタリアのピザは最高!いい笑顔ですね!

IGOR_LUCA_PIZZA

 

広場ではパーティも盛り上がり、深夜過ぎまでお祭り騒ぎが続きます。

REDBULLMUSIC

 

そんなこんなで楽しい夜はあっという間に過ぎ、ホテルに戻りました。

明日は楽しみにしていた、フィナーレ・リーグレのトレイルを巡るバイクツアーです。

 

つづく。

 

 

OAKLEY PRIZM EVZERO PATH

2017.Nov. 11

アイウェアの話。

本来カッコよくって自分に似合うものを選ぶのが何よりも一番なのですが、機能面に注目してみても面白いです。

今回ご紹介するのはOAKLEY EVZERO PATHというモデル。

一枚のレンズにノーズパッドとテンプルのみがつくというシンプル設計。

当店でも人気の高いJAW BREAKERとは違い、その設計上レンズ交換はできませんが、非常に軽量に仕上がっています。

また縁が無いからなのか、どなたでも似合いやすい形。

店頭でお試しいただけますのでお気軽にスタッフまで。

IMG_6782.HEIC

で、今日はPRIZMレンズの話。

簡単に言うと裸眼よりも視界を鮮明に調整してくれるレンズです。

「コントラスト調整」と言えば今どきのカメラをお使いの方なら良く目にしていると思います。

全く新しい技術、そして長年の研究により、それぞれの環境に合うように特別にチューニングされたレンズ。よりシャープにカラーコントラストを認識させます。

今回入荷してきたEVZERO PATHはどちらもPRIZMレンズを使用しています。

IMG_6783.HEICまずはこちら。

PRIZM ROADレンズにホワイトのテンプル、差し色で赤が入るというモデル。

初回入荷からずっと人気の高いモデルです。

IMG_6784.HEIC横から見るとこんなルックス。意外と赤パーツは小さくほぼヘルメットに隠れてしまいます。白いフレームのサングラスだと思ってあんまりカラーコーディネートに繊細にならずに使っていただくのがオススメです。

PRIZM ROADは透過率20%。晴れた日中にはこんなにも強い見方はありません。裸眼よりも路面のギャップなどははっきりと認識できます。

IMG_6785.HEIC続きましてPRIZM RUBY。

ミラーレンズのようなギラギラ感がカッコイイレンズです。

IMG_6786.HEICブラックからレッドへグラデーションするテンプル。うん、カッコイイです。

どうしてもサイクルウェアや自転車用品はブラックの物が多いので遊べる小物は遊び倒した方が面白いと思うのです。

こちらは透過率17%。夏のぎらついた日差しはもちろん、これからの季節は乾燥し、紫外線や日光は鋭くなるのでやはりこの位の透過率が調子いいのではないでしょうか。

曇り空でもかけていないよりもPRIZMレンズ越しの世界の方がクリアです。

IMG_6787.HEIC内側から。左がPRIZM ROAD、右がPRIZM RUBYです。

透過率の低いRUBYをあえてこの時期紹介するのは、この温かみのある見え方もオススメだからです。

色がついた世界は一瞬慣れませんが、かけて10分もすると外した方が違和感があるくらい。早くこのPRIZM越しのよりクリアな世界を体感してみてください。

どちらも¥23,000-(税抜)。フレームレスだから価格は控えめ。性能はプライスレス!なんちゃって!

 

私もEVZERO使っていますが、本当に軽くてかけているのを忘れるくらい。また、この形はトラディショナルなスポーツタイプでありながら今っぽくって素敵ですよ。JAW BREAKERに飽きた方だけでなく全てのサイクリストにオススメです。

バイクを100g軽くするのは大変ですけど、EVZEROなら軽さと鮮明な視界が両方簡単に手に入ります。

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その6 レース2日目

2017.Nov. 10

【レース2日目】

最終ステージ7 大勢のギャラリーの中を走り抜けるDH MENに向けてひた走るDay2 50.2km

獲得標高は1300m程度で、ステージ4~6は比較的イージートレイルだけに、

ミスが順位に直結するレースになりそうです。

Finale-EWS_Course-Map-Day-2-2017

2日目のスタートは30分遅い朝7:30分~

前日と同じように朝早くに起床し、ガサゴソと支度を始めます。

今日は割と早く着いて、ライダーたちの姿もまばら。

受付スタッフも現れて、今日のチェックを受けてスタートに並びます。

EWSD2_REGI

 

20秒置き、3人ずつのスタートですが、スタートしてしまえば何人か固まってステージ4を目指します。

ここは2回も走っているので距離感も分かり、気持ちも余裕です。

EWSD2_L4

 

1時間ほどでステージ4の入り口へ

僕の参戦しているクラスはマスターズ(40オーバー)クラスです。

写真を見ての通りの年齢層高めの男たちばかりですが、

みんな只者じゃないです。

それはもうこのレースに参加しようという各国のツワモノばかりが揃っている訳ですから、

登りもガンガン登りますし下りもガンガン攻めます。

色々と聞いたり元プロDHレーサーだったり、というのはザラ。

さすが世界から集まるワールドシリーズというのを思い知ります。

しかし、口数は少なくともみんな気さくな男たちばかりなので、同じ戦いに挑む同志でもあります。

レースなのでお互いの順位を競っているわけですが、

それ以上にそれぞれが完走するという意志のもとお互いに助け合うという気持ちの結束すら感じて走っていたように感じます。

EWSD2_SS4

 

ステージ4 Dolmenは比較的イージーなトレイルでしたが、それでもドロップオフやスティープでタイトなコーナーも次々と現れてきます。

それこそプロライダーとは雲泥のタイム差が出てしまうので、やはりそこには歴然としたテクニックの差があるんだと痛感します。

トレイルを下ってすぐに次のステージに向かいます。

10%程度の農道の登り坂をひたすら登りのどかな畑を横目に、

EWSD2_L5

 

うしろを振り向けば、これぞフィナーレ!といった山々が見えます。

EWSD2_L5_2

 

そんなこんなでステージ5Val Nava入り口に到着

峠の集落から少し入った教会の墓地の裏、といのがミソですね。

EWSD2_SS5

 

写真こそないですが、このステージでは大ハプニングが。

 

このステージもイージーなトレイルなので、

最初から飛ばして行こう!と、スタートから意気込みます。

5秒前になりスタンディングで3、2、1、スタート!

 

渾身のゼロスタートダッシュでモリ漕ぎで踏み足していったその時、

スタートして数メートルのところでチェーンが切れました。。。。

数メートル先で次の出走順番を待つ後続ライダーたちの『Ohhh……』という声が今でも思い起こされます。笑

 

【写真はイメージ】

broken-chain-1wtmk1

 

実は人生で初めて(MTBで)ペダルを踏み切ってチェーンを切りました。

チェーンなんて絶対に切れないだろうと思っていたので『ほんとに?』となりましたが、、、

我に返り、やっちゃったんだ!と思いましたが、

ここのコースは下り基調。なんとか登り返しもがんばれば意外と走れる!

そのまま走って飛び乗って再スタート、、、

しかし、少し走ったところで思いとどまります。

 

ご存知の通り、

エンデューロ・レースは1日に数ステージを渡り歩き、

下りを基調とした競技区間SS(スペシャルステージ)のタイムを競うレース。

SSが終われば次のステージに向かうために、移動区間(リエゾン)があり、

そこを走って次のステージへ向かわなければなりません。

もちろんチームメイトや友人に手伝って搬送してもらうことはできませんし、

パーツ交換もレース中に行わなければいけません。

 

さいわい、今日のこのステージ5とステージ6の間では、

タイムコントロールと言って、

時間調整をするためにスタートの広場にあるチェックポイントに一旦戻ります。

わずかな時間ですがピットに戻って破損したパーツなどを交換できます。

 

一瞬の間にその事が頭をよぎり、振り返ってスタート近くまでチェーンを取りに戻って、

掴んだチェーンをポケットにねじ込み、それから走って自転車に飛び乗りゴールを目指しました。

まさかチェーンレスで走るとは思わなかったですが、

なるべくスムーズなラインを選び下り続けました。

 

途中の林道に出るまでに大きな登り返しがあるのですが、

そこはバイクを飛び降りて押し上げ、

ギャラリーにGO!GO!と言われる中をすぐさま飛び乗って次のセクションへ。

 

狭くて急なつづら折れのセクションに入り、低速ドロップヘアピン低速ドロップの連続。

ふもとのゴールに近づくにつれギャラリーも集まり、

なんとかフィニッシュすることができてホッとしました。

 

チェーン切れの間に抜いて行ったライダーが『アンラッキーだな』と声をかけてくれます。

おそらく色々な原因はあったと思いますが、

このトラブルがタイムコントロールを受けるこのステージ5だったことは非常にラッキーでした。

 

すぐさま路肩脇に車体を置いてチェーンを直そうとしますが、どうにも短い。

どうやらミッシングリンクが吹っ飛んだだけではなく、

途中から千切れてしまって短くなってしまったのをようやく気付きました。

困ったとなあ、と思いつつも仕方ないので、

シングルスピードにしてチェーンを繋げてリエゾンを下ります。

 

最初は勢いよく下る坂も、海岸に近づけばだんだんとスピードダウン。。。。

シングルスピードにしたものの4速あたりだったので漕ぎ足すにもなかなか。。。

 

そんなとき、僕の背中をスッと後ろから押してくれる救いの手が。

 

最初は何事かと本気で思いましたが、

僕が200回転くらい(大げさに言って)でペダルを漕いでるのを後ろで見たのか、

後ろから追いついてきたライダーが僕の背中を押してくれたのです!

 

ふと振り返るとヘルメットには赤い牛の絵が、ヘルメットはシルバーとブルーに輝いていました。

有名ライダーが被っているのをウェブで見たことはありましたが、なぜこの人が!?

と何のことかさっぱり分からなかったのですが、絶対すごい人だ、ということしか感じ取れなかったです。

 

緩い坂を下って海岸通りに出てからも、広場までの道のりを延々と押してくれる

すごい申し訳ない気持ちと、押してもらってることに感謝してそれを無駄にしないように

僕もときどき200回転くらい(わりと大げさに)で漕ぎ足します。

 

『これからどうするんだ?ピットサービスに行くのか?』

『えぇ、ピットに寄ってチェーンを買ってくる。』

『SRAMブースに行くのか?なら俺が話しできるからちょっと待ってて』

と言ってSRAMブースのメカニックに話しかけてくれました。

 

そこでなんと、すぐにチェーン交換をしてくれるというじゃないですか!

メカニックは淡々と僕のバイクをスタンドに掛け、手際よく作業をしてくれました。

 

【SRAMテックブースでチェーン交換してもらっているスタッフのバイク】

EWSD2_SRAMTECHBOOTH

 

おかげで、わずかなタイムコントロールの時間の間にピットに戻ることもでき、

またレースに戻ることができたのです。

 

『作業いくら?』

『心配ないよ、無料だ。レース楽しんでくれ。』と。

 

思わずサンキュー以外になんと言っていいかも分からないくらい感激してしまい、

この大きなメカニックの男をハグしました。

本当にありがとう

 

そして、赤い牛のヘルメットの男まぎれもなくRed Bullライダーですが、

後で表彰台でわかったことですが、

このイタリアで優勝したRene Wildhaber(レネ・ヴィルトハーバー)

HPFBInstagramRedBull.comGoogle検索】でした!

見ても誰かも分からなかった自分が恥ずかしいくらいです汗

彼のおかげで完走できたと言ってもいいほど、彼にはとても感謝しています。

 

【Rene Wildhaber フェイスブックから】

ReneWildhaber

 

多くの方に助けられて再度スタートを切ることができ、

ステージ6 Briga Rightへ – 【YouTube動画】

ひたすらに漕ぎ続けるイメージのこのステージは難易度は高くないXCコースですが、

常にガレガレで、時々現れる登り返しにやられ辛かったです。

 

ここでも登り返しでギアが落ちてしまい、タイムロス。

転倒はしていないけど、激しいコース中の岩などにディレイラーをヒットしていたのか、

ディレイラーハンガーが曲がっていたようです。

 

そしてゴール近くでは、

コース内にギャラリーの男性と飼い犬が見物場所に行くためにトレイルを逆に上ってきていて、

当たるかも!というところでうまくかわせてゴール。

 

次のSSまでのタイムリミットは、1h38min

スタート地点まで何キロかはまったく把握していないので、

とにかくコンスタントに走って目指せば間に合う、と踏んで走ります。

 

先に行くことばかり考えてしまっていて、

チェーンが落ちた原因を直さずに後で直せばなんとかなるだろう、と走っていたので

途中のオフロードの登りでまたチェーン落ちしてしまいました。

 

狭い路肩でチェーンを元に戻そうとしていると、

そこでまたサッと救いの手を差し出してくれる人の手が。

 

自らの手を汚してまで手伝ってくれたその人は、Mike Broderic【HPFBGoogle検索】!

※今記事を書いていて知ったのですが、彼は2016EWSマスターズのシリーズチャンピオンです!)

MikeMaryKENDA

 

その時は誰だか分からなかったですが、

スポンサーの名前が入ったジャージを見れば、なんとなくすぐさますごい人なんだろうな、

という空気は読み取れました。

ありがとう!

 

後で分かった原因はディレイラーハンガーが曲がっていたのですが、

冷静にチェックする間もなく、インデックス調整をして

再び走り始められるまで手伝ってくれました。

 

フードステーションでエネルギーを補給し、

まだまだ先のステージ7に向かいます。

 

ステージ7Dolmenに向かう前には急な坂を押して登ります。

そうすると先には半島が見え青い地中海が目に飛び込んできます。

トラブルはあったものの、このSSも10分くらい前に着きました。

 

レースがスタートして急な斜面に差し掛かり、

いくつかのドロップをこなした後の急コーナーで、そのまま谷にコースアウトしてしまいました。

谷から目を離せず、コーナーの先を見ることができませんでした。

谷側のブッシュから抜け出すのに少し手間取り、

起き上がって僕のバイクを支えていてくれたギャラリーにサンキューと言ってゴールを目指します。

 

まだプロライダーが走り始めるにはまだまだ早いマスターズクラスのこの時間帯でも、

コースの両脇には大勢のギャラリーがライダー達の走りを見にやってきていました。

大勢のギャラリーに見守られながら走るレースはやっぱり気持ちがいいもの!

こんな機会を得られて走ることができていることを噛み締めながら、

ついに今日の最終ステージ、そしてEWS今シーズン最後のコースのゴールを切りました。

 

ゴール後は広場のチェックポイントまで戻ります。

チェックを受け、ステージに上がり最後のインタビューを受けます。

 

イタリアに着いた夜にホテルで偶然に会ったオーガナイザー(たしかそう呼ばれていた)に、

目を丸くされながら『You survived. 』と言われ、さりげなく『Yeah』と答えました。笑

彼は、今回唯一日本人として参加した僕のことを暖かく迎えてくれ、

会場の人たちにも紹介してもらいました。

 

—『これからも日本人が参加してくれるといいな。』

『そうですね。素晴らしいロケーションと人々に囲まれたこの地を紹介して、

日本人に来てもらえるといいです。』

—『いつ日本に帰るの?明日はなにを?』

『火曜日に日本に帰ります。明日はバイクツアーに行って楽しんできます!』

 

そう言って会場を後にしました。

 

Day1 走行距離54km 1740mアップ、Day2 走行距離50.2km 1300m

の2日間のレースがすべて終わりました。

フルフェイスでフル自走というのは初めての経験でしたが、

憧れだったイタリアのフィナーレ・リーグレで、2日間思いっきり真剣に走りきれたこと、

そして、まだまだマウンテンバイカーとしてテクニックも未熟なことを痛感できたことが収穫でした。

 

また、なによりもイタリア、フランス、スイスを中心とした世界各国のライダー達と一緒に走れ、

『俺とお前とどっちが速かった?』みたいなのを競う遊びを、

同じマウンテンバイカー同志で真剣に走って楽しめたことが、僕の人生でも大いなる経験でした。

 

もちろん速く走ることが全てではないですし、MTBの楽しみはレースだけではないです。

ただ、”真剣に走る”ことだけを考えて過ごせた1週間は何事にも代え難い経験となりました。。

 

僕がなぜEnduro World Seriesに出ようと思ったのか、

2日間を走りきる自身は?

などなどご興味がある方もいらっしゃるかもしれませんが、

今日はここまで。

 

レースが終わった後は表彰とお楽しみのアフターパーティーが!

アフターパーティーでもバッタリと出会ったライダーのお話などなどもまだまだあります。

 

ご興味のある方はまた次回に。

 

つづく。

 

 

EWS_GOALwithMIKE

秋だ!KONAだ!トレイルライドだ!

2017.Nov. 5

日中も肌寒くなってきて、いよいよ秋も本格的になってくる季節。

常設ゲレンデコースもサマーシーズンの営業を終えようといった、

トレイルライドデビューにもってこいの季節がやってきました。

 

秋と言えばKONA!

すこし強引な感じもしないではないですが、

これからの秋にKONA Process134はどうでしょうか?

KONA_2017PROCESS134

 

アニキ分のProcess 153と同じチェーンステイ周りのチュービングを採用しているので、

性能はお墨付き♪ もちろんドロッパーポストも標準装備。

反応の良さとリアショックの性能を引き出すリンク構造で、

153よりもリアトラベルをに抑えていることで得られる

小気味よいフィーリングと軽めの重量と相まって、

頼もしいトレイルライドの相棒になることでしょう。

 

レースフェイスのかっこいいダイレクトマウント・チェーンリング30TにシマノSLX変速系、

ホイールのリムも現在主流の幅広リムでチューブレス・レディも即対応!

チューブレス技術も年々進化し、MTBでももはやチューブレスにしない手はないといったところ。

 

通常使用でパンクリスクの心配がほとんど皆無なうえ、

エア圧を落としてグリップ力を高めることができるメリットを、

買ったその日からセットアップすることも可能です!

(チューブレス化仕様でのご納車も可能ですので、お気軽にご相談下さい。)

 

KONA_2017PROCESS134_REAR

 

秋から始まるMTBライフに

この小気味よいProcess 134を相棒に迎えてみてはどうでしょうか?

 

2017 KONA Process 134

定価¥306,000-

ポイント還元15%! 45,900pt(※現金の場合。1ポイント1点として店内商品ご購入にお使い頂けます。)

【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その5 レース1日目

2017.Nov. 3

さて、前日のプラクティス2日目18:30から行われたライダーブリーフィングが20:00前に終わって、

朝食などの買い出しも済まし、明日のレースに向けて早々と寝ます。

 

レース1日目のスタート時間は朝7時~。

15分前にはスタートに到着して受付を済ませなければなりません。

もともと出発にはいつも余裕が無くなるタチなので、6時30分にホテルを出発予定。

この時間に合わせるため、朝食の消化時間も考えて4時に起床しました。

目を覚まして、買ってきたパンと惣菜、フルーツを食べながら準備をします。

 

5時にレセプションに行き、ナイトクラークが朝食の準備をしはじめているところ、

日本から持ってきたご飯をおにぎりにするために電子レンジで温めてもらいます。

一息ついたのでホテルのスタンドでエスプレッソを淹れてもらい目を覚まします。。

 

ESPRESSO

 

いろいろやっているとあっという間にホテルを出発する6時30分に。

日が昇りきらないまだ真っ暗な中をヴィットリア・エマニュエレ広場に向かいます。

自転車で5分ほどですが、ちょっと急ぎ気味で受付に向かいました。

 

【イタリアでは道路わきに駐車スペースがあって普通に止めています。】

FINALE_R1MORNING

 

※レース中につき、あまり写真が取れなかったことをお断りします。

Finale-EWS_Course-Map-Day-1-2017

受付で両手首にタイミングチップ(時間計測用の送信機)を付けます。

スタート順に並びインタビューを受け、朝イチのスタートでは3人1組で出発。

まずはシャトルの待つチェックポイントまで辿り着きます。

PVEII_DIN_MAP

今回のレースは、ステージ1に向かう先までの途中をシャトルを使って移動します。

スタートから一旦シャトルの待つ駐車場まで15分ほど。

そこで6人で乗り合わせて峠道を30分ほど登った先の空き地でシャトルを降り、

そこから自走で15分?程度のチェックポイントに向かいます。

 

 

ここがそのチェックポイント前の広場周辺 – Colle del Melogno【Google Map

朝方でモヤもかかっていてみんな肌寒い感じでしたが、

日が昇り始めて走り始めれば寒さもどこへやら、

ブリーフィングで、上着を持って行った方がいいと言われていたので着てきましたが、

早々に役目を果たしてバックパックにしまい込んでしまいました。

EWSD1_C1

 

ここからが今日本格的なリエゾンの始まり。

この先の林道に入って1時間程度登山道を上がりモンテ・カルモに向かいます。

タイムリミットは1h35min。プラクティスで時間内に間に合っていたのでペースはつかんでいます。

15分ほど余裕をもって山頂に着き準備をしてスタートを待ちます。

MTCARMO_SELFIE

 

スタートは20秒おき

ギャラリーは1人もいませんが、同志のライダーが先に走るライダーの後姿を見送ります。

EWSD1STAGE1_START

 

いよいよレースが始まり出走します。

レース中は心拍数も高く必死に走りました。

プラクティスよりもだいぶ乗れている感じはありましたが、

テクニカルなコースを30分近く走る長丁場のステージに苦戦しながらもようやくゴールへ。

 

そのまま休む間もなくStage2へ向かいます。

すぐに今日最初のフードステーションが現れ、バナナやチョコレート、クッキーを頬張ります。

次のステージまではプラクティスでへばってたどり着いたことも考えて、5分程度で次に向かいます。

 

チェーンリングを一回り小さくしたので余裕もあります。

他のライダーに抜かれつつもマイペースでひたすら登り続けます。

急登のリエゾンが続く先のステージ2には10分前ぐらいに到着し出走準備。

狭くて急で岩がごろごろとせり出すスイッチバックを、なんとか自分なりに攻めてゴールまで。

 

ステージ2のちょっと先にもフードステーションがあり助かります。

FOODSTATION_STAGE2

 

ウォーターボトルに水も足して余裕も出てきたので、次のステージに。

次のステージまで結構長い道のりを走ります。舗装路を移動するので疲労はそんなに感じず、

ヨーロッパ勢ライダーが多い中、唯一参戦している日本人としてもナメられちゃいけない、という思いもあったので、

休憩もそこそこに割と早めに出発し、登りもグイグイを走って次のステージへ向かいます。

途中は同じようなペースの人と移動中は話しかけたりしながら。

 

わりと余裕でステージ3へ到着。

ゆるめのスタートから徐々に斜度を増しスイッチバックも何度も何度も現れ、荒れた路面を海岸付近まで降りゴールまで。

僕のすぐ次のライダーと一緒に広場のゴールまで向かいます。

 

ゴールしてタイミングチップをかざし、今日のリザルトを受け取ります。

結果はこんな感じでした。

※各ステージのスタートタイムはトップチューブのリストで確認できます。

 

すかさず甘いものが食べたくなったので、

広場のすぐ隣のジェラテリアで甘いベリー系のチョイスでジェラートを食べました。

 

※食べかけですがご容赦を。

D1RESULT

 

午後2時には自分のレースも終わったので、さっさとホテルに戻ってまずは休み、

夕方までゆっくりとしてから自転車の整備を始め、2日目のレースに疲れを残さないように寝ます。

 

 

つづく。

 

NEW ENVE SES 3.4

2017.Nov. 3

IMG_6751.HEIC細部をアップデートして新しい寸法になったENVE SES 3.4。

山岳用ホイールでありながらエアロダイナミクスの優位性を兼ね備えた万能ホイールでしたが、さらに昨今のトレンドに沿った設計になっています。

 

SES-34山岳コースでの使用を想定した軽量でエアロなオールラウンダーであるSES 3.4。

旧モデルではリム高フロント35mm・リア45mm、リム幅フロント26mm・リア24mmという前後異高・異幅をもつリムプロファイルが特徴でしたが、新しいモデルではリムの高さ・幅ともに見直されています。

前後高さを変えてエアロ効果を最大化するシステムは変わらないものの、フロントは35mmから38mmへ、リアは45mmから42mmへ変更されました。

リム幅は27.5mmで前後統一のワイドリムへ。

25mmタイヤ装着時の転がり抵抗の削減、軽量とエアロのバランスの最適化など、風洞実験などのテスト結果から設計されたようです。

34-clincher-profile-600x0-c-defaultリムのワイド化の潮流は止まらないですね。

太くても軽いタイヤ・リムが多く開発されてきたこと、そして重量以上に転がり抵抗が重要だと言う事が実験結果などからはっきりしてきているのでしょう。

ナローリムで25cタイヤを履くとどうしても挙動がもっさりする感覚があります。それに加えてタイヤの重量増もあるので余計にそういった感覚を感じやすいのですが、ワイドリムだとその感覚はなくなります。

もともとタイヤ重量は23cと25cではそんなに大きく変わらないです。例えばPIRELLI P ZERO VELOで言うと23cが195g、25cが210gです。ちなみにタイヤ外周はタイヤが太くなることで長くなります。

話を戻して、同じタイヤでもワイドリム化により土台が広がることで、タイヤ断面の変形率が抑えられキレの悪さは感じずに、タイヤを23⇒25へ太くしたメリットがより多く享受できるようになります。

単純な前面投影面積は広がるはずですが、横風の巻き込みなどに対するエアロ効果も向上し、多くのシーンで使いやすくなっていることは間違いないです。

これから選ぶならワイドリムで間違いないのですが、後は幅広になることでのリム重量増とどこまでトレードオフできるか、というところが決め手になってくるのではないでしょうか?フレームクリアランスとの兼ね合いもありますので、太いタイヤを履けないフレームの方はご注意ください。

IMG_6752.HEICもう一つ忘れてはいけないのはブレーキ性能。

ブレーキ面が以前のENVEとは比較にならないほど進化しています。

ウェット時でもドライの状態とほぼ変わらないブレーキフィーリングを可能にするという高い制動力。さらに熱に強い素材を使用しているので、摩擦熱によるリムの変形や劣化、熱ダレにも強くなっています。

またこちらのクリンチャーモデルは昨今話題のチューブレスにも対応しています。チューブレスキットが付属で付くのでさらなる転がり抵抗の削減を求める方にも。

もちろんチューブを入れて通常のクリンチャーとしてもお使いいただけます。

IMG_6753.HEIC

ハブは信頼のクリスキングを。スポークも信頼のSAPIM CX-RAYで。

どちらも寸法・精度・仕上げなど選ばれる価値のある素晴らしいプロダクトです。一度は使ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

しっかりメンテナンスが可能なMADE IN USAの高性能ハブ。こちらはブラックですが、他のお色をお考えの方もご相談ください。

 

このENVEの様に、ホイールという完成したパーツを選ぶのではなく、リム・ハブ・スポークと用途に合わせてホイールを組む、いわゆる手組ホイールというDEEPな世界へのご案内も行っております。

ENVE×KINGという至高の選択ももちろんですが、その他にもONIX・WHITE INDUSTRIES・DT SWISSなどなど、素晴らしいハブやスポークの選定など、お客様の体重や使い方によって変わるべきであるホイール選びについて、ご案内できることはたくさんあります。

転がり抵抗・エアロ・ワイドという言葉の目立つブログになりました。リム重量だけ気にしてホイールを選ぶ時代は終わったみたいです。手組みホイールこそ至高であるなんて言うつもりはないので、完組ホイールも含め価格・性能・ルックス、フレームとの相性(硬い柔らかいもそうですがブランド的なところも気になっちゃいますよね)などなどから色々とご提案できるかと思います。

どのホイールにしようか悩むのはとっても楽しい遊びなのですが、走ったらもっと楽しいですよ。ご相談下さい。

 

7MESH 珠玉の一着 -SYNERGY JERSEY-

2017.Oct. 30

来ましたね!やっと来ました!晴れた秋!青い空!

先週まで皆様ずっと思っていたことでしょう。

「気持ちのいい天気の時に気持ちの良い場所を走りたい。」

天気を変えることは出来ませんが、体感する温度や湿度をウェアによって調整することは可能です。

7MESH SYNERGY JERSEY

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こんなにも調子のいいジャージは他にありません。

薄手軽量、前面が防風、着心地の良い立体裁断によるフィット、背面は湿度がこもらない素材、耐久撥水加工 DWR。

 

ちょうど今くらいの時期ですと「朝晩は冷えるし、もしもの雨にも対応できるウィンドブレーカーをアウターに。中には半袖ジャージにその日の気温にあったインナーをチョイスして、温度調整もしやすいようにアームウォーマーなどと併用する」のが一般的だと思います。

私も昨年まではこれで快適だと思い込んで走っていました。日中や強度が高くなった時には背中のポケットは真ん中に財布とアームウォーマー、右に携帯とカギ、左に無理くりウィンドブレーカーを押し込んだような状態でした。ニーウォーマーまで外したくなったら荷物の許容範囲をオーバーしてしまう。

朝晩寒いのには代えられないし、むしろこれで当たり前と思い込んでいたので当然のようにそうしていました。

 

勘のいい方はもうお気づきですよね。SYNERGY JERSEYがすべて解決してくれます。

前面が防風というのは身頃だけでなく腕部分も。これだけでウィンドブレーカーとアームウォーマーが不必要になります。GORE社のWINDSTOPPER®という防風・耐久撥水素材を使用しています。

7MESHがGORE社の素材を使わせてもらっているだけでなく、素材の共同開発をしている唯一のサイクルウェアブランドだと言うのはもう皆様ご存知ですよね。

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強度の高いライドでも背面は熱が抜けるような、前面とは違う素材を使っているので問題ありません。もがき倒して汗だくになりそうだったらちょっとずつファスナーを開けたらオッケー。

表面に撥水加工がなされている「DWR」という文字も最近よく見るようになってきましたが、洗濯することで元の撥水性能を取り戻すことが出来るというのはアウトドアアクティビティのバックボーンがある7MESHならでは。実際先日雨の宇都宮で着用していましたが、その撥水性の高さには驚きました。小雨程度なら全く染み込まず雨は体まで届きません。

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2017年、今年のカラーはブラックとブルーOX。

過去リリースされていたカラーも秀逸なのですが、とても使いやすい2カラーだと思います。

バックポケットは3つ、左右にはジップポケットも。非常に軽量、着心地も良いです。

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S・M・Lサイズはなるべく在庫しています。サイクルウェアはサイズ感だと思いますので、ぜひ風魔横浜へ。

あんまり調子いいのでわたくし色違いを買おうか検討中です。個人的2017ベストバイかもしれません。