2016.Jul. 9
PINARELLO GAN RSが組みあがりました。
今回お選び頂いたカラーはBOB(ブラック オン ブラック)大人のカラーでとても上品な仕上がりになりました。

フレームカラーも艶消しブラック、ホイールもMAVICのCosmic Carbon 40 Elite。リムハイト40mm何とも絶妙な高さをお選びさせて頂きました。
巡航速度もアップし、平地での使用感は抜群です。

そして、ステム・ハンドルには当店おすすめのENVEをいれ、ペダルにはLOOK。
ブラックを基調とした、かなりの渋い仕上がりとなりました。
2016.Jun. 21
世界最高峰のバイクで三浦半島を走ってきました。
乗って最初に感じるのは乗り心地の良さ。
それと同時にフレームの硬さを強く感じます。
ペダルを踏む力に対しての反発力が並みのバイクとは次元が違います。
が、乗り味はけしてカツカツしないマイルドな走行感。
最先端の技術を駆使したカーボン素材とはここまで違うかと思い知らされます。
ライド当日は南風。
海沿いを南へ、向かい風の中ふとフレームのエアロ効果を感じます。
エアロではない、いわゆる普通のロードバイクフレームとはバイクに当たっている風が明らかに違います。
フレームのエアロを体感することなんて、、、と思っていましたが、下半身を風が抜けていくのを感じられました。
(SMART ENVEの大きな大きな恩恵を差し引いても、です。)

三浦には長い峠こそございませんが、細かいアップダウンが多数あります。
PINARELLOのように弾性のあるカーボンを使ったバイクはそんなに軽くないイメージがあるので上りはどうかなと正直思っていました。
ところが予想に反してすごくいいんです。
軽いギアを回しても、重めのギアをしっかり踏むように上っても。
30分以上かかるような峠も上ってみたいところです。
下りの気持ち良さはやはりPINARELLOのフラッグシップ。
ある程度スピードが出てもフワフワせずに安定感のある走りでした。
コーナーでもしっかりとラインをトレースできます。
スプリント。バイクを振って進むようなダンシングがめちゃくちゃ気持ちいいです。
逆に20km以下くらい、ポタリング以下のペースで走っても気持ちいいという発見もありました。
レースバイク、それこそ世界を獲るようなバイクですが、意外にまったりライドにも最高ですよ。


私個人としては久しぶりの三浦ライドでした。(3ヵ月ぶりくらい?)
なかなか道は走り尽くせないもので今回も新しい発見がたくさんありました。
皆様も時間のある時にいつもと違う道を走ってみると楽しいかもしれませんよ。
2016.Jun. 10
フランスを代表するロードバイクブランドであるLOOK。
新たなアイコンともいえる、ステムからトップチューブへと流れるように繋がるライン。
そのスタイルのコンプリートバイクがこの675 LIGHTです。

無塗装でも外見からLOOK社製品と認識できるデザインはLOOKのポリシーでもあるのですが、
こちらは一番人気のPRO TEAMカラー。
LOOKらしいカラーといったらこちらですね。
”一角獣”とも言われるこのスタイル。
2012年に発表され、鮮烈なデビューを果たしました。
フラッグシップである795よりもこの675の方が先にこのスタイルを採用しています。

こちら675 LIGHT COMPLETEDはメインコンポにSHIMANO ULTEGRA 11sを、
ホイールは定評のあるMAVIC AKSIUMを履いています。
さりげなくサドルはSELLE ITALIAが取り付けられスキのない仕上がり。
「レーシーなエンデュランスバイク」という目的の為作られたフレームは
流行のワイドリムはもちろん、ロードバイクとしては太めの28cタイヤまで対応しています。
フレームの後ろ3角による衝撃吸収と合わせてライドの疲労を最小限に抑えます。
フレーム剛性、特に横剛性が高いので、悪路を含めたクライミングから平坦路、下りと
レーサー、ホビーライダー、はたまたロングライダーまで。
全てのライダーが満足できる性能バランスが675 LIGHTにはあります。

ハンドルの高さは5mmスペーサーとステムの上下反転で15mmUPまで対応出来ますが、
このバイクのオーナーともなれば、このスタイルで乗りたいのが心情かと思います。
かっこよさに惚れて衝動買いできるように店頭ではMサイズを在庫しております。
メーカーではすでに完売になっているモデルです。
ご検討中の方は風魔横浜店頭まで、お早めにどうぞ。
2016.Jun. 9
風魔そして系列店のSTAFFみんなで伊豆でライドをしてきました。
さすがに人数も多いのでROADとMTBに別れてのライドとなりました。
私は、「負荷の高いルート&ガチンコ班」でのライドです。
激しいと噂されていた西伊豆は行かなかったものの、走りごたえのあるルートとなりました。
伊東をスタートして、西へ。
5分も走らないうちからなかなか激しい感じの登りが。冷川峠を目指します。

登っているのに笑っている危ないスタッフ達と、かなりハードなライドでした。
今回は、お題を設けての走行です。
強くなるため、うまく走るために必要な筋肉の使い分け方、指定領域でのインターバル等をこのライドで
学んできました。そして、より多くの事を吸収しようと、さらにキツイ走り方で追い込んでいきます。
天城越えで有名な、「天城峠」です。
何度か車では走ったことがあったのですが自転車で走るのは今日が初めて。
道も走りやすく走りごたえもありました。
そして、待っているのはゴキゲンな下り。
ぜひ、機会を設けて行ってみて下さい。
皆さんゴキゲンになりますよ。
河津まで下り、一つ峠を越えて走るとそこはもう下田です。
そろそろ疲れも出てきたところで、待ちに待った昼食タイムです。
今回は、下田の道の駅にあります「金目亭」様にお邪魔してきました。
私は「炙り金目定食」にロックオンです。
写真に見えている金目鯛の後ろに、炙り金目が隠れておりまして・・・
絶品でした。幸せです。
ぜひ機会を設けて行ってみて下さい。とんでもなく美味しかったです。
そして、ここでお腹いっぱいに食べてからも長いライドになっています。
伊豆と言えば、連続するアップダウン・・・足も少しずつ削られていきます。
そんな中での海が見える絶景は格別でした。
海沿いの道は交通量が多いので、アタックはかけられませんが、手を抜く事ができずにいましたので、ずっとキツかったです。
そしてライドの締めは、グランパル公園を左折して大室山横を通る登りです。
そして、そこを下って伊東に到着するというライドでした。
なかなか安曇野のライドが忘れられないでいた自分でしたが伊豆の山・海が気持ちが良かったので次へ向かって行けそうです。
120km/2000mアップ
厳しいライドでしたが、仲間と一緒のライドはやっぱり楽しい。
またこのメンバーで走りたいですね。
2016.Jun. 9
富士ヒルが近いので驕ってみました。
DURA-ACE CS9000
みんなが憧れのDURAACEです。
最高の変速性能と高い耐久性を誇るスプロケット。
ヒルクライム前という事で、今回は重量に着目してみます。
写真は CS-6800 ULTEGRA 11-28です。
お客様にお伝え出来ないくらい長く使わせていただきました。(汗)
かなり減っていますので、そこはご了承ください。
2gくらい軽くなっているのかな・・・
CS-9000 の実測です。
カタログの数値とあまり変わらなかったので安心しました。
新品だからだけではない、DURAACEのオーラを感じてください。
スプロケットの位置はホイールの中心部に当たるので重量によるメリットはホイール外周部と比べると大きくないです。
ですが、耐久性と変速性能はULTEGRAよりも圧倒的に高く、重量もこれだけ違います。
インプレッションは店頭でどうぞ。
2016.Jun. 7
人気のGAN RSが入荷してきております!

ジャガーとの共同開発で得られた「DOGMA F8」の最新テクノロジーを色濃く受け継いだ
一つ上のリアルレーシングモデル。
高弾性カーボンT900 3Kによって作られたフレームは、しっとりとした乗り味でライダーに
ストレスを感じさせません。
それは、フレームが柔らかいと言うのとは違いカーボン素材の性質その物を物語っています。


今回入荷してきたMAGLIA NERA カラーは渋い艶消しブラックがベースになっているカラーです。
グロスブラックとの切り返しもたまりません!
そして、カーボン地もいい味を出してくれています。

見るからにエアロなステムに、さりげなくエアロ加工されたハンドルバーが取り付けられています。
シートポストはエアロの想像がつきますが、惜しみなく「エアロ」が注ぎ込まれています。
細かいロゴもホワイト・グレーのモノトーンで統一されているのが高級感が出ています。
試乗した感じは、クランクを踏み切ったところでバイクが延びるように進む感覚が感じられました。
クセになりそうな感覚です。
ペダリングの仕方にもよるかと思いますが、踏みはじめでもなく、踏んでいる最中でもない踏み切ったところでの延びる感覚は気持ちがいいです。
PINARELLOはそこを理解して作っているのでしょう。
性能を疑う人はいないでしょう。今回の入荷モデルは、アルテグラ入っているコンプリートバイク。
ぜひ、実車を見に来てください。写真よりも存在感があります。
一目ぼれしてご購入できるようにサイズは50でご用意しております。
2016.Jun. 1
PINARELLOは多くの哲学に基づいて開発を行っています。
代表的な物に「Asymmetric、非対称」というものがあります。

ペダリングは左右対称にするべきですが、
ドライブトレインが右側に集中する自転車フレームには強い非対称な力が作用します。
チェーンの引く力はペダル左右の入力に対して常にフレームの右側にあります。
右ペダル入力+チェーンを引く力、と
左ペダル入力+チェーンを引く力、は対称ではありません。
柔らかいフレームorホイールでもがいた時に左側だけシュータッチするのはこのような理由からです。

上の図はペダルをストロークさせたときに、フレームとフォークがいかに左右で異なった荷重を受けているかを示しているものです。
イタリア語ですね。
この左右異なるストレスを最適化し、ライダーが対照的にライディングする為に、フレーム・フォークはAsymmetric(非対称)の必要がある、というのがPINARELLOの哲学、アイデンティティーなのです。
カーボン生地の種類や数、積層の向きなどでカーボンフレームは強さの調整が可能なのですが、壁厚以上に形状を変える事でフレームの動作を最適化できるようです。
これがPINARELLOのバイクを設計する基本理念となっているようです。



PINARELLOのバイクをよーくご覧いただくとアシンメトリック君が静かに微笑んでいます。
2016.May. 19
先日大垂水峠に行ったご報告をさせていただいたのも記憶に新しいですが、早速登って下ったその先のスゴいところに行ってきました。あんまりにも良かったのでご報告を。

今回は大垂水峠を高尾山側からさらっと登ります。
向こう側に下りきったところ、そのまま直進すると相模湖へと続く道の途中に気になる看板が。奥から車が来ていることもありきっと続いているだろうと行ってみることにしました。
怪しげに線路沿いを進む激坂が待っていました。
怪しげですが、ここがものすごく気持ちの良い林道へと続いています。
少し進むと美女谷温泉の地名の由来を伝える看板と泉があります。
そしてここが林道の入り口にあたります。
すごく気持ちの良いところでしたので機会のある方は是非。
和田峠で有名な陣馬街道と相模湖の間を走る林道です。
こんなところです。いいでしょ。
癒し系林道なのですが300m以上登るので結構こたえます。
気持ちよく下った後は山梨県にワンタッチして檜原村方面に向かいます。
山梨県側から檜原街道に当たるところ、秋川の真上から。
こんなところまで行くことの出来る自転車はやっぱり素晴らしいと都度思います。
このまま走っていくと都民の森で有名な奥多摩周遊道路へと繋がっていき、走りやすい道が続いています。
が、ひたすら登りです。景色を見たり写真を撮る余裕がなくなり、それからも続く坂。ピークに近づくにつれてお店の数なども少なくなっていきます。
ここまでかなり登ってきたとは言え、正直キツイ。泣きながら走っていたら着きました。
東京で一番高い道路、風張峠です。
着いたのが遅い時間だったので少々曇ってしまいましたが、絶景です。達成感。
この辺りには激坂で有名な林道も多く存在するので次の機会には走ってみたいと思います。クマよけのベルは忘れずに(店頭で販売していますよっ!)。
今回は、このまま奥多摩湖までさらっと下り、予定ではもう一本登ろうと思っていたのですが完全にダウン。多摩川沿いをまっすぐ帰りました。
皆様も◯ビツばかり走ってないでこっちもどうですか?