2019.Oct. 4
夏の暑さも和らぎ、爽やかな秋晴れの季節となりました。過ごしやすいこの時期にふじてんMTBライドはいかがでしょうか。
10月19日(土)にふじてんリゾートにてMTBライドイベントを開催いたします。
初心者の方もお気軽にご参加ください。
<詳細>
日程 : 10月19日 (土曜日)
場所 : ふじてんリゾート 山梨県南都留郡鳴沢村字富士山 8545-1
集合時間 :AM 9:00 (途中参加・離脱もご相談ください)
参加費:現地でのリフト券代(4000円)
食事:各自持参にてお願い致します。
十分な水分と補給食(簡単に食べれるもの)を、ご用意頂くと便利かと思います。
皆さん其々のスキル等に合わせて、賑やかに楽しいライディングとなるよう進行いたします。
※ 注意事項 : 怪我の予防のため、ヘルメット・プロテクターは必須とさせていただきます)
なお 最低遂行人数の設定が御座いますので、予めご了承ください。
スタッフによる初心者を対象としたスクールも開催予定。
リフトの乗り方から安全なライディングのコツ等まで、しっかりとレクチャーをさせて頂きます。
ブレーキングやコーナリング等、縦横の動きもスムースに行えるようになると何度も何度も走りに行きたくなってしまいますよ!
さらに!KONAの試乗車をご用意できそうですのでそちらもご期待ください!
今シーズンも皆さまご一緒にマウンテンバイクを楽しみましょう!!
※ MGM GROUPで車体ご購入の方のご案内が優先となります。
※雨天による決行の判断は前日までにご連絡致します。
※ ご不明な点等ございましたら店頭・電話・メール等にてスタッフまでお気軽にお尋ねください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2019.Sep. 29
KONAの2019年モデルが大変お買い得となっております。
すでに2020年モデルが発表されているKONAですが、モデルによっては2019年モデルのカラーのほうが・・・なんてこともあるかもしれません。
今回ご紹介のモデルは2020でも仕様変更がない物がほとんどですので、色さえ好みに合えば確実にお買い得です。
オフィシャルサイトでご覧になって、ぜひ比べてみてください!

◆ PROCESS 153 27.5 M
¥320,000-(税別) → SPECIAL PRICE!
エンデューロバイクの代名詞ともいえるPROCESS 153。ゲレンデでの下りを楽しみたいなら迷わずこのモデル。フレーム・フォークの剛性が非常に高く、下りでの安定感は抜群です。

フロントフォークはROCKSHOX YARIが装着されています。シャーシは上位モデルであるLyricと同じとなっており、内部のダンパーはシンプルな機構となります。ただ、ダンパーもアップグレードが可能で、アップグレードキットに換装すれば実質Lyricと同様のフロントフォークとなります。

◆ BIG HONZO ST 27.5+ M
¥247,000-(税別) → SPECIAL PRICE!
人気のあったKONAのクロモリハードテール「EXPLOSIF」の後継にあたるモデルであるBIG HONZO ST。ジオメトリーは程よいロングリーチ、ショートチェーンステーとなり下りがより楽しめるバイクです。

EXPROSIFと同様リアセンターの長さを調整できるスライドドロップエンドとなっております。これによりシングルスピードも簡単に導入できます。また、29インチでのライドも可能です。

◆ UNIT X 27.5+
¥145,000-(税別) → SPECIAL PRICE!
前後サスペンションの無いフルリジッドマウンテンバイクという仕様で、UNITシリーズはkonaのラインナップとして定着しています。サスペンションが無いのでハードなダウンヒルは厳しい場面もありますが、バイクパッキングやオフロードツーリング等UNITこそ最高なシーンは間違いなく存在します。

こちらはSRAM NX 1×11ドライブトレインを装備したギアードのモデル。フレームはレイノルズ520クロモリパイプを使用しており、しなやかなで上質な乗り心地が特徴です。

◆ UNIT 27.5+
¥111,000-(税別) → SPECIAL PRICE!
こちらはフルリジッドかつ変速機構を持たないシングルスピードのモデル。最もミニマルな装備のマウンテンバイクとなります。それ故にメカトラブルのリスクが大幅に減少します。オフロードのツーリングはトラブルがつきものですが、UNITなら何も気にせず走り続けられます。

後々ディレイラーを付けて運用することも可能で、BIG HONZO ST、UNIT Xと同様スライドドロップエンドとなっております。トレイルを楽しく駆け抜ける際は短め、荷物を積んでツーリングの場合は伸ばして乗る、といった具合に走り方に応じてリアセンターを調整できます。楽しめるフィールドが多彩なUNITシリーズならではの機能となります。
店頭に展示しておりますのでぜひご覧下さい。
2019.Sep. 20
待望のKONA・2020年モデルの展示会に行って参りました。国内での取り扱いモデルも確定し、全モデルが展示されておりました。

2020年モデルで目玉である新PROCESS134やPROCESS153の新色など見応えは十分でした。その中からいくつかご紹介いたします。

◆ PROCESS 134 CR 29
¥597,000-(税別)
注目のPROCESS134 CR 29。29インチとして復活を果たし、海外でのみ展開のあったPROCESS111をベースに開発されたそうです。

エンデューロモデルのPROCESS153に比べ、よりペダリング効率が高い設計となっています。旧PROCESS 134はアルミながら軽量でとてもニュートラルな乗りやすいバイクでした。新型はカーボンフレームにトレンドの29インチ。相当な走りをしてくれるに違いありません。

◆ PROCESS 134 29
¥275,000-(税別)
アルミフレームでお求めやすいPROCESS 134 29。フレッシュなグリーンが目を引きます。フルサス1台目としては最高の1台ではないでしょうか。それ以外の方でも、ライトなトレイルライド用にいかがでしょうか。このモデルは店頭に在庫する予定ですのでご期待ください。

◆ PROCESS 153 CR/DL 29
¥680,000-(税別)
今回カラーリングがとても目立っていたPROCESS 153 CR シリーズ。

GROSS PRISM PURPLE-BLUEというカラーリングです。マジョーラ風のペイントが美しいですね。

◆ PROCESS 153 CR/DL 27.5
¥680,000-(税別)

こちらも良い色ですね。GLOSS PRISM RUST-PURPLEというカラー。

◆ PROCESS 153 29
¥325,000-(税別)
アルミバージョンのPROCESS 153。
他にも、

◆ MAJOR JAKE
¥358,000-(税別)

◆ ROVE NRB DL
¥256,000-(税別)

◆ PROCESS 24
¥217,000-(税別)
などなど、2020年も面白いモデルが豊富に揃っています。
何といっても走りが気になるPROCESSシリーズですが、なんと10月5日(土)に長野県の富士見パノラマで試乗会を開催するそうです!試乗車リストはまだ不明ですが、分かり次第追ってお伝えいたします。
日本で最大級の本格ダウンヒルコースでの試乗会ですので、バイクの性能を如実に実感できます。気になる方は是非ご参加ください。
2019.Sep. 15
今回は、ÖHLINSのMTBフロントサスペンションをご紹介いたします。
そもそも「ÖHLINS」は、1976年にスウェーデンで創業した自動車・二輪車などのショックアブソーバーをメインに製造しているメーカーです。

特に、モーターサイクルレースの最高峰・motoGPではほとんどの車両にオーリンズ製のサスペンションが採用されています。
モータースポーツ界では、非常に高い技術力により圧倒的な信頼と実績を持っています。
◆ AM RXF 36 27.5 150 AIR
¥170,000-(税別)

そのオーリンズからリリースされている、マウンテンバイク用のフロントサスペンション・AM RXFがこちら。150ミリのトラベル量、インナーチューブ径は36ミリ、軽量・高剛性なシャーシがサスペンションを形作っています。
重量は実測で2,110g。他社製のサスペンションに全く劣らない重量となっています。

サスペンションの要である減衰機構は、オーリンズ独自の「TTX」。圧側・伸側の経路を完全に分離するツインチューブ構造となっており、シンプルながら非常に安定した性能が得られます。リアショックには以前から採用されていたツインチューブですが、フロントフォークの細いスタンチオンチューブ内にその機構を組み込めているのはオーリンズだけです。


珍しく左レッグ側が減衰機構となっています。ハイスピードコンプレッション・ロースピードコンプレッション・ロースピードリバウンドの3つを幅広く調整可能です。


そしてエアスプリング側は3チャンバーとなっており、上下のエアバルブからエア圧をそれぞれショックポンプで調整し、好みのスプリングカーブに調整が可能です。ストロークの初期から後期にかけての踏ん張りの強さを幅広く、かつ細かく調整できます。
トレイル~オールマウンテンバイクに適したフロントフォークとなります。SPECIALIZEDであればスタンプジャンパーあたりのバイクにぴったりのフォークです。セッティングの幅が大きく広がるので、走るコースに合わせてより適したセッティングでライドを楽しめます。
ちなみに前後オーリンズの組み合わせで、フランスのLoic Bruni選手がダウンヒル世界選手権で優勝しています。オーリンズが自転車界に参入してからまだあまり経っていませんが、早くも実績を作り上げています。
店頭に展示しておりますのでぜひご覧ください。増税前にフォークのアップグレードで大幅に走りを変えていきましょう。
2019.Sep. 2
前後ストローク170mm、29インチホイールをひっさげ、電撃的に発表されたSPECIALIZEDの新型ENDURO。
海外のMTBフォーラムでは話題を席捲しまくっていますね!
国内発表の前から海外サイトでその姿を知っていた方も多いのではないでしょうか。
実は先日ふじてんでひっそりと試乗会が開催されていたのですが、ゲレンデライドが大好物の風魔横浜スタッフとして、そんな機会を見逃すわけにはいきません!
もちろんじっくり試乗してきましたよ~。
インプレッションを語る前に、新型ENDUROの特徴を簡単におさらいしてみましょう。
新型ENDUROの特徴の第一は、後輪のストロークの軌道です。
殆どのフルサスMTBというのはメインピボットやその周辺にある仮想ピボットを中心に円を描く様に後輪が動くわけですが、ENDUROの後輪はストローク始めで後ろに逃げる様に動く設計となっています。
多くのバイクが障害物を乗り越える際に後輪が引っ掛かってしまうことがあるのに対し、そのような状況でもスピードを殺すことなく走れるというのが強みです。
リンク部分はかなり複雑な作りになっていますが、近年のセオリーに沿ってユニットは下方にレイアウトされ、低重心化を図っています。
注目したいのはメインピボットがBB軸よりもかなり前に配置されていること。
色んなフルサスバイクを見て来ましたが、メインピボットがここまで前方にあるのは初めて見ました。
これにより衝撃吸収性能を殺さずにペダリング効率を大幅アップすることに成功しています。
ユニットの付け根あたりに内蔵されているチップを入れ替えることでBBハイトを下げると同時にヘッド角をさらに寝かせることが可能との事です。
この辺は車体が入荷したら改めて掘り下げてみようと思います。
ちなみに試乗車はすべて寝かせたセッティングでした。
おなじみのダウンチューブの収納スペースも健在!
試乗してみて最初に感じたのは漕ぎの軽さ。
仮にも170mmストロークの重量級バイクなのにありえないくらいスイスイ進みます。
XCバイク並みとはさすがに言いませんが、そこらのトレイルバイクよりも軽い印象。
エンデューロバイクにあるまじき登り性能です。
次に思ったのはハンドリングの良さ。
ちょっとローカルな話で恐縮ですが、ふじてんの馬車道コースのスタート直後って入り組んだ平地になっていますよね。
こういうセクションって29erの得意な分野ではないんですが、ENDUROはくいくいと曲がっていけます。
そして下りに入ってからはもう・・・圧巻です。
とにかく速いの一言。しかも安心してスピードが出せます。
細かい凹凸にもしっかり反応するし、高速域で大きな衝撃が来ても170mmのストロークと29インチの恩恵で全然気になりません。
それと根っこの存在が全然気にならないですね。後輪のストローク軌道は伊達ではないです。
リンク周りのプログレッシブ感が強く、どれだけ荷重したらどれだけ踏ん張るかという挙動もつかみやすいので、ジャンプもしやすく乗ってて楽しい。
何から何まで凄すぎて、思わず笑いが出てきました。
正直乗った事を軽く後悔しています。
断言しますが、このバイクに乗って欲しくならないライダーはいないと思います!
そしてこのバイクを購入したら各地のゲレンデのシーズン券もついでに購入したくなることでしょう。
間違いなく現在最も進化したエンデューロバイクの一つです。
それとよく言われるサイズの展開が大きすぎなんじゃないかという点ですが、乗ってみると数字ほど大きな印象は受けませんでした。
自分は身長168センチ、普段はSサイズに乗っていますがS2でぴったりでした。
オフィシャルな適応身長は特にないとの事ですが、160センチ台前半くらいの方でも問題なくお乗り頂けるのではないでしょうか。
人によってはドロッパーを短い物に変えた方がいいかもしれません。
今週末の9月7日~8日にかけて、ふじてんでスペシャライズドオフィシャルの試乗イベントも開催されるようです。
ここまで早いタイミングで乗れる機会はそうそうないので、ご興味がある方はぜひ行ってみて下さい。
ロングストロークの29erもついにここまで来たか!と唸らされること請け合いです。
実はスタッフの一人は早々に購入を決めました。
近日入荷予定となっていますので、こちらも組みあがり次第ご紹介いたします!
2019.Aug. 31

以前よりユーザー様からの評価の非常に高いMuc-Off 、新商品が続々と入荷してきております。
今日ご紹介するのは【WATERLESS WASH】
その名の通り、水なしで素早く洗車できてしまうという優れもの。ロードバイク・MTBかかわらず使っていただける「自転車用洗浄剤」です。
水をバシャバシャ使いながら洗車のできる恵まれた住環境の方はそう多くないと思いますので、かなり多くの方がこんな商品を待ち望んでいたのではないでしょうか??
下の動画、そんな長くないのでぜひ見てみてください。きっとすぐにでも欲しくなってしまうと思います。
当ブログをご覧の自転車を愛する皆様、いつもバイクはきれいにしておきたいと心から思っているでしょう。ただ、なかなかやり方がわからなかったり環境が整わなかったり掃除する時間があったら乗りたかったりなどなど、様々な理由でさぼってしまうことが多いかと思います。
そこでこのWATARLESS WASH!このようなさくっと簡単に掃除ができるようなものがあると日頃からクリーンなバイクをキープできるのではないでしょうか?
今までにはないアプローチの自転車用洗浄剤。
一家にひとつ持っておくべきだと強く思います。
BIKE ONLINEでも販売しております。

・・・・・以下メーカーサイトより転載・・・・・
水を使わずに素早く洗浄できる、洗浄スプレー。
表面の汚れをカプセル化。非粘着性で、ホコリやシミも残らない。
これ一本で洗車と艶出しの効果があります。
水を使用できない環境での洗車や、水分を嫌うE-BIKEに最適です。
使用方法
STEP-1 ご使用前に、スプレーボトルをよく振ってください。 |
STEP-2 バイクの表面にスプレーし、汚れへ浸透させるためにしばらく放置します。 |
STEP-3 清潔で乾いた布でやさしく拭いてください ※ステップ3と4の過程では、いずれもMUC-OFFのマイクロファイバークロスをご利用頂くと効果的です |
STEP-4 上記3とは別の清潔で乾いた布を新たに用意し、表面を磨きます。 ※表面を傷つけるおそれがあるので、頑固な汚れには使用しないでください。 |
※注意
■皮膚や目への刺激性があるため、手袋やゴーグルまたは眼鏡を着用のうえご使用ください。
■お子様の手の届かない場所に保管してください。
■高温多湿を避け、冷暗で乾燥した場所に保管してください。
2019.Aug. 24
久しぶりのYAMABUSHI TRAIL TOUR×風魔横浜。
まだまだ参加枠は残っていますよ!
使われなくなった古道を再生してのMTBツアーで世界的な人気を博している西伊豆のYAMABUSHI TRAIL TOURさん。
我々も何度もお世話になっていますが、コースのクオリティの高さやガイドスキルの見事さは何度行っても脱帽ものです。
地方創生の事例としても注目を浴びるYAMABUSHI TRAILですが、小難しい話は置いといて純粋にMTBツアーとして最高なんですということを強くお伝えしたい!
ということで9月1日の日曜日はみんなで西伊豆にGO!
今回はファンライドツアー初中級プランで参りますので、ビギナーの方もご遠慮なくご参加ください。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
<詳細>
日程 : 9月1日 (日曜日)
集合場所 : 静岡県賀茂郡松崎町 松崎海洋センター前
集合時間:AM9:00
参加費:8,500円
定員:13名様まで
※ 注意事項 : 怪我の予防のため、ヘルメット・プロテクターは必須とさせていただきます)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
※ MGM GROUPで車体ご購入の方のご案内が優先となります。
※雨天による決行の判断は前日までにご連絡致します。
※ ご不明な点等ございましたら店頭・電話・メール等にてスタッフまでお気軽にお尋ねください。
皆様のご参加をお待ちしております。
2019.Aug. 23

今回のEnduroは、ダウンヒルの領域一歩手前の、前後170mmのトラベルを装備しながら、トランスファーステージの長い登りも苦にしないバイクです。
Enduroはとても落ち着いて、本来ならば恐ろしく感じるはずのスピードで、凄い荒れた下りをぶっ飛ばせるバイクです。新型バイクは全てが新設計。
新しいフレーム、新しいサスペンションのレイアウト、新しいジオメトリー、そして長くなったトラベル。シンプルに言うと、新しいEnduroは速いです。
下りでも登りでも。どこでも。

もし速く走ることが目的なら、角があるデコボコには気をつけなければいけません。後輪が角のあるデコボコを乗り越える時に一瞬ひっかかり、急にペダルを後ろに引っ張られたように感じます。本来、衝撃はサスペンションが吸収するべきで、ライダーやバイクに衝撃を伝えてはいけません。そのため、角があるデコボコを乗り越えると、いつもよりもより疲れますし、速く走ることができません。
新しいDemoからインスピレーションを得て、Enduroのメインピボットを前方に動かし、バイクのインスタントセンターを上方に動かしました。これにより、ホイールが衝撃を吸収するために動く、大事なレンジにおいて、後輪軸がより後方に動くこととなり、後輪が引っかかるのを最小限に抑えることができます。

スペシャライズドは小さなデコボコでの振動吸収を向上させる一方、ジャンプからのランディングなどのより多くのサスペンショントラベル量が必要なインパクトに対しては、さらなる衝撃吸収性の向上を目指しました。ここでも新しいDemoからインスピレーションを得て、レバレッジカーブを修正し、プログレッシビティ(レバレッジの累進性)を高めました。
最初から最後までスムーズで、よりコントロール性の高いサスペンション。

新しいEnduroは最高のバイク! —- 足を3時と9時のポジションで、めちゃくちゃデコボコしている下りを突き進んでる時。でもそれだけじゃなく、コー
ナーの出口でペダリングして加速する時や、フラットセクションでスプリントする時も最高です。言うのは簡単ですが、ダウンヒルバイクに匹敵するトラベル量を持ちながら、実際にこれを実現するのは至難の業です。
Enduroの新しいデザインはバイクのインスタントセンターを上方に動かしています。それにより、前作のEnduroと比較してアンチスクワット値(ペダリングの効率)が40%向上しています。その向上したアンチスクワット値が、トラベル量が増えたのにも関わらず、Enduroのペダリング効率が向上した秘密です。
さらに、新しいEnduroのデザインはどのギアに入っていても、サスペンションがどんだけ縮んでいても、一定のアンチスクワット値(ペダリング効率)を保ちます。なかなか難しい言葉がたくさんでてきましたね。簡単に言うと、ペダルを踏んだらEnduroはこのトラベル量から想像できないぐらい進むと言うことです。

低さ=速さ。低重心だとハイスピード時でもライダーは安定します。Enduroの新しいサスペンションのレイアウトはサスペンションを限りなく下方に、そして重心が中心になるように前方に配置しています。それにより、今までにないような、安定し自信を持って走れるライドフィールを実現しています。
サスペンションのチューンは、一般的にメーカーから提供されるチューンの中からは選んでいません。スペシャライズド内部にいるサスペンションチューンのスペシャリスト達がそれぞれのバイクのキネマティック(運動学的な特徴)に合わせてカスタムチューンしています。スペシャライズドはこれをRx Tuneと呼んで
います。時間がかかり大変ですが、やる価値があります。Rx Tuneのサスペンションは、完璧にバランスが取れたサスペンションだとトレイルで感じられると思います。サスペンションをコントロールするということは、トレイルをもっとコントロールできるということです。

剛性を最大限に高めるのがゴールではありませんでした。そんなバイクはカチコチで乗りにくいものになっていたことでしょう。ゴールは剛性を最大限に高める
ことではなく、最適なフレーム剛性を達成することでした。もしフロントエンドの剛性が不足していれば、ハンドリング性能が下がります。もしリアエンドの剛
性が過剰であれば、どんな良いサスペンションをつけていても、悪路のコーナーでトラクションがなく、テクニカルな下りでの突き上げがひどくなるでしょう。
Enduroのフレームはフロントとリアで、適切な剛性バランスとなっています。さらに、全てのフレームサイズ毎に異なる、Rider-First Engineered™レイ
アップスケジュールを開発しています。そのため、小さなS2サイズでも、大きなS5サイズでも同じ最高の乗り心地になっています。最適化されたフレーム
剛性により、前輪を正確に操作することができるようになりました。また後輪はスムーズに路面を追従します。


一昔前、まだ多くの人が29インチのロングトラベルバイクなんてありえないと思っていた時に、スペシャライズドは初代のEnduroを発表し、そのバイクは多くの人達が間違っていたと言うことを証明しました。その秘密の多くはジオメトリーにありましたが、新型のEnduroではそのコンセプトをさらに進化させています。
スペシャライズドはEnduroにリーチが長く、BBが低く、ヘッドアングルが寝ているジオメトリーを採用しました。これらにより、バイクの中心に乗りやすくなり、安定性が増します。その結果、急な下りを飛ばした時のコントロール性が増します。さらに、シートアングルを立て、ペダリング時のポジションを改善し、シートチューブを短くし、長いドロッパーシートポストを使用できるように改良しました。これらの進化により、バイクをより安定してコントロールできるようになり、飛ばしすぎてしまった時でもクラッシュしづらくなりました。
また、スペシャライズドはStyle-Specific Sizingを新しいEnduroに取り入れました。これは足の長さではなく、ライディングのスタイルにより、フレームのサイズを決めるというものです。「もっと振り回せるバイクが欲しい?」それなら、小さめのサイズがおすすめ、「もっと高速時の安定性が欲しい?」それなら、大きめのサイズがおすすめ。という具合です。

大きなホイールは小さなホイールより勢いを失いません。特にデコボコしているトレイルでは顕著です。勢いを失わないということは速いということです。そのため、新型Enduroは29インチのみの展開になっています。170mmのトラベル量と大きな29インチの組み合わせは、速さを追求する最強のバイクにぴったりです。

S-WORKS ENDURO 29
価格:968,000円(税抜)
カラー:サテンブラックティント/ブラッシュドブラッククローム/サテンカーボン
サイズ:S2、S3

ENDURO ELITE 29
価格:484,000円(税抜)
カラー:グロスホワイトマウンテンズ/サテンカーボン/セージ
サイズ:S2、S3

ENDURO COMP 29
価格:400,000円(税抜)
カラー:グロスアクア/フローレッド/サテンブラック
サイズ:S2、S3
2019.Aug. 6
チューブレスタイヤの走りの質を高めるアイテムとしてすっかり定着した感のあるCUSHCORE。
皆様の周りでも、緑色のバルブが生えたホイールを見かけることが増えてきているのではないでしょうか。
私も使っていますが、コーナーでタイヤがよじれにくくなるのでバイクを倒す際の不安が少ないのがいいですね。
ほかにもガレ場での挙動の乱れがなくなったりと様々な効果が見込めますので、ゲレンデライドをメインにしている方は絶対に入れて損なしですよ!
そんなCUSHCOREから「XC」というバリエーションが最近登場しました。
スタンダードなものよりもちょっと薄めの作りで、その分重量も軽めというもの。
その名の通りXCバイクやライトなトレイルバイク向けといったところでしょうか。
今回はスタンダードなCUSHCOREからの付け替えの作業をご依頼いただきました。
こちらが今まで使われていたCUSHCORE。
リム打ちを防いだ痕が全周に渡って確認できます。
そもそもこういったタイヤインサートというのはリム打ちを防止するのが第一の目的だったわけですが、こうして見るとその重要さがわかりますね。
XCと普通のCUSHCOREを比べてみました。
下の薄い方がXCですが形もだいぶ違います。
肝心の重量はというと、実測ではスタンダードな方が1本250g~260gなのに対し、XCは150g前後でした。
前後で200g近く変わる計算になりますので、登りの比重が多いライドだとXCの軽さはかなり効いてきそうですね。
正直なところショックアブソーバー効果やタイヤ剛性の向上といった点は通常のCUSHCOREの方が上かと思いますが、何も入れない状態よりもそれらのメリットを享受できるのは間違いありません。
XCのウリはそれに加えて低圧でのトレイルライドを不安なく楽しめる事に尽きるのではないでしょうか。
重量増を理由に導入を躊躇していた方はぜひ試してみてください。
それと作業した時に感じたのですが、ノーマルなCUSHCOREよりも大分インストールが楽です。
その薄さゆえ、クッシュコアの組付けで必須となる「クッシュコアの下にタイヤビードを潜り込ませていく」という作業がやりやすいのが理由でしょうか。
この手軽さならCUSHCOREのお試し版として割と気軽に導入していただけるのではないかとも思います。
ノーマル版とは推奨リム幅の違いなどもありますので、ご興味のある方はぜひご相談ください。
まもなく700Cのグラベルタイヤ用も国内入荷する予定とのことですので、こちらも要チェック!
2019.Aug. 5
先日の日曜日はふじてんイベントを開催しました!
ご覧の通りのカンカン照りで、普段は涼しい富士吉田周辺もこの日は水分補給が欠かせない猛暑日となりました。
とは言え神奈川よりもカラッとしていて湿気が少ないように感じるのは気のせいでしょうか?
おかげで暑いながらも気持ちの良い一日になったのでした。
どんな天気の時でもコースコンディションが安定しているのがふじてんのいいところです。
これだけ晴れていたにもかかわらず、この日も程よく締まっていて非常に走りやすい路面でした。
乾いて滑りやすかったりなんてこともなく、ビギナーの方も不安なく走って頂けたのではないでしょうか!
そんな感じで午前中は比較的安全なコースをメインに慣らし運転。
午後からはちょっと上級のコースにもトライしてみました。
ちょっとコツが必要だったりデンジャラスなセクションでは立ち止まってコースインスペクション!
例えば多くの方が苦手にしているノーティボーイのドロップオフ。
上から見ると段差の大きさやエスケープゾーンのなさに思わず委縮してしまいますが・・・
一旦バイクから降りて下から眺めると、意外と攻略法が見えて来るもの。
進入する角度やスピード、それにブレーキの使い方が重要です。
他の方が越えていくのを眺めて参考にしつつ、レッツトライ!
覚悟を決めてチャレンジしてみれば意外といけてしまうもの。
最後の方には途中で立ち止まることもなく、全員が普通にクリアできるようになっていました。
皆さんお上手です!
この日は10代の若手が二人も来てくれました。
二人ともMTBはまだ数回目とのことですが、若さゆえのセンスの良さか、とても良い走りを見せてくれましたよ!
前述のドロップオフもこの通り、体の引き方もバッチリきまっています。
この調子でMTBを続けていってもらえたら、将来はすごいライダーになってくれるんじゃないでしょうか。
勝手に期待しています!
そんなわけで怪我人もなく無事に終了。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。
次回MTBイベントは9月上旬頃に開催を予定しています。
詳細が決まり次第告知しますので、皆様のご参加をお待ちしております!