MTB


2020年に向けてCHARGER 2.1 UPGRADE KITSでサスアップグレードがおすすめ!

2019.Dec. 30

こんにちは、風魔横浜です。

今回はROCKSHOX製フロントサスペンションのダンパーアップグレードキットをご紹介いたします。

■ Charger 2.1 Dumper Upgrade Kits

(左)LYRIK / YARI 2016~ RC2 ¥45,000-(税込)

(右)PIKE 27.5 BOOST 2017 & 27.5,29 BOOST 2018~ /REVELATION 2018~ RCT3¥35,000-(税別)

完成車に装着されているフロントフォークですとダンパー機構が比較的シンプルで簡素化されたものが多いですが、そのダンパーユニットをグレードアップすることによって走りが大幅に向上します。

チャージャー2.1ダンパーにモデルチェンジし、コンプレッションをハイスピード・ロースピードで分離して調整が可能です。

また、ダンパー内のオイルシール類がSKF製シールに変更されたことにより摺動抵抗が減少しています。

ダンパーカートリッジ内をオイルで充填し、空気とオイルが混ざらないよう密閉されているため非常に性能が安定しています。調整幅も大きく広がるので、より狙ったセッティングが可能になります。逆に、あまりサスペンションセッティングを気にせず走られていた方、これを機にダンパーをアップグレードして調整しながら走るのも非常に楽しいですよ。

以前ご紹介いたしました記事で、ダンパーのセッティングに関してまとめております。すべて読むと少し長くなりますが、ぜひご覧ください。

サスペンションセッティング2018 ~ダンパー編-その1~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その2~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その3 ~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その4 ~

コンプレッションがハイスピード・ロースピードと2つに増えることで、セッティングがますます面白くなります。ざっくりご説明いたしますと、ハイスピード側は路面の凹凸からくる衝撃や着地の衝撃に影響し、ロースピード側はブレーキングやコーナリング等のバイクの姿勢変化に影響します。リバウンドの調整は1系統ですが、ROCKSHOX独自の「ラピッドリカバリー」機構が接地感を大きく高めています。

完成車に多く採用されているMOTION CONTROL ダンパーからチャージャー2.1ダンパーに変更するだけで大幅に性能を上げることが出来ます。来年のグリーンシーズンに向けてアップグレードはいかがでしょうか。ぜひご相談ください。