ROAD


究極のハンドル、Alpinist SL Cockpit入荷しました。

2020.Nov. 15

高嶺の花であると同時に永遠の憧れ。ステム一体型ハンドルを使う事は上級者の証明であり、一種のステータスです。自分はずっとそう信じて生きてきました。

そんなステム一体型ハンドルがスペシャライズドから発表され、話題騒然となったのは記憶に新しい所。当初は年明け以降の入荷という事でしたが、予定よりも早く噂の超軽量ハンドルが店頭に入荷しました。

 

■Alpinist SL Cockpit ¥82,500-(税抜)

我々の手元に届いたのは100mm×400mm。いくつか注文してきたうち入荷したのはその1本だけでしたが、割と需要が多そうなサイズだったのは幸いでした。実は既にメーカー完売となっており今後の入荷予定は未定となっています。次回便があるかどうかも不明。大変貴重な1本となりますので、絶対欲しいという方はまずはご連絡下さい。

 

このハンドル、重量は驚きの255g(110×420)!S-WorksシャローバーとS-works SLステムの組み合わせが大体310~315gなので、これがどれほど凄い事かお分かりいただけると思います。実測してドヤ顔で写真を上げたかったのですが、残念ながらスケールが不調で叶わず・・・しかし手に持っただけでも異様な軽さに思わず変な声を上げてしまいました。

 

ただ軽いだけでなく、ハンドル・ステムに最も求められる安全性もしっかり満たしていることは125kgという耐荷重が証明しています。ステム一体型ハンドルの最大の強みである高い剛性も当然備えている事でしょう。

 

現行スペシャライズドのラインナップでこのハンドルが最もふさわしいバイクは当然Aethosでしょう。それゆえブレーキホースはあえて内装式ではありません。エアロ効果よりも軽量さと整備性を取ったということで、この仕様の方が嬉しいユーザーも多いはず。

 

前面に空いている小さい穴はサイコンマウント用のネジ穴です。TarmacステムやVengeステムと同じく、ステムアクセサリーマウントを取り付け可能となっています。

 

ロゴを見てお分かりの通り、SPECIALIZEDブランドではなくROVALブランドの製品となっています。これはROVALが今後もホイール以外のコンポーネントをリリースしていく布石であるとのこと。その第一弾がこんなぶっ飛んだアイテムなのですから、今後の展開が楽しみで仕方ありませんね。

 

そんなわけでAlpinist SL Cockpit、1本限りの入荷です。

AETHOSユーザーは喉から手が出るほど欲しい一品だと思いますが、ステム一体型ハンドルの常としてポジションの精査は必須。もし事前にフィッティングを受けていないという方はぜひRetulフィットの施工をご検討下さい。そして上級ロード乗りとなって下々の者を睥睨して下さい。

 

緊急事態宣言解除後の対応について

お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。