紅葉と天空のライド ~国道最高地点 渋峠~
2020.Nov. 4
秋も深まり北国からは雪の便りも届くころ、毎年楽しみにしている事があります。
それは、紅葉のライド。
以前訪れた静岡、奥只見の紅葉は素晴らしく完全にはまってしまいました。
今年はどこに行こうかと模索していたところ、目に留まったのが長野県と群馬県をつなぐ「渋峠」。
紅葉も楽しめそうですが、さらに国道最高地点からの眺望も楽しめるというおまけつき。
早速、
道の駅「オアシス小布施」~毛無峠~渋峠~国道292号線~道の駅「オアシス小布施」
走行距離 92キロ
獲得標高 2200メートル
というルートを組み、秋真っ只中の信州を満喫してきました。
スタート地点の気温は12℃。
風も無く気持ちの良い秋晴れの中、遥かかなたの渋峠山頂を目指して出発。
長野といえばりんごの一大産地。
ちょうど収穫時期を迎えた、おいしそうな実を付けたリンゴ畑のなかを気持ちよく進みます。
いよいよ登坂開始。
10%前後の勾配が続きなかなかハードな道のりですが、この先に美しく色づいた木々達が出迎えてくれると期待してがんばって登ります。
標高が上がるにつれて徐々に木々が色づき、絶景への期待が高まります。
すれ違う車もほとんどなく、聞こえるのは風の音と鳥のさえずりのみ。
とても贅沢な時間を満喫できます。
コーナーを抜ける度に色づきが濃くなり、ちょうど森から抜け太陽の光を浴びた瞬間絶景が現れました。
色づいた木々と空の青さが非常に美しかった。
途中、立木の無い荒涼とした景色が広がる毛無峠に寄り道。
明治時代までは原生林が広がっていたそうですが、
大正5年に硫黄採掘が始まり、その影響で樹木が枯れてしまったそうです。
ダイナミックな景色を堪能し、目指す渋峠はあと少し。
登って来た九十九折れの道を振り返り、よくここまで登って来たと感慨にふけります。
山の中をうねうねと続く一本道。
なかなか見る事の出来ない絶景を、自分の足でここまでやってきたことで感動もひとしお。
やっぱり自転車旅って最高ですね!
渋峠まであとわずか。
まるで映画のワンシーンを走っているような、天空へ続くワインディングロード。
車で訪れたことのある道も、自転車で走る景色は新鮮に映り改めて感動することができるので、この場所の素晴らしさを再確認することができました。
無事標高2117メートルの渋峠に到着。
ここまでの道のりは決して楽ではありませんでしたが、一番の目的でもある紅葉を満喫し、さらには次々と現れる絶景に感動し、大満足のライドになりました。
国道最高地点からの眺望を満喫し下りはじめようとしたとき、気温を表す電光掲示板には「1℃」の表示が。
極寒の中一気に下る25キロのダウンヒルは、なかなかしびれる体験でした。
渋峠は冬の間はクローズし、また雪解けの頃開通するそうです。
その季節には雪の壁の中を走る事ができるそうなので、ぜひ訪れてみたいです。
今回のライドは気温12℃からスタートし、最高地点での気温は1℃と気温差が大きい上、しっかりと登り、しっかりと下る為、ウェア選びが難しかったです。
そこで大活躍してくれたのが、「7mesh」のウェア!
某有名アウトドアウェアブランドの創設メンバーが結集して開発される製品は、最新の素材と最新の技術を駆使し、着心地と機能性は快適そのもの。
快適なウェアは、余計なことに気を払わなくていいので走りに集中でき、結果1日のライドを終えた時の疲労感にも差が生まれます。
楽しい思い出しか残らないので、次なるライドへのチャレンジングスピリッツも刺激してくれるのではないでしょうか。
気温や天候によって色々オススメいたしますのでスタッフまでご相談ください。快適なウェアでご機嫌ライドを!
さて、次はどこに行こうかな。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。