決戦の日以外でもオススメ!超軽量チューブ【 WOLF PACK ウルフパック TPU TUBE 】
2020.Sep. 12
一般的なブチルチューブの重量は大体100g前後。
少々軽量なブチルチューブで約70g、超軽量を謳ったもので50gほど。
取り扱いに少々気づかいが必要なラテックスチューブはメーカーによって90~50gほどでしょうか。
本日ご紹介するWOLFPACK TPU TUBEはなんと25g。一般的なブチルチューブから前後交換したとすると2x75gで150gの軽量化となります。
もしホイールで150g違ったら、、と考えてみてください。チューブにしては¥4,000-と高価な商品ですが、この重量は驚異的です。
ちなみにバルブキャップ有りでジャスト25gでした。外せば24g。2つ測って2つとも同重量だったのでハズレはなさそうです。
TPU-熱可塑性ポリウレタンという素材のこのチューブ。薄いビニールのような素材感で触った感覚はさらっとした感じ。ゴム製やラテックス製のものとは明らかに異なります。
軽量化が楽しくてしょうがない最近の私。このチューブ買いました。
正直乗り心地はラテックスチューブ&チューブレスの方が良いです。ちなみにラテックスチューブとチューブレスはほぼほぼ同程度の快適性と思っていますがどうでしょうか?それに比べるとTPUチューブの方が硬い感覚があり、ラテックス使用時よりも若干空気圧を落としてちょうどいい感じ。
ブチルチューブからの交換であれば確実に軽量化の効果は感じられるはず。ラテックスからですと重量の違いはプラシーボ程度かもしれませんが、重量以外で明らかにラテックスよりも勝っている点も。
それは空気が抜けにくいこと。ラテックスであれば1日1BAR以上は抜けてしまうので日々の空気入れが欠かせませんが、このTPU TUBEなら1週間は空気を入れなくても行けてしまいます。毎日乗るけど毎日空気を入れるのが面倒な私のような方には非常にオススメです。
私もまだ使い始めてひと月も経ちませんが、今のところトラブルはなし。触れば感じる軽量がゆえの儚さもございますが、取り付けさえ気を付けておこなえば日々の取扱いで特に気にすることはなさそうです。といってもまだまだ心配なのでパンク修理セットは常に持ち歩いてはおりますが。
「リム温度180℃までの耐熱性能。カーボンホイールにも使用可能ですが、リムが高温になりすぎると破損の恐れが有ります。」とのことなのでディスクブレーキユーザーなら関係ありませんね。リムブレーキユーザーはちょっと考えた方がいいかもです。
転がり抵抗ではラテックスチューブに劣るとのデータも散見されましたが、重量が重要になるようなライドではアドバンテージになってくれるはず。
とにかくバイクの重量を軽くしたい!という軽量化マニアの方にも、ヒルクライムで結果を残したい方にも。
WOLFPACK TPU TUBE 700 x 20~28c ¥4,000-(税抜)
NEW ROVALがチューブレス非対応となったことで(そしてそんなホイールを買ってしまったものですから)また改めてクリンチャーとチューブレス、というかロードバイクのタイヤについて色々と考えております。ツールでは変わらずチューブラーが使われていたりなどなど、1ユーザーとしてベストなものはなんなのかと悩ましいですよね。
自転車で唯一地面と接する重要なパーツ。お悩みの方いらっしゃいましたら、ライダーそれぞれの乗り方や好みによってご提案させていただきます。店頭でスタッフまでお気軽にお声がけください。
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