ROAD


【ROVAL ALPINIST CL】クラス最軽量の秀逸なホイールが入荷しました

2020.Aug. 25

先日開催させていただきましたTARMAC SL7試乗会。多くの方の感嘆の声を生で聞くことができ非常に嬉しい一日でした。ご来店頂きました方々、誠にありがとうございました。同時に至らない点がございましたこともお詫びさせていただきます。

さて、そんなTARMAC SL7。PRO完成車に装着されているホイール、RAPIDE CLが話題です。CL50という今でも評価の高いホイールがありますが、それと同様にRAPIDE CLも近いうちに単品での販売があるかと思いきや意外や意外、ALPINIST CLXの方が先に弟分が出来ました。

ROVAL ALPINIST CL ¥180,000-(税抜)

超軽量カーボンクリンチャーとしてデビューしたALPINIST CLXと同じリムを使ったホイール。

ここ1年程で急速に10万円台の優秀なカーボンホイールが多くリリースされていますが、1365gという重量はこの価格帯のホイールとしては最軽量ではないでしょうか。

先述のCL50はCLX50とハブとスポークが違うだけで10万円安い!というのが高い評価の理由でした。今回ハブは違いますがスポークは一緒です。厳密にはALPINIST CLXとハブが異なるのでスポーク根本部分の形状が異なりますが、どちらもDT SWISS エアロライトという優秀なエアロスポークを使用しています。

かといってハブがただ安価な訳ではありません。高い精度に定評のあるDT SWISSの350を使用しています。シマノ11速・ディスクブレーキオンリー・スルーアクスル・センターロックと使用できる方は限定されますが、逆にほとんどのディスクロードユーザーはお使いいただける仕様かと思います。

前後33mmハイト、内幅21mmとROVALらしいワイドリム。空力が増すだけではなくタイヤの保持力が強くなるので空気圧を下げて使うことが可能です。が、ご存じの通りチューブレス非対応としたことで最大130psiと高圧での使用も可能です。

タイヤの空気圧は快適性やグリップ、トラクションとライドクオリティに直結します。ライダーそしてフィールドに、ベストな空気圧で使うことができるというのは決して見落としてはいけない重要なポイントです。もちろん高圧で入れればいいというわけではありません。タイヤ側の推奨空気圧も守りましょう。

軽量山岳用ホイールといった印象ですが、そこはROVAL。33mmと決して高くないリムハイトでも非常に優秀な空力を備えています。ただ軽いわけではなく登りに超強いオールラウンドに使えるホイール、それがALPINIST CLの真価なのではないかと感じています。

 

 

それじゃあALPINIST CLXを使う理由は?

明らかに違う点として重量以外ではフロントホイールのスポーク本数。CLXは21本、CLは24本です。ハブ形状の違いから剛性を確保するためにでしょうか、CLの方はスポークが3本多いです。大した違いではないようにも感じますが、泡だて器をイメージしていただくとスポークが少ないメリットが理解しやすいかと思います。ちなみに最高のエアロを得たRAPIDE CLXのフロントホイールは18本です。

またCLXのハブに搭載されているラチェットEXP。部品点数が少ないうえにベアリング間を広くとることができるのでかかりが違います。

これを差額の10万円と天秤にかけてみてください。ALPINIST CLXの方がいいのは当然そうなのですが、ALPINIST CLにして10万円でフィッティングを受けたりウェアを新調したり美味しいご飯を食べたり、どちらも人生を豊かにしてくれることは間違いありません。

 

NEWモデルはチューブレス非対応となったことで勢いに陰りが出るかと心配だったのですが、ROVALの勢いまったく止まりません。やっぱり走るといいんです。

各種ROVAL WHEEL風魔横浜店頭でご覧いただけます。ご自身のライドスタイルに合うROVALを見つけてください。

 

緊急事態宣言解除後の対応について

お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。