ROAD


究極の通気性を得たシューズ【S-WORKS VENT ROAD SHOE】

2020.Jun. 8

そろそろ梅雨入りなんてニュースも見聞きするようになってまいりました。高温多湿な日本。実走はもちろんですが、ZWIFT派の皆様も扇風機だけでは厳しい季節が本格的にやってきました。

今日は通気性に特化したシューズ、そうです「S-WORKS VENT」のご紹介です。

ライドに夢中の時は正直気にすること、気になることは少ないと思いますが、足は良く汗をかく部分なのでシューズ内は蒸れます。多くのサイクリングシューズは通気性のことも考えて作られていますが、1日中シューズに包まれる足をドライに保つことは中々難しいこと。例えばライドの後シューズを脱ぐと、足が蒸れから解放され気持ちいい感覚があると思います。

今回発表された「S-WORKS VENT」は通気性を最優先し、猛暑日のライドでも、もし炎天下のブエルタを走ることになったとしても、シューズ内をドライで快適なライドを可能にするというものです。

ベースとなったのは最高のロードシューズのひとつS-WORKS 7。形状やS-WORKS 7だけにしか使われていないというBOAダイヤルが使用されていることからも一目瞭然の、多くの方にご愛用いただいている超名作シューズのDNAを受け継いだ間違いないシューズ。クリック感が回しやすく高級感があるBOAダイヤルも秀逸です。シューズカバーの上からでも回せますが、このシューズの時はあまりシューズカバーしませんよね。

アッパー部に多くのメッシュ素材が使用されていますが注目すべきはつま先に設けられたベンチレーションホール。前面から風を取り込んでアッパーやソールから風を流す、空気を滞留させないことで冷却性能を高めています。

アッパー部は中が透けてみえるほどのエンジニアドメッシュが多く使われ、さらに宇宙工学でも使用されるほど強くSW7でも使われていたダイニーマだけでなくダイニーマメッシュも採用。ただ薄く通気性がいいというだけでなく高い耐久性に高出力に対応するホールド感まで兼ね備えています。上の写真、インソールが透けているのがわかるかと思います。ちなみにタンの部分もメッシュになっています。

 

ソールは超軽量シューズ「S-WORKS EXOS」と同じものが採用されています。EXOSでは軽量化のため、VENTでは通気口として大きな開口部が機能しています。

ソールの硬さを示す剛性指数は13。プロレベルでもまったく問題ない剛性を持っています。ちなみにSW7は15でSPECIALIZEDシューズ中1番の剛性です。

ソールだけではなくインソールも一味違います。右がSW7のインソール、左がSW VENTのインソール。開いた穴の数・サイズがまったく違います。正直インソールはフィッティングを優先して変更することが多いですがこれは使ってみたくなりますね。

SPECIALIZEDシューズの特徴でもあるPadLock™ ヒール。かかとを支えることでシューズ内で足がずれるような感覚がなく、そのホールド感から伝達効率の高さも実現する個人的にもSPECIALIZEDのシューズを好きなポイントなのですが、ここもメッシュ素材が採用されておりSW7と一緒ではありません。徹底的にこだわって作っていることがよくわかります。

 

SPECIALIZEDの実験によると38℃のヒルクライムではSW7に対して約1.5~2℃の冷却効果、また、湿度ではSW7が30~60%に対し、SW VENTは10%と圧倒的に低い記録。

フィット感やホールド力を犠牲にせず、涼しくドライで快適なシューズ。

灼熱の夏がやってくる頃には今よりもう少し外でのライドも楽しめるようになっていることでしょう。そろそろ梅雨のようなのでまずはZWIFTで。S-WORKS VENT 風魔横浜でお試しください。

S-WORKS VENT ROAD SHOE

カラー:ブラック、ホワイト

サイズ:36~44(40以降ハーフサイズあり)

重量:223g(片足、サイズ42)

¥40,000-(税抜)

 

 

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