ROAD


レースレポート 袖ヶ浦チャレンジで160kmにチャレンジ

2019.Apr. 5

「令和」発表前日の3月31日。袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催された「袖ヶ浦チャレンジ」に参戦してきました。

カテゴリーは160kmソロ。160kmのレースなんて走ったことが一度も無いので不安しかない状況。行けるところまでは行きたいけれど最低限しっかり完走したい、なんていう(レースの終わった今考えれば)弱気な目標を持ってレースに臨む。

当日朝は気温が10℃前後と少し肌寒かったが、レース中に気温がかなり上がる予想だったのでいつもの半袖半ズボンわんぱくスタイルで試走。前夜の雨の影響もあり、路面からの水しぶきと冷たい風であっという間に身体が冷える。試走は早々に切り上げ着替えを取りに行った帰りでパンク。皆様の助けを借り(本当にありがとうございました)レース10分前、なんとか整列しチームメイトと合流。前の方にいる速そうな人達をチェックしながらスタートを待つ。

レース中はイイ感じの一定ペース40km/hほどをブリッツェンの選手が保ってくれる。強度はそれほど高くなく、そのせいか集団はかなりの大所帯。となりの選手とは肩さえ組めそうな距離で40km/hで進んでいく。

そうこうしている間に強烈な尿意。先程書いたように目標がだいぶ弱気だったこともあり限界を迎える前に余裕をもってトイレ休憩に。集団が来るのを待って1周回遅れで再度乗り込む。ということを前半に2回したので2LAPされている状態で集団内で走る。

レース中はかなりきつく、何度も足が攣る気配があったのでヤバいと思った周回ではホームストレートで背中にいれておいたジェルで補給。ちなみに今日現在店頭で在庫しているWINZONEとMAG-ONを各1個ずつ計5個、手に取った順に飲んだのでどれが効いたかわかりませんが結局最後まで攣る事もなく完走出来たのでかなり効果的でした。

160km終盤、もはや集団の一番後ろでしがみついているだけの状況。集団前方では激しく動きがあるのがわかり、そのすぐ後ろでチームメイトが必死に戦っているのが見え、「すごいなぁ」なんてとぼけている間にラスト3周。そこでようやくアシストにまわるべきだったことに気づく。遅すぎる。

逃げが決まっていたからかラスト1周なのに前に出られるチャンスがあったので、アイコンタクトしてアタック。案の上すぐ後ろに着かれるが下りもしっかり踏んで登り返しもしっかり踏んでペースを上げたところで力尽きたふりをして後ろに下がる。ちょうどチームメイトの前に間が空きそうだったのでそこに入り10秒休んで再度アタック。ゴール直前まで連れて行きたかったが最後の登りが始まったところでスプリントが始まりどんどん抜かれてスプリントは見送る形に。そのまま流し後ろから来た200kmの集団に再度乗って2周回し160kmゴール。19位でした。ちなみにチームメイト彦さんは11位。僕の立ち回り次第では一桁順位が取れたんじゃないかと思うと非常に申し訳なく思います。

4時間ギリギリ切れたのでS級レーサーという称号をいただきました。が、序盤から勝負できると思ってなかったS級レーサーなんてカッコ悪いですよね。ある程度のレベルで完走できた安堵感もありつつ、悔しいというか煮え切らないというか。そんな複雑な心境なのでブログ掲載が遅くなってしまいましたがすごくいいイベントだったと思っています。いい雰囲気の会場でコースは走りやすい。アクアラインを通るのも旅行っぽくて良かったですよ。

今回一緒に走れた方、会場でお会いできた方、ありがとうございました。また一緒に遊びに行きましょう!