ROAD


ENVE – Aero Road Stem

2019.Jan. 15

もはやロードバイクについて語る時、空力・エアロダイナミクスに触れずにいるなんてことはできない時代になってきました。

軽量で高剛性、シンプルで美しく高い評価を独占していたENVEのRoad Stemに「エアロ」が登場。昨年のツールでも使われていたので待ち望んでいた方も多いはず。

ENVE – Aero Road Stem ¥39,000-(税抜)

こちらはカベンディッシュのバイク。機材にうるさいと噂のカベンディッシュも使用する信頼のパーツです。

やはりエアロハンドルと合わせた時のスマートさが違います。ちなみにバイクの前面にあるパーツのエアロ化はとても効果が高いです。

ちなみに上下で切り替えられており上側はENVEらしいマットな質感。下側はつやのある仕上げになっています。

ちなみにこちらのステム、取付時にフォークをクランプするカラーを交換、あるいは前後向きを入れ替えることで角度・長さが細かく調整することができます。7°、17°、12°で前に2.5mm、12°で後ろに2.5mmといったところです。

エアロ仕様のバイクのハンドル周りは調整しにくいことが非常に多いので、このように細かくポジション調整が利くのはかなりうれしい仕様ではないでしょうか。

エアロステムにはエアロハンドルが取り付けられることが多いでしょう。エアロハンドルはメーター類やライトなど、ライドに必要なグッツを取り付けるのに苦労します。そこでENVEは高い精度で当店でも人気のK-Egdeにステム専用マウントを別注。ステムと別売りにはなりますが非常にオススメな商品。GARMIN用だけでなく先端部分を交換することでWAHOOにも対応、もとから付属します。こちらは¥9,500-になります。

こちらはK-EgdeのGO-PROマウント。レックマウントなどから発売されているライト専用マウントを組み合わせてサイコンの下にライトを取り付けるのはもはや定番となってきておりますが、ENVE AERO ROAD STEMでも先ほどのマウントとこのアダプターでそれが可能です。

 

個人的な思いを正直に話しますと、今日マットブラック基調の僕のバイクはステムだけつや有。マットでヒップなステムが欲しくてしょうがありません。マットで最新でエアロでENVE。これだけでも完璧なのにも関わらず、このステムにするとこの専用マウントが使えるというところでものすごく惹かれています。

ただ、重量を見るとエアロではないENVE Road Stemの方が50g近く軽量。カッコいいバイクには必ず付いており数年来憧れ続けているENVE Road Stem。こちらではなくエアロステムにすると、ちょうど7.0kg前後をさまよう僕のバイクがギリギリ7kg以上のバイクになることは確実です。最新のパーツを使うべきか、重量を取るのか。しばらくぜいたくに悩んでみようと思います。