ROAD


CONTINENTAL Grand Prix 5000

2019.Jan. 13

史上最高のレーシングタイヤとの呼び声高いCONTINENTALの新作、GP5000。

各所で話題になっている今期最も注目のタイヤの一つであります。

当店でもすでに多くの方にインストールさせていただき高い評価をしていただいています。

高い耐パンク性能を持ちながら非常に小さな転がり抵抗値をたたき出す恐ろしいタイヤです。

Bicycle Rolling Resistance.comより転載しました。

高い信頼性で有名なサイトです。チューブレス・クリンチャーともにかなり上位にランクインしております。

GP5000よりも転がり抵抗値の低いタイヤは全て決戦用と呼ばれる耐パンク性に多少の不安を感じる商品。上位タイヤでしっかりトレッド面に厚みがあり、耐パンク評価が10を超えているのはGP5000だけ!という結果になっています。

あんまり評価が高いので買いました。

GP5000クリンチャー、25cです。まだ大して走っていませんがインプレッション。

「GP4000S2の改良版」と想像して乗ると完全に裏切られます。前作GP4000S2は23c、25cともに何本使ったか分からない位に使用していた超お気に入りタイヤでした。グリップ・転がりともにすごくいいのに超長寿命でパンクしない、のがGP4000S2でした。ただ、縦横ともに硬い印象がありそこがGP4000S2を好きか嫌いか分かれる点だったように感じています。私はその硬さは結構好きでしたが、GP5000にはその硬さがまったくありません。リニューアルではなく完全に生まれ変わった新しいタイヤGP5000。しなやか&グリッピーでモッチモチな好印象のタイヤです。

重量は実測で213gと216gでした。交換前に使っていたS-WORKS TURBO COTTON 26cよりも10gずつ軽量。重量の違いは正直ほとんど感じ取れませんでした。。が、登りでほんのり伸びるような感覚は確かにありました。ですが、良く練習で走る3~4分の上りで比較した所、TURBO COTTONで走った時とほぼ同一ワットでタイムもほぼ同一。表のTURBO COTTONは24cのようなので26cだと転がりはもっといいのでしょう。乗った感じもGP5000もTURBO COTTONもどちらもしなやかなのでかなり印象は近いのかもしれません。しいて言うとGP5000の方がモチモチした乗り味で、そのおかげでコーナーもズバッと行ける印象でした。「微振動をカットする層」もあるようで、実際快適性は高いです。

まったく違ったのがロードノイズ。TURBO COTTONよりも圧倒的に静か。いわゆる決戦タイヤでカーボンホイールに乗った時「コーーーーッ」って音が聞こえ続けそれはテンションをあげてくれるのですが、その音は全くなくなります。実際分からないですが転がり抵抗が良くなったような気がしてもっとテンションが上がります。今後psi単位で空気圧によって乗り味や出力がどう変わっていくか色々やってみますのでお店で聞いてください。

普段の練習やロードレースはもちろんヒルクライムレースでも全然使いたいと思います。もっと軽いタイヤは沢山ありますが、耐パンク性能を犠牲にすることとトレードオフしなければいけません。タイムを狙った目標のレースでパンク、なんて悲しすぎますよね。ただサイドはかなり薄いようですので道の悪いところや未舗装路などではちょっと怖いです。正直GP4000S2ほど寿命は長くないような気がしますが、耐摩耗性はGP4000S2よりも上とのこと。たくさん走ったらまたレポートさせていただきます。

超、ではないけどかなり軽量で、転がり抵抗が低く、耐パンク性能が高く乗り心地がいい。平成最後の1月現在、完璧なタイヤの一つであることは間違いありません。

23c、25c、TL、どれも風魔横浜店頭で揃えております。一度試して惚れこんでリピートしてください。