ROAD


全日本最速店長選手権

2018.Sep. 21

全日本最速店長選手権 2018年9月19日 千葉県は成田市、下総フレンドリーパークにて開催された。

サイクルスポーツ誌が企画する「1番速い店長は誰か?」決めようというもの。数年前からいつもファンとして見ていたレースは今年で8回目。数日前に発表されたスタートリストを見ると、いつもブログを拝読させていただいているあの人も、アレで優勝したあの人も、、、とワクワクよりもむしろびびって当日を迎える。

1周1.5kmを50周、75kmのコースは平坦ベースで軽いアップダウンもあるもののノーブレーキで走れてしまうスピードコース。平均で40km/hを超える2時間弱。数年前には完走が6名なんていう恐ろしいレースになったことも。

我々系列店からは私とGROVE鎌倉からで2人の参戦。2人とも店長1年生で初参加。また、系列店スタッフ&お客様が何人も応援に来てくれました。改めてありがとうございます。

受付、インタビュー、撮影を終えアップして14時よりレーススタート。1周のローリングの後リアルスタート。人数の多いレースは久々で走り方に馴染むまで数周かかってしまう。

ちょっと慣れてきた数周目。イン側のラインがガラガラだったので行ってみる。前の方まで来ると大御所・強豪店長がちょうどドンパチ終えてウヨウヨしてる。うん、このメンツの前に出るのは確かに怖いな、と妙に納得しつつもそのまま前へ。

逃げグループになりローテを回すが、意外と風が強くかなり足を使う。まだ10周も走ってない、ヤバい、とすぐ集団へ。一気に後ろまで下がって中盤から最後尾をフラフラとなるべく足を使わないようにこなす。

集団は前でのドンパチに合わせて伸びたり縮んだりを繰り返す。さすがと思ったのは、やはりみな店長。エキサイティングな走りなのだが基本的にジェントルな走り。横にいるのが分かっていればタイト目なコーナーでもちゃんと1台分ラインを空けてくれるし、無理くりなポジション取りも皆無。その代わりというわけではないのだが強度はずっと高く、たまにウソでしょと思うくらい速い時も。

危惧していた通り1時間を超えた辺りからきつくなってくる。たまに聞こえてくる実況で先頭は一人で逃げていることがわかる、心からリスペクト。

今回ボトルはダブル。大会のスポンサードをしていたWINZONEのジェルも数本ポケットに。お世辞抜きでWINZONE効きました、味もいいし今後オススメしていこうと思います。まさか2本目のボトルも飲むことになるとは。集団が緩んだところで適宜補給。

本格的にきつくなってきたところでラスト10周。徐々にまたペースが上がる。心折れそうになる瞬間も多々あったが応援の声が聞こえるたびに持ち直す。めっちゃくちゃきつくて正直覚えていないのだが残り5周くらいでなぜか前方へいける機会が。多分先頭で一瞬牽制があったのだと思う。一人逃げ、もう一人追い、その後ろで集団はちょっとザワザワしつつも追わない。先頭と集団に間が空いたところを一人二人とブリッジをしようと抜けていく。もうほぼほぼ足も使い切った僕はちょっぴり弱気で、集団に残ろうと思った瞬間、横でGROVEジャージがこっちを見て笑ってる。この日一番テンションの上がった瞬間だった。集団を後にし、二人で前を追う。

先頭2名はもうだいぶ前、その後ろに4名のパック、高木と小南舘はそれを追う4名のパック。時間はかかったがなんとか4人で前のパックまで追いつき8人の集団になり回しながら走る。もう脚は残っておらず攣りかける。ただ、この集団で走っているのが楽しくて。千切れるなんてもったいないと必死についていく。

ラスト2周くらいからローテに入らない選手も。そりゃそうだよね、と思いながらも牽く。ラスト周回でもガッツリ目の牽制が入る。まだゴールまで距離があったので、もう一回くらい誰か変わってくれるかなと思ったがペースを下げても誰も前に出ない。そりゃそうだよね、と思いながらも牽く。ゴール数百メートル手前で後ろからアタックがかかり集団スプリントへ。腰はあげられず後ろからスプリントを見送り一人ちょっとおいしい感じでゴール。10位でした。GROVE鎌倉店長は5位!すごい!

出来ることはやったのと最後楽しかったので悔いはなし。ですが、言い訳できないくらいベストコンディションでめちゃくちゃ練習して走りたいなと。すでにまた来年も参加したいななんて思っております。

最初から最後までアットホームというか、ずっといい空気の流れているいいイベントでした。来てくれた方もこれなかった方も応援してくれた方みなさまありがとうございました。完走できたのはみんなのおかげです。いい経験できました。

また皆様とも走って遊びたいなと思っております。まずは明日の日産ですね。楽しく走りましょう!