超軽量・ハイパフォーマンスTLRタイヤ 「ENVE SES RACE DAY TIRE」
2024.Apr. 20
先日発表されたENVEのさらなるハイパフォーマンスタイヤ、ENVE SES RACEDAY TIREが少量ですが入荷しました。
■ENVE SES RACEDAY TIRE ¥19,800-(税込)
ENVEはノーマルのSESタイヤを制作しはじめた時にはすでに、車では冬にスタッドレスタイヤを使用するように、ロードバイクにもレースの日はレース用のハイパフォーマンスタイヤが必要だと認識していたようです。
そしてコンマ1秒を争うレースのために開発された「SES RACEDAY TIRE」。
以前のオールラウンドなSESタイヤから転がり抵抗の軽減・軽量化がなされています。
タイヤのロゴが白ロゴでチェッカーフラッグのデザインも入っていてレーシーな雰囲気ですね。
気になる重量はなんと実測で、27c / 199g、29c / 211g。
ノーマルSESタイヤでも27c / 245g、29c / 270gとだいぶ軽量ですがRACEDAYはそれ以上。
これがTLRタイヤの重量だなんて信じられません。
一般的なクリンチャータイヤよりも圧倒的に軽いです。
RACEDAYはパンク防止ベルトを排除し、コンパウンドの厚みを調整することで軽量化が行われています。
ケーシングの向きはカーボンシートとよく似ていると言うENVE。
新たにケーシングの構造も変更されており、ノーマルSESタイヤとは別物となっています。
そして我々ロード乗りの大好きな転がり抵抗。
ノーマルSESタイヤ比で最大8.5Wもの削減されています。
さすが耐久性・耐パンク性よりもスピードとパフォーマンスを追求したというだけありますね。
Bicycle Rolling Resistanceというあらゆるタイヤの転がり抵抗をテストしているオタクなサイトがあるんですが、そこにRACEDAYのデータが載るのが楽しみです。
ちょうどタイヤの替え時だったSES4.5ユーザーの私は29Cをチョイス。
これだけ軽ければ積極的にワイドタイヤを使いたくなるものです。
ノーマルSESタイヤや定番のGP5000S-TRも使ったことがあるのでそれらとの違いはどんなものか、乗り込んで確かめてみたいと思います。
富士ヒルなど1年に1度のビッグイベントが段々と迫ってきました。
ここぞと決めた特別なレースがある方、はたまた毎日のライドがレースなんだという方の強い味方にSES RACEDAYはなってくれるでしょう。
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