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【Bianchi 新型Specialissima】 試乗会でたくさん乗ってきました

2024.Mar. 19

ビアンキの新型Specialissima。今期最注目の1台である軽量オールラウンドレーサーです。

販売店向けの試乗会がなんと神奈川県内にて行われるとの事で、皆様にSpecialissimaについてお伝えするがためにスタッフ総出で参加して参りました。

会場では新型Specialissimaについてのご説明も改めてしていただいたので簡単にご紹介いたします。

・そもそもBianchi Specialissimaとは?

2016年デビューのBianchi軽量クライミング部門を担当するハイエンドオールラウンダー。軽快・しなやか且つ上質な走行感で人気を博す名作です。

今回試乗してきたスペシャリッシマは3代目。

昨年「ハイパーエアロバイク」として生まれ変わった新型Oltreの知見、「バイクだけでなくライダーも含めた一つのシステムとして空力を向上させる」アプローチの元、前作から大幅に空力を改善。

重量に関しても妥協は無し。エアロ効果の高い前部は空気の流れを感じさせるような造形ですが、フレーム後方ステー部は極細、最小限の重量に抑えられています。エアロで軽量な専用一体型ハンドルは新型Specialissimaを代表するコンポーネントと言えるかもしれませんね。

また上位グレードに関してはマットブラック+グラデーションという特徴的なペイントですが、これもペイントによる重量を最小限に抑えるため塗料にまでこだわったスペシャルな仕様です。

こうしてエアロダイナミクスの面でも重量の面でも、前世代のスペシャリッシマを上回るバイクが誕生したというわけです。

 

公称重量がDura Ace装備のハイエンドモデルSpecialissima RC完成車はペダルレスで6.6kgと超軽量。

ビアンキ独自の振動除去素材カウンターヴェイル搭載のSpecialissima PRO完成車はUltegra Di2で7.0㎏。

105 Di2にアルミステム・ハンドルのSpecialissima COMPは7.8㎏。

前モデルと比較すると斜度6%・10kmの登りを体重60kgのライダーが200Wで走ると8.7秒速く、10kmの平地であればその差は31.19秒まで拡大するとのこと。3.3倍でこれだけ違うのでエリートレベルのライダーならば差はもっと大きくなることでしょう。

さて、せっかく乗ってきたのでインプレッションです。

今回の試乗会ではSpecialissima RCだけでなく、PRO・COMPにも乗ることが出来たのでそれらを比較するように書いていきます。

 

・旧モデルと比較すると、明らかに踏み感が軽い。軽く踏めて良く走る。

新型のオルトレがエアロに振り切ったバイクにモデルチェンジしたことで、より幅広いオールラウンド性能も求められるようになったSpecialissima。下りがやけに速く感じるのはエアロ性能の向上が効いているのでしょうか?クセの無いハンドリングでハイスピードでも扱いやすい高い安定感は旧モデル譲り。良いロードバイクの証です。

踏み味がとっても軽く勾配に関わらずスイスイ進む感覚は衝撃を受けるレベルです。

系列店で旧Specialissimaを所有しているスタッフに話を聞いてみた所「全然違う 全然こっちのがイイ」と力強く話してくれました。

 

・RCとPROは大きく変わらないけど、明確にRCの方がキレが良く、PROの方が乗り心地が良い。

軽さが際立ちヒュンヒュン進む感覚は全グレード共通。ですが、それぞれ少しずつ違いもありました。

やはり軽さが影響しているのか上位グレードRCは格上感がありました。最も明確なのは反応の良さ。切れ味と言いますか、踏み込みに対してタイムラグゼロでバイクが走る感覚。踏み感が軽く乗り心地も良いのでロングライドにも向いていると思うのですが、RCはどうしても力強く踏みたくなってしまう→速い→楽しい→踏む→もっと速い→もっと楽しい→疲れる、と自制心が試される仕様でもあります。

RCが軽さと剛性を突き詰めた仕様で、PROはBianchiお家芸のカウンターヴェイル搭載の仕様。薄いタオルを地面に敷いてその上を走っているような、衝撃の角が丸くなる感覚がありました。同時にRCよりも脚当たりが良い?脚を残せるような印象もありました。好きです。

 

COMPは唯一一体型ハンドルを装備していない点は正直感じてしまいます。完璧に計算されたカーボン製のコクピットと比較するのもアレですが。

逆に言えばネガに感じる点は重量くらい。実際PROとホイールは同じですし、一番好みのパーツで育てていく楽しみがあるグレードと言っても良いのではないかと思います。ヘッド周りのパーツはRC・PROと共通なので将来的に専用一体型へのアップグレードも可能です。

チェレステもグラファイト(濃いめのシルバーってイメージでした)もかっこよかったですよ。

 

個人的に思うのは、もう少しハイトのあるホイールを履かせても面白いのではないかと。Oltreとのエアロ性能差も幾分か縮小できる感じがありますし、よりハイスピードに対応させるという意味でも。フレームの造形的にもディープ目なリムハイト似合いそうですよね。

 

今回高木が記事にしましたが、他スタッフも試乗しています。

各スタッフそれぞれの印象を聞いてみたい方は店頭でお気軽にお声がけください。