ENVE NEW SES ホイール じわじわと入荷しております
2024.Jan. 13
センセーショナルに発表されました、ENVE WHEELのアップデート。
タディ・ポガチャル 率いるUAE TEAM Emiratesがツール・ド・フランスでテスト使用していた、ENVEの新しいハブを採用したNEW SESが日本上陸!! 最新テクノロジーを採用しさらに進化を遂げました。
新型ハブにより軽量化・剛性バランスの最適化が図られ、今まで以上にENVEの理想とする最高の乗り心地とハンドリングを実現できるようになったとのこと。
ハブは旧型から新型に変わり60g軽量になるようです(メーカー公表値)。
ハブの変更によるトピックスは多岐に渡るのですが、もっとも大きいのがストレートスポークの採用ではないでしょうか。
今までは一般的なJベンドのスポークを使用するハブだったのですが、今回の変更で首の飛びにくいストレートスポークを採用。これによりさらにかかりの良いホイールに仕上がっているとのこと。
しかも同ホイールであればドライブ側・ノンドライブ側ともにスポーク長は同じとメンテナンス性にも優れる仕様になっています。ENVE SESシリーズは前後ホイールのリムハイトが異なるのですが、それでも前後分のスポークは2種類だけで済むということになります。
さらに、スポーク同士が接触しないようになりました。黒いエアロスポークですと、ペダリングでトルクを掛けた際にスポーク同士が接触している部分で音が鳴ってしまうことが良くありますがそれが解消されました。
他にもラチェット部がID360から、新しいINNER DRIVEシステムという機構に変更されていたり、フリーボディの保持がポン当てではなくネジで止めるようになっていたり、多くのフィードバックを元にアップデートが施されています。
簡単に言うと、ENVEの完組ホイールが新しいハブになってより良く進化し軽くなりました。が、ホイールセットで旧ハブ仕様より60g軽量!はちょっと大げさのようです。
正直な国内代理店公式HPに数値があがっていたのでそれを掲載しておきます。
念のためENVEをフォローしておくと、公式のホイールセット重量はほぼ実測値でした。これはどうやら信じて大丈夫そうです。下の写真は早速店頭に入荷した新型SES3.4 SHIMANOフリーの実測値です。
旧ハブ、あるいはKING等で組まれているENVEホイールをお持ちの方は焦らずに、新型ハブのインプレッションを待ってから組み換えを検討なさっても良さそうです。
とはいえ、最高のホイールENVEがより至高に近づいたことには変わりありません。フックレスで幅広&軽量なリムによる、28cを使用した際に最適化されたエアロダイナミクスと空気圧、これがENVEの本分です。
すでに国内入荷済みで随時入荷してまいります。お気軽にお問い合わせください。