ROAD


【風魔横浜バイクギャラリー】 S-WORKS AETHOS フレーム組み

2022.Jul. 5

当店でご納車させて頂いたバイクをご紹介する【風魔横浜バイクギャラリー】!

今回はオーナー様のパーツセレクトが光る入魂の一台をご紹介。

 

ご存じS-WORKS AETHOS。スペシャライズドとピーター・デンクが総力を挙げて作った”ファンバイク”です。

マスプロのディスクブレーキフレームとしては史上最軽量でありながらそれを売りにせず、目指したのは「最高のライドエクスペリエンスを味わえる自転車」であること。

つまりレース用ではなく、サイクリングを最大限に楽しむためのバイクということです。

 

もっともプロ選手がレースで使うこともあるので、ファンバイクと言いつつしっかりレーシングスペックも備えているのは公然の事実。

そのコンセプトから発表当初は戸惑いを感じた方も多かったようですが、今ではすっかりこのバイクの凄さが世界に認知された印象です。

 

オーナー様はレース活動よりもホビーライドがメイン、しかしユルポタライダーというわけではなく、ハードなヒルクライムやロングライドを好むスタイル。

そうなると走りの良さ、軽量さ、乗り心地を高次元でミックスさせたAETHOSはまさにど真ん中のバイク。

特に重量面については以前乗っていたリムブレーキ車をも凌ぐほどの軽さと言うところに興味を惹かれたとのこと。

 

と言いつつも、今回は飛び道具的な軽量パーツはほとんど使わず信頼性重視で組み上げました。

メインコンポは最新の8100系ULTEGRA Di2。

 

ホイールはMAVICのCOSMIC SLR32をお選びいただきました。

前後重量約1400g、激戦区の30mm~35mmリムハイトの中では際立って軽量なホイールではありませんが、乗ってみるとそんなことが全く気にならない走りの軽さ、乗り味の良さがあります。

MAVICホイールの美徳である耐久性やメンテナンス性の良さも継承しており、カタログスペックには表れないセールスポイントをたくさん備えたホイールです。

 

このホイールに合わせるならタイヤはチューブレスにしたいところ。

ということでタイヤは定評あるスペシャライズドのS-WORKS RAPIDAIR 28cです。

転がりの軽さは天下一品、乗り心地も最高でチューブレスの良さを存分に味わえることでしょう。

 

ハンドル、サドルはスペシャライズド製品で統一。

サドルは入手難が続くROMIN MIRROR。これはロングライドでの強力な武器になるはず。

 

そしてハンドルは最終兵器のROVAL ALPINIST SL COCKPIT!

今回使用したパーツの中で飛び道具的な軽量パーツはこれ一点だけです。

単体重量255gということで、普通のハンドル・ステムではこの重量に持っていくことはまず不可能な軽さ。

達成できたとしてもこの強度は絶対得られません。

 

このようなステム一体型ハンドルのサイズを選ぶ際はポジションの精度が重要となります。

今回は事前にRETUL FITでバッチリとポジション出しを行った上でセッティングさせて頂きました。

 

ヘッドチューブのロゴステッカーにシワが寄っていたのを貼り直しして納車準備完了です!(写真は直す前)

貼り直しに当たっては新しいステッカーを新たに手配しました。

 

ちなみにAETHOSの中でロゴ類がステッカー仕様なのはこのサテンカーボンカラーのみ。

これはシンプルなペイントだけに後で剥がしてカスタムしやすいようにという気遣いらしいです。

予備のステッカーも付属するので、最初の状態に戻したくなった時も安心。

 

気になる重量はどうだったかというと、ペダルやサイコンマウントなど全て付けた状態でほぼ6.8kgでした。

先述の通りハンドル以外に特別な軽量パーツを一切使用していないのにも関わらずこの軽さ。

さすがはS-WORKS AETHOSと言う他はありません。

 

ポジションがしっかりと出ていることも相まって、非常にカッコいいルックスに仕上がりました。

バラ完ならではの特別なオーラが感じられますね。

 

このAETHOSで縦横無尽に山を登って頂きたいと思います。

この度はありがとうございました!

 

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