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スタッフが本音で語る【2020年買って良かったものベスト3!】佐藤の場合

2020.Dec. 21

気が付けば2020年も残りわずか。この時期恒例の<風魔横浜スタッフによるその年買って良かったものランキング>のお時間がやってまいりました。まずは私佐藤から。

 

第3位 CICLOVATION レザータッチバーテープ

今年買ったというより去年から買い続けているんですが、いい物は何度だって紹介したくなるので。

このバーテープの良さを端的に述べると以下のような感じです。

・すごく巻きやすい

・見た目が良い

・グリップがあるのにペトつかない

・クッション性が良くて快適

 

まず巻きやすさ。よくあるブラケットを境に色がセパレートされているバーテープとか柄物のテープって長さや左右差に気を遣うので大変なんですよ!しかもそういうテープに限って全く伸びなかったり、事前にいい感じの長さに切らないといけなかったり・・・その点シクロベーションはパッケージから出してそのまま巻けるし、伸びも良いのでシワになりにくいです。

 

カラーも秀逸。レザータッチシリーズはそれぞれの色から黒へとグラデーションしていくデザインなので、差し色を入れて遊びたいときにも上品に仕上がります。

見た目だけではなく、グリップ感やクッション性などバーテープに求められる性能を高い次元で実現しているのも最高です!

 

カラバリはものすごく豊富で、マジョーラ調など他のメーカーだと中々見かけない色もあるのですっかり気に入ってしまいました。バーテープはとにかく薄いのじゃないとイヤという人以外には文句なしにオススメできるバーテープです。

当店通販ページの「BIKE-ONLINE」からもご購入可能ですのでぜひどうぞ。通販に載っていないものもお取り寄せいたしますのでリクエストください。

 

第2位 SPECIALIZED S-Works Power Mirror

噂に名高いチートサドル。サドルとしては良い値段ですが、多くの人がサドル探しの旅を終えられるサドルだと思えばその価値は十分にあります。長距離でも全然ツラくならないので、自分も今後他のサドルを買うことはあまり考えられなくなりました。

 

適当に座ってもぴったりフィットするのがこのサドルのすごいところ。求められる場所にピンポイントで座ることを要求されるだとか、座骨位置とサドル形状の兼ね合いで体重を点でしか支えられないというのがサドルが合わない原因であることが多いです。その点Power Mirrorはどこに座っても体重を面で受け止めてくれます。

 

以前ご紹介したときにも書きましたが、サドルが良すぎるとレーパンの良し悪しがかえってはっきり出ます。肌に触れる部分の縫製が粗かったり、密着度が低いパッドだったりするとそういった点が気になってくるんじゃないかと思います。

ですからレーパンはなるべく良いものを使って下さい。当店でのおすすめはASSOSと7meshです。この二社ならまず間違いはありません。

 

第1位 Turbo Creo SL

完成車を挙げるのは卑怯かもしれませんが、これは外せません。e-bikeとしては異次元の軽さ、すっきりした外見、自然な乗り味。アシストを切ってもなおそこらのエントリーモデルよりよく走る、自転車としての基礎性能の高さ。「ついにe-bikeの買い時がきた」と思わせるには十分でした。

 

特大級の物欲に負け、清水の舞台から飛び降りる思いで購入したCREO。今年は何度これでヤビツを登りに行ったことでしょうか。大体が何らかの検証記事を書くために行ったわけですが、毎回毎回楽しくて仕方なかったです。蛇蝎のように嫌っていた登りが今では待ち遠しいほど。CREOを所有してから本当に世界が広がりました。

 

公言できないけど本当は登りが好きじゃないという方、全国に1億人はいると思います。そういう方々は次のバイクはぜひe-bikeにしてください。世界が一変します。その上でアシストに支配された走りではなくロードバイクらしい乗り味を楽しみたいという方にはCREOは最高の相棒となることでしょう。

 

もちろん既存の自転車の完全上位互換とまでは言えません。スペシャライズドが行った改善点アンケートでは、バッテリーを取り外せないのが不便という意見が多かったようです。しかしながらそのおかげで開口部が少ない→高剛性→自転車としてのポテンシャルが高まった考え方もできるので一長一短ではあります。

 

バイクそのものの欠点ではないですが、個人的にe-bikeに乗っていて思うのは冬のライドが寒いという事。強度が上がらないので体が温まらないんですよね。ですから冬のウェアは可能な限り良いものを着ていただくのがいいです。当店でのおすすめは(略)

 

そんなわけで2020年も風魔横浜スタッフはそれぞれに自転車を楽しんでいます。次回は誰が執筆するか、お楽しみに!