MTB


増税前に!独自の機構を備えたÖHLINS AM RXF 36 フロントフォークをご紹介。

2019.Sep. 15

今回は、ÖHLINSのMTBフロントサスペンションをご紹介いたします。

そもそも「ÖHLINS」は、1976年にスウェーデンで創業した自動車・二輪車などのショックアブソーバーをメインに製造しているメーカーです。

特に、モーターサイクルレースの最高峰・motoGPではほとんどの車両にオーリンズ製のサスペンションが採用されています。

モータースポーツ界では、非常に高い技術力により圧倒的な信頼と実績を持っています。

 

◆ AM RXF 36 27.5 150 AIR

¥170,000-(税別)

そのオーリンズからリリースされている、マウンテンバイク用のフロントサスペンション・AM RXFがこちら。150ミリのトラベル量、インナーチューブ径は36ミリ、軽量・高剛性なシャーシがサスペンションを形作っています。

重量は実測で2,110g。他社製のサスペンションに全く劣らない重量となっています。

サスペンションの要である減衰機構は、オーリンズ独自の「TTX」。圧側・伸側の経路を完全に分離するツインチューブ構造となっており、シンプルながら非常に安定した性能が得られます。リアショックには以前から採用されていたツインチューブですが、フロントフォークの細いスタンチオンチューブ内にその機構を組み込めているのはオーリンズだけです。

珍しく左レッグ側が減衰機構となっています。ハイスピードコンプレッション・ロースピードコンプレッション・ロースピードリバウンドの3つを幅広く調整可能です。

 

そしてエアスプリング側は3チャンバーとなっており、上下のエアバルブからエア圧をそれぞれショックポンプで調整し、好みのスプリングカーブに調整が可能です。ストロークの初期から後期にかけての踏ん張りの強さを幅広く、かつ細かく調整できます。

トレイル~オールマウンテンバイクに適したフロントフォークとなります。SPECIALIZEDであればスタンプジャンパーあたりのバイクにぴったりのフォークです。セッティングの幅が大きく広がるので、走るコースに合わせてより適したセッティングでライドを楽しめます。

 

ちなみに前後オーリンズの組み合わせで、フランスのLoic Bruni選手がダウンヒル世界選手権で優勝しています。オーリンズが自転車界に参入してからまだあまり経っていませんが、早くも実績を作り上げています。

 

店頭に展示しておりますのでぜひご覧ください。増税前にフォークのアップグレードで大幅に走りを変えていきましょう。