【スタッフの海外ライド記】2017EWS R8 Italy – その5 レース1日目
2017.Nov. 3
さて、前日のプラクティス2日目18:30から行われたライダーブリーフィングが20:00前に終わって、
朝食などの買い出しも済まし、明日のレースに向けて早々と寝ます。
レース1日目のスタート時間は朝7時~。
15分前にはスタートに到着して受付を済ませなければなりません。
もともと出発にはいつも余裕が無くなるタチなので、6時30分にホテルを出発予定。
この時間に合わせるため、朝食の消化時間も考えて4時に起床しました。
目を覚まして、買ってきたパンと惣菜、フルーツを食べながら準備をします。
5時にレセプションに行き、ナイトクラークが朝食の準備をしはじめているところ、
日本から持ってきたご飯をおにぎりにするために電子レンジで温めてもらいます。
一息ついたのでホテルのスタンドでエスプレッソを淹れてもらい目を覚まします。。
いろいろやっているとあっという間にホテルを出発する6時30分に。
日が昇りきらないまだ真っ暗な中をヴィットリア・エマニュエレ広場に向かいます。
自転車で5分ほどですが、ちょっと急ぎ気味で受付に向かいました。
【イタリアでは道路わきに駐車スペースがあって普通に止めています。】
※レース中につき、あまり写真が取れなかったことをお断りします。
受付で両手首にタイミングチップ(時間計測用の送信機)を付けます。
スタート順に並びインタビューを受け、朝イチのスタートでは3人1組で出発。
まずはシャトルの待つチェックポイントまで辿り着きます。
今回のレースは、ステージ1に向かう先までの途中をシャトルを使って移動します。
スタートから一旦シャトルの待つ駐車場まで15分ほど。
そこで6人で乗り合わせて峠道を30分ほど登った先の空き地でシャトルを降り、
そこから自走で15分?程度のチェックポイントに向かいます。
ここがそのチェックポイント前の広場周辺 – Colle del Melogno【Google Map】
朝方でモヤもかかっていてみんな肌寒い感じでしたが、
日が昇り始めて走り始めれば寒さもどこへやら、
ブリーフィングで、上着を持って行った方がいいと言われていたので着てきましたが、
早々に役目を果たしてバックパックにしまい込んでしまいました。
ここからが今日本格的なリエゾンの始まり。
この先の林道に入って1時間程度登山道を上がりモンテ・カルモに向かいます。
タイムリミットは1h35min。プラクティスで時間内に間に合っていたのでペースはつかんでいます。
15分ほど余裕をもって山頂に着き準備をしてスタートを待ちます。
スタートは20秒おき
ギャラリーは1人もいませんが、同志のライダーが先に走るライダーの後姿を見送ります。
いよいよレースが始まり出走します。
レース中は心拍数も高く必死に走りました。
プラクティスよりもだいぶ乗れている感じはありましたが、
テクニカルなコースを30分近く走る長丁場のステージに苦戦しながらもようやくゴールへ。
そのまま休む間もなくStage2へ向かいます。
すぐに今日最初のフードステーションが現れ、バナナやチョコレート、クッキーを頬張ります。
次のステージまではプラクティスでへばってたどり着いたことも考えて、5分程度で次に向かいます。
チェーンリングを一回り小さくしたので余裕もあります。
他のライダーに抜かれつつもマイペースでひたすら登り続けます。
急登のリエゾンが続く先のステージ2には10分前ぐらいに到着し出走準備。
狭くて急で岩がごろごろとせり出すスイッチバックを、なんとか自分なりに攻めてゴールまで。
ステージ2のちょっと先にもフードステーションがあり助かります。
ウォーターボトルに水も足して余裕も出てきたので、次のステージに。
次のステージまで結構長い道のりを走ります。舗装路を移動するので疲労はそんなに感じず、
ヨーロッパ勢ライダーが多い中、唯一参戦している日本人としてもナメられちゃいけない、という思いもあったので、
休憩もそこそこに割と早めに出発し、登りもグイグイを走って次のステージへ向かいます。
途中は同じようなペースの人と移動中は話しかけたりしながら。
わりと余裕でステージ3へ到着。
ゆるめのスタートから徐々に斜度を増しスイッチバックも何度も何度も現れ、荒れた路面を海岸付近まで降りゴールまで。
僕のすぐ次のライダーと一緒に広場のゴールまで向かいます。
ゴールしてタイミングチップをかざし、今日のリザルトを受け取ります。
結果はこんな感じでした。
※各ステージのスタートタイムはトップチューブのリストで確認できます。
すかさず甘いものが食べたくなったので、
広場のすぐ隣のジェラテリアで甘いベリー系のチョイスでジェラートを食べました。
※食べかけですがご容赦を。
午後2時には自分のレースも終わったので、さっさとホテルに戻ってまずは休み、
夕方までゆっくりとしてから自転車の整備を始め、2日目のレースに疲れを残さないように寝ます。
つづく。