伝統のイタリアンミニベロ!BIANCHI LECCO入荷しました
2023.Aug. 28
風魔横浜でミニベロを展示するのはすっごく久々な気がします!
そんなわけでビアンキのミニベロ、LECCOが入荷しました。
このバイクが入ってきてから店内の雰囲気がとても華やかでいい感じです。
昔からビアンキのミニベロは愛好家の間では定番の選択肢でした。
いかにもイタリアンブランドといった感じのレトロなお洒落さと、非常に手の出しやすい価格の2点が人気の理由でしたね。
好事家のカスタムベースとしても人気が高く、初心者から上級者まで皆に愛されてきた歴史があります。
ただ長年定番だったMINIVELOシリーズ(ややこしいですがこういうモデル名です)はクラシカルなダイアモンドフレームなのでジオメトリがややスポーティ寄りな嫌いがありました。
タイヤも細くてスポーツ走行にはいいんですが、ちょい乗りするにはちょっと本気過ぎる感じになりがち。
また、ほとんどのグレードでフレーム素材がハイテンだったので重量がやや重いというのもネックでした。
LECCOはMINIVELOシリーズが抱えていた上記の難点を解消し、よりライトユーザーが乗りやすいバイク・・・つまり街乗りに便利なバイクになりました。
リアセンターが長く、安定性重視なジオメトリ。
20×1.75という太目のタイヤ。
ゆったりした姿勢で乗れるアップライトなハンドル。
大多数のミニベロユーザーは街乗りがメイン用途でしょうから、この変化は自然な流れと言えるのではないでしょうか。
フレーム素材もクロモリやハイテンではなくアルミとなり、大幅に軽量化。
車体重量は約10㎏です。
ブレーキもこれまでのカンチブレーキからVブレーキに変更され、かなり制動しやすくなりました。
VといってもミニVという種類のブレーキなのがポイント。
ただのVブレーキだと効きが良すぎてミニベロには危険なのであえてのチョイスということでしょう。
ミニVは普通のVと違ってSTIレバーで引けるのも特徴です。
つまり、わりと気軽にドロップハンドル化のカスタムが可能というわけ。
ヘッドチューブに付いている2つのボルトはバスケットをつけるためのもの。
ボルトオンで簡単にカゴがつけられるのはありがたいです。
カゴを付けるとフロントのブレーキケーブルが邪魔になりがちですが、ヘッドチューブ横のアウター受けに通すことでそれも防げます。
またキャリアダボとフェンダーダボが設けられています。
カゴ、リアキャリア、泥除けの三種の神器が無改造で取り付け可能です。
上でご紹介した「グラファイト」の他、伝統のチェレステに彩られた「ターコイズ」も入荷しています!
ぜひ店頭で2色を見比べてみてください。