MTB


驚異の進化を遂げたエントリーヘルメット!SMITH ENGAGE2

2023.Aug. 21

SMITH取扱店の間で「これ凄くない?」と話題になっているMTBヘルメットがあります。

今年モデルチェンジしたENGAGE2です。

 

■SMITH ENGAGE 2 ¥22,000-(税込)

ENGAGEと言えばSMITHのラインナップの中ではエントリーグレードに当たるモデルで、一言で表せば「お値段控えめである代わりにSMITH独自のテクノロジーの採用は控えめなヘルメット」。

SMITHらしいデザインの良さこそありましたが、どちらかというと地味な部類に入る商品でした。

 

ところがモデルチェンジしたENGAGE2は前世代とは全く違うモデルに生まれ変わりました!

その進化の度合いは上位モデルを食ってしまいかねないほど。

具体的にどう変わったのか見て行きましょう。

 

まず旧ENGAGEには使われていなかったコロイドが採用されるようになりました。

 

SMITHを知ってる人には今更という感じですが、コロイドというのは上の写真のハチの巣状の素材のこと。

ハニカム形状に由来する強度をシェルに与えるとともに、アクシデントの際に自ら潰れることで衝撃を吸収するという役目を果たします。

それに加えて通気性にも大きく寄与する上、ヘルメットのルックスにもアクセントを加えるという、まさにSMITHの代名詞と言えるテクノロジーです。

 

最上位モデルのFOREFRONT2と違ってコロイドでカバーされているのは側頭部のみなんですが、それに関しては上位モデルのSESSIONも同様というのは内緒。

何よりコロイド採用モデルが2万円台前半で手に入るというのは嬉しいです。

コロイドとMIPSの合わせ技による安全性能の高さというのがSMITHヘルメットの一番いい所ですからね。

 

フィット感も見違えるほど良くなりました。

SMITHのヘルメットってFOREFRONT2が割とアジアンフィット、SESSIONはややグローバル寄りなフィットという印象だったんですが、ENGAGE2のフィット感はFOREFRONT2に匹敵します。

 

ここで特筆しておきたいのはFOREFRONT2のフィット感はベイパーフィットというダイヤルフィットシステムによるところが大きかったのに対して、ENGAGE2のアジャスターにはそれが採用されていないこと。

つまり帽体の形状だけでこのフィット感を実現しているということになります。

形だけで言えば上位モデルよりも日本人向きと言えるんじゃないでしょうか。

 

またマットブラックカラーに限られますが、これまで存在しなかったXLサイズが追加されました。

頭が大きくて合うヘルメットがないという方もXLなら大体行けるはずなのでお試しあれ。

 

それと触ってみて感動したのがバイザーですね。

3ポジションで小気味よくコクっと動いてくれます。

 

この価格帯のヘルメットのバイザーって「一応可動します」くらいの感じで動きに気持ちよさがないんですが、このバイザーはいい感じにクリック感があって事あるごとに跳ね上げたくなります。

ゴーグルやサングラスとの位置関係も調整しやすいです。

 

カラー展開は全部で5色。

全てマットカラーでエントリグレードとは思えないくらい質感が良いです。

 

風魔横浜にはそのうち3色を展示中!

前述のXLサイズのマットブラックも在庫しておりますので、サイズ感やフィット感を確認してみたい方はどうぞお試しあれ。

 

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