MTB


MTBがもっと楽しくなる! ─タイヤインサートのススメ

2022.Aug. 6

本格的にMTBを楽しむためには必須とも言えるタイヤのチューブレス化に加え、タイヤインサートを入れるライダーも増えてきました。

そもそもインサートって何?という方に説明すると、タイヤをチューブレス化した時にタイヤ内部に挿入するもので、主な狙いはリム打ちからホーイルを守ることです。

 

実際に導入するとなると種類が多すぎてどれを選べば良いか分からない!という方も多いのではないでしょうか。

グリーンシーズン最盛の今、もっとライドが楽しくなるオススメタイヤインサートをご紹介いたします!

 

■CUSH CORE PRO 29 ¥13,310-(税込)

発売以来下り系ライダーを中心に人気を集めている、タイヤインサートの代表とも言える製品がCUSHCOREです。

最大の特徴がリム打ち保護に留まらない副次効果を持っていること。

素材は固めのウレタンといった質感で、触るとかなり固いです。

 

インサートが骨組みとなることでコーナリング時のタイヤのヨレを抑制し、低圧で乗った時の腰砕け感を軽減します。

衝撃を受けた際にはタイヤの中でダンパーのような役割をすることで効果的に衝撃を吸収し、乗り心地向上の効果も!

特にハードテールバイクではこの恩恵を存分に感じていただけるでしょう。

 

実際に使ってみた印象はコーナリングの安定性が向上したように感じます。

富士見パノラマの岩が飛び出ているコーナーでもタイヤがヨレずに踏ん張り続ける感覚があるので安心して走ることができました。

 

気になった点としては重量が片側約248g(29インチ)と、どうしても重たくなるところでしょうか。

ただこの辺りの重量はタイヤのケーシングで十分吸収できるので、ゲレンデライドをするのであれば1度はお試し頂きたい逸品です!

対応タイヤ幅は2.1~2.6となります。

 

ちなみにクロスカントリー向けの軽量なXCモデルや、グラベル・シクロクロス向けのGravel.CXというモデルもラインナップされています。

 

■Tubolight MTB HD 29 ¥7,700-

インサートの宿命とも言える重量の増加を極限まで抑えた世界最軽量インサートがTubolightです。

ラインナップは2種類あり、こちらはダウンヒルにも対応するハイボリュームなHDモデル。

CUSHCOREと比べるとやや柔らかめですが、インサート自体のボリュームはこちらのほうが大きいです。

 

注目の重量はなんと片側約90g(29インチ)!

重量の増加が気になっていて導入を見送っていた方にとっては正に朗報とも言えるでしょう。

質感はスポンジに近いですが、ボリュームが大きく固さも申し分無いです。

 

私は片側約60g(29インチ)の軽量なSLモデルを使っていますが、重量の増加を感じない自然なフィーリングでした。

登りを含めた漕ぎの軽さや操作の軽快感が良い感じなので、オフシーズンのパーク・トレイルライドでもそのまま楽しめそうです。

対応タイヤ幅はSLが2.2~2.4、HDが2.35~2.8となっております。

 

それぞれの個性が光る2種類のインサートをご紹介いたしましたがいかがでしょうか。

どちらが良いかというよりはバイクのキャラクターであったり、楽しみ方で選んでいただくのが良いですね。

 

両方使ってみての個人的なオススメは、ゲレンデをガンガン走るのであればCUSHCOREを、バイクパークやトレイルもという方はTubolightを選んでいただくと良さそうです。

ちなみに私はフルサスにはTubolight SLを、ハードテールにはCushcoreを入れています。

 

店頭ではホイールに取り付けて展示しておりますので、お悩みの方はスタッフまでお気軽にお声かけください!

遠方にお住まいの方はBIKEONLINEよりご購入いただけますので、ぜひご活用くださいませ。

 

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