POWER MIRRORサドルにセカンドグレードが登場しました
2022.Apr. 30
14,000本の線と7,799個の点がもたらす異次元のフィット感。
あのPOWER MIRRORシリーズに、よりリーズナブルなPROグレードが新たに追加されました。
■POWER PRO with MIRROR ¥42,900-(税込)
多くのサイクリストを痛みから救済したS-WORKS POWER MIRRORですが、その¥55,000-(税込)という価格ゆえ高嶺の花であった感は否めません。
そんな状況でリリースされたPROグレードのPOWER MIRROR。
S-WORKSとの違いはレールとベースだけで、MIRRORテクノロジーを使用したクッション部分は同一となっています。
MIRRORテクノロジーの良さは部位による硬さの調整を従来のウレタンフォームよりも柔軟に行えるという事です。
座骨部分は硬すぎず柔らかすぎず、座った時には適度な沈み込みが得られ、サドルのどこに座っても違和感がありません。
先端部分は座骨部よりも軟らかめに出来ていてどんなポジションでもしっかりとお尻をホールドしてくれます。
スタッフである私自身もPOWER MIRRORを使用していますが、今や普通のサドルには戻れない体になってしまいました。
S-WORKSとの大きな違いはレールがカーボンではなくチタン製となっていること。
カーボンよりも重量は見劣りしますが、強度はこちらの方が高いです。
クロモリレールと違って錆びる心配がなく、グラベルバイクやMTBにもマッチします。
スペシャライズドのシートポストはカーボンレールサドルを導入する際は専用のレールクランプが別途必要ですが、チタンレールの場合はクランプは変えなくても大丈夫です。
カーボン用のレールクランプは4,950円と結構な値段なので、この点でもお財布に優しい仕様ですね。
サドルのベースも射出成型ナイロンにカーボン廃棄物を再利用した物を加えたサスティナブルな素材に替わっているとのこと。
環境への配慮は大事です。
それはそれとしてスペシャライズドサドル独自のアタッチメント取り付け用のネジ穴をしっかり付けてくれているのが嬉しいところ。
テールライトやパンク対策グッズ類、あるいはボトルケージ増設マウントなどをここにつけることが出来ます。
気になる重量は250gでした!(155mm)
S-WORKSのPOWER MIRRORは190g~200gなのでそこまで重量差は大きくない印象。
もちろんこの価格帯ならもっと軽いサドルはたくさんありますが、MIRRORテクノロジーのもたらす無痛乗車感は重量に代えられるものではありません。
そのことは既にMIRRORサドルをお使いの方はよくご存じのはず。
サイズ展開は143mmと155mmの二種類。どちらも店頭に入荷しています。
サイズ測定のためのデジタルシットボーンデバイスもスタンバイしていますので、どちらを買うべきかわからないという方はお気軽にご相談ください。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。