ROAD


ROVAL NEW WHEEL 【ALPINIST CLX , RAPIDE CLX】

2020.Jun. 4

今日現在もっとも速いホイールの一つであるROVALが更に進化するとのことで非常に注目度が高いことを感じるROVALのNEWモデル。やっと皆様にお知らせすることが出来るようになりました。海外サイトでは若干情報漏れしていたようで、それを見たお客様から間違った情報を聞くこともありましたのでわかりやすく特徴を記載しておきます。

・ROVALのNEWモデルは2つ、①超軽量のALPINIST CLX、②オールラウンドに最速を目指したRAPIDE CLX

・ディスクブレーキオンリー、リムブレーキモデルは無し

・ALPINISTは前後33mm、RAPIDEは前51mm・後60mm

・ALPINIST・・・前562g 後686g ROVAL史上最軽量 CLX32DISCより前後で約100g軽量

・RAPIDE・・・前649g 後751g リムハイト高くなってもCLX50DISCとほぼ同じ重量 フロントは超ワイド外幅35mm

・チューブレス非対応

 

凄まじく軽量なALPINIST、あんなに優秀だったCLX32よりも大幅に軽量化。その上で、よりディープなエアロリムよりも空力性能にすぐれています。

前後異なるリムプロファイルで空力・重量・ハンドリング性能などバランスを突き詰めたRAPIDE。横風による影響を受けやすい前輪をワイドかつ低く、影響を受けにくい後輪は前輪よりも大幅にディープで細くなっています。

さらにハブがDT SWISSのラチェットEXP仕様になったことも大きなニュースです。他ブランドにサンプリングされるほど優秀だったDTのラチェットシステム、その最新システムEXPが採用されました。部品構成がシンプルになることでさらに軽量、そしてベアリング間が広がることで高剛性化にもつながっています。

リムブレーキモデル無しはしょうがないにしても、どうしても目に飛び込んでくるのは「チューブレス非対応」の文字かと思います。実際私自身ROVALでSPECIALIZEDのチューブレスタイヤを履いていて快適性・乗り味・転がりの軽さ・コーナーグリップなどなど、非常に気に入って使っています。そんな最速のチューブレスタイヤを作るブランドが最新のホイールを2020年に発表するときに「チューブレス非対応」というのは違和感がありますよね。

 

それに対するSPECIALIZEDの回答は「チューブドとすることで、より軽量で完成度の高いホイールをパフォーマンスロードライダーのために提供できるからです。」とのこと。

チューブレスにするために増えた重量分でチューブレスタイヤのメリットが相殺されている。そのメリット・デメリットを徹底的に評価した結果、現在のチューブレス技術を考慮すると理想の走りを実現できるようにしてパフォーマンスも達成するには、チューブドであることが条件だったということのようです。

実際ALPINIST CLXはCLX32DISCより約100g軽量という衝撃的な軽さ。タイヤ重量の軽いチューブレスタイヤもかなり増えてきましたが、クリンチャータイヤ+軽量チューブは軽量なチューブレスタイヤ+シーラントとほとんど重量は変わらないですし、ラテックス以上に軽量なポリウレタン製のチューブなども増えてきています。

タイヤの選択肢も現在の所はチューブレスよりクリンチャーの方が多いですし、ROVALをクリンチャーで使っている方が多いのも知っています。

実際フックレスリムでチューブレスタイヤオンリーの新製品よりもクリンチャーのみ!と言い切った方が多くのユーザーが使いやすいかもしれません。とはいえチューブレスなんてなくたって!とは今のところまだ言えませんので今後また情報ありましたらシェアさせていただきます。

今現在チューブドでお使いの方にはメリットしかないですね。当店にもALPINIST、RAPIDEともに近日入荷予定です。

RAPIDE CLX FRONT 700C ¥120,000-(税抜)
RAPIDE CLX REAR 700C ¥170,000-(税抜)
ALPINIST CLX FRONT 700C ¥120,000-(税抜)
ALPINIST CLX REAR 700C ¥170,000-(税抜)

SATIN CARBON/GLOSS BLK
SATIN CARBON/WHT

 

 

(上のRAPIDE CLXの写真拡大するとRAPIDAIRが履かれているように見えるのですが気のせいですよね)

 

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