ROAD


2020 RAZHA DISC入荷しました

2020.Jan. 27

風魔横浜の取扱いでは唯一のイタリアンブランドであるピナレロ。

レースでの常勝ぶりと美しさにこだわったフレーム作りは有名ですが、ハイエンド以外のセグメントにもそういったピナレロらしさがしっかり詰まっている所にリスペクトがあります。

今回ご紹介する車体もそんな一台。

 

■2020 RAZHA DISC 105 ¥298,000 (税抜)

かつてのDOGMA 65.1に連なる系譜であり、(ピナレロとしては)お手頃な価格で長らくの間人気を博してきたRAZHA。

そのRAZHAがディスクブレーキモデルとしてリニューアルしました。

しかもただディスクブレーキになっただけでなく、金型が変更され様々な部分がアップグレードされています。

具体的にはタイヤクリアランスが28c対応になったり前後スルーアクスルに対応しているなど。

恐らく完全な新造ではないと思いますが、金型に手を入れるというのは自転車メーカーにとって非常にコストがかかることです。ピナレロの本気が伺えますね。

 

RAZHA DISCで最も特徴的なのはこのフロントフォークでしょう。

RAZHAと言えばかつてのピナレロのアイデンティティであるONDAフォークがアイコンとなっていましたが、RAZHA DISCのフロントフォークは以前の物とはちょっと違う形状です。

 

そう、エンド部分にDOGMAやPRINCEのフォークと同様のフォークラップが成型されているんです。

しかもDOGMAやPRINCEの新ONDAよりもウネウネ感が強く、新世代と旧世代のハイブリッドといった様相。

旧ONDAのあの独特の形状にはアシンメトリック形状による左右バランスの良さと剛性の向上という狙いがあります。

つまりはピナレロの最大の美点であるハンドリング性能の素晴らしさと密接に関係しています。

 

もちろん視覚的なインパクトもONDAの魅力、というよりピナレロそのものの魅力と言えるでしょう。

フレーム各部の有機的で色気のある形状と、それを引き立てるマットネイビーの美しいペイント。

合理性を突き詰めた昨今のロードバイクにはなぜか惹かれないという方にはダイレクトに心に刺さる自転車ではないかと思います。

是非風魔横浜にて実車をご覧になってください。