ROAD


ROVAL 「RAPIDE CLX 3」入荷しました!

2025.Nov. 4

NEW Rovalホイールの中でも大本命と言っていいRAPIDE CLX 3が入荷してきました。

 

■ RAPIDE CLX 3 ¥484,000(税込)

新たなリムプロファイルとカーボンスポークによって生まれ変わったRAPIDE CLX。

前後ペアで重量1,305gと、前作RAPIDE CLX 2からなんと200g以上の軽量化を遂げています。

 

リムハイトはフロント51mm・リア48mm。

RAPIDE SPRINTと同じく、空力的影響の大きいフロントを高く、少しでも軽くしたいリアを低めにする設計です。

ちなみに既に完成度の高かったフロントリムはRAPIDE CLX 2 TEAM(CLX 2の軽量Verの限定モデル)と同じものが使われています。

 

今回の目玉、カーボンスポーク。

アリスコンポジットというメーカーと共同開発されました。

スペシャライズド本社から車で1時間ほどと近く、開発スピードがかなり早くできたそう。

乗り味は従来の金属スポークに近づけるようにように作られており、硬すぎるなんてこともありません。

このスポークにより、従来採用されていたDT SWISS AERO LITEよりも1本あたり1.7g軽く、63%の強度向上に繋がっています。

 

ハブも前作のエアロフランジハブでなく、新しいLow Flangeロードハブに。

ハブシェルの形状もなかなか凄く、本当に必要な部分しか無いという感じがしますね。

中身はDT 180と抜かりないスペック。

今作からはフリーボディはシマノHGとスラムXD-Rどちらも付属するようになりました。

 

リムのビード部分は「FlatStopビードフック」という厚みを持たせた形になっており、リム打ちなどによるパンクのリスクを少なくするようにできています。

ワイドタイヤやチューブレスによって低圧運用が増えてきている昨今、これは結構効くのではないでしょうか。

 

SPRINTとCLX 3どちらも乗ってきたのですが、やはりオールラウンドなのは圧倒的にこっち。

RAPIDE CLX 3というネーミングながら、CLX 2からは想像できないほどに走りもちょっとした挙動も(もちろん持った重量も)軽くなっておりかなり驚きました。

これはもうエアロなアルピニストなんじゃないかと思ったほどです。

とはいえ高速域でも伸びるし、巡行の楽な感じはしっかりRAPIDEっぽい感じ。

元からすごく良かった横風耐性はリアのハイトが下がったからか更に良くなっていました。

 

カーボンスポークはホイール重量が軽く仕上がりカタログスペックの見栄えが良いので、最近では採用されているものもかなり増えてきました。

ですが、あり合わせのリムとスポークで組んだホイールよりも、自社でしっかりリムを開発し、それに最適化されたカーボンスポークを使うRovalホイールは正直走りの良さ・バランスの次元が違います。

どこを走っても速い最高にオールラウンドなRAPIDE CLX 3はほとんどのライダーを満足させてくれるのではないでしょうか。

 

そんなCLX 3店頭で実物ご覧いただけます。

お気軽に風魔横浜までお越しください。