MTB


最速のエンデューロマシン、SPECIALIZED ENDURO COMP 再入荷しました!

2020.Jan. 31

破竹の勢いで進撃を続けるスペシャライズドの新型「ENDURO COMP」が再入荷しました!

今回入荷したのはS2サイズとなります。

 

■2020 ENDURO COMP サイズ:S2

海外各メディアのバイクテストでは新型エンデューロが圧倒的な高評価を受けており、その内容がスペシャライズドの公式ブログでまとめられています。その記事がこちら

読んで頂けるとわかりますが、ノミネートされたバイクの中でエンデューロの性能が突出して高いというようなコメントばかり。

気付いたらスピードが出ていて、かつスタビリティが高いのでコーナリング・直線ともに全く怖くない、というインプレッション。実際乗ってみるとそのコメントには一切誇張が無い、と気づきます。

以前の記事ですが、スタッフの試乗インプレもご参照ください。

 

入荷したS2サイズは、国内の展開ではリーチが短めのサイズです。新型のエンデューロは、身長や腕・脚の長さだけでサイズを決めるわけでは無く、個人の乗り方でサイズを決めていくというスタンスとなっています。

バイクを振りまわすような走りの方は小さ目、下りでの安定感を重視する方は大き目、という選び方となります。当店のスタッフ内で、乗っていて調子の良かったバイクサイズと身長が逆転しました。

 

リアユニットの位置は低く、BBのすぐ上に位置します。リアユニットが非常に後輪に近いですが、リンク部分にカバーが備わりますので後輪から飛んでくる土を防ぎます。以前までは直押しに近かったリアサスペンションですが、リンク形式を新たに設計し限りなくリニアなストロークとなります。フレーム設計(リンケージのデザイン)に関しては、スペシャライズド公式ブログで非常に分りやすい解説があります。

また、ジオメトリーも全く新しくなりました。ロングストロークのエンデューロバイクに29インチを違和感なく適応させるようなジオメトリーとなっており、29インチのメリットだけを感じとれるようなものへ進化しました。

 

フレーム剛性に関しては、フラッグシップの「S-WORKS ENDURO」から、今回ご紹介しました「ENDURO COMP」まですべて同じだそうです。違いはリンク部分の素材がアルミかカーボンか、というところで重量に若干の違いがあります。ということは、ホイールを除けばシャシー性能はすべて同じ。そう考えると「ENDURO COMP」は明らかにコストパフォーマンスの高い1台と言えます。

 

ちなみに前回入荷したS3サイズは速攻で売れてしまいました・・・

評判の良さゆえかENDUROは全サイズ全グレードで品薄が続いており、店頭の実車がなくなると次回入荷は4~5月となります。

先述の通りENDUROのサイズ選びは個々のライダーのライディングスタイルを基準としたものとなっていますが、そうは言っても身体条件も決して無関係ではないのがちょっと難しい所です。

サイズ選びに関してご不明な点はスタッフまで!


2019年度走ってみて良かった場所まとめ~スタッフ田井の定休日ライド~

2020.Jan. 13

年が明けいよいよ2020年も始まりました。

今年のライドの計画は立てておりますでしょうか。一年はあっという間に過ぎてしまうので季節ごとのベストな場所に出掛けられるよう、どんどん計画を練っていかないといけませんね。

たまには普段走り慣れたルートを抜け出して、輪行などで遠くの街を走ってみるのもいいかもしれません。きっと新鮮で新しい発見があると思います。

去年感動した景色を振り返りながら、これからの今年のライドに思いを馳せてみたいと思います。

 

 

・噂通りの激坂「足柄峠」

神奈川県小田原市と静岡県小山町を結ぶ足柄峠。

平均勾配6%,最大斜度15%。

走った方から結構キツイと聞いていましたが、噂通りパンチのある峠でした。

がんばって登り切った先には、絶景の富士山がお出迎え。

今まで様々な場所から富士山を眺めた事がありますが、ここは裾野が広く長く見渡せて見事な絶景でした。

この景色を見る為だけでも登る価値があるのではないでしょうか。

絶景ともうひとつライドに必要な、おいしい食事。

この日は麓の絶品カレーうどんに舌鼓。

もちもちっとしたうどんとスパイスの効いたカレーが絶妙にマッチしたカレーうどんは、一口食べただけで疲れを吹っ飛ばしてしまうくらいのおいしさでした。

なかなか手強い峠道でしたが、絶景の富士山やおいしいうどんに心もおなかも満たされ大満足のライドになりました。

また近いうちに足を伸ばしたいと思います。

 

 

・富士見パノラマ周辺グラベルライド

残雪残る五月のある日、MTBコースで有名な富士見パノラマ周辺をのんびりとグラベルライドを楽しみました。

最高のライド日和に仲間とのんびり過ごした一日は、最高の思い出に。

横浜ではすでに桜は散っていましたが、この周辺はちょうど見頃を迎えており二回目のお花見ですごく得をした気分に。

新緑と桜のコントラストはとても美しく、感動。

 

静かな森の中を流れる雪解け水のせせらぎが、飲めるんじゃないかと思ってしまうほどきれいで自然の恵みを実感。

頂上からは遠く中央アルプスを眺めることができ、厳しい冬を乗り越えた雪国の春の美しさを感じました。

麓に下りてくると雄大な八ヶ岳がそびえており、周辺の高原をロードバイクで走っても絶対に気持ちいいはず。今年はロードバイクで出かけてみたいですね。

 

 

・秘境「奥只見」

美しい紅葉を求めて走った「秘境 奥只見」。

本来の目的は、奥只見湖をぐるっと一週200キロに挑戦するつもりだったのですが、雨に降られてしまったこともありショートルートに変更。

しかし、紅葉のタイミングもばっちりで雨上がりの葉っぱはキラキラと輝き、十二分に奥只見を堪能できました。

豪雪地帯の為冬の間は通行止めですが、新緑の季節も気持ち良さそうなので春になったらリベンジしたいと思います。

自転車だからこそ出会える景色や味わえる空気がある。

自分の足でたどり着いたからこそ大きな喜びになる。

単なる移動の手段では無く、旅の相棒としての自転車。

ライフスタイルのひとつとして付き合って行きたいですね。

 

さて、今年はどこにいこうかな。

 

当店では

『輪行で行く!日本の魅力満喫ライド』

を定期開催しております。

箱根、霞ヶ浦で開催し他にも様々な場所にて開催予定です。

初めての輪行には不安があると思いますが、スタッフがしっかりとサポートしますのでご安心ください。

ご興味のあるお客様はぜひぜひご参加頂き、自転車で日本の魅力を満喫してください。

次回は3月上旬開催を予定しております。詳しい内容については決まり次第告知させて頂きます。

 


自転車乗りの冬の必需品、あったかメリノウールインナーおすすめです!

2020.Jan. 7

こんにちは、風魔横浜です。

だいぶ冷え込んでおりますが、冬のライドは楽しめていらっしゃいますでしょうか。冬には冬の景色・香り・風があり、楽しみ方も少し変わってくるかと思います。

ただ、どんな状況でも楽しむためにはしっかりとウェアのレイヤリングを考える必要があります。そこで、冬のライドで最も重要と言っても過言ではないベースレイヤーをご紹介いたします。

■ MERINO SEAMLESS LS BASELAYER ¥14,000-(税別)

SPECIALIZEDがリリースしている保温力の高いロングスリーブのインナー。速乾の化繊「VaporRize」と吸水・吸湿するメリノウールを混合し、肌表面を常にさらっと快適に保ちます。ウールは湿度を一定にし、かつ保温性に優れているので冬のインナーに最適です。

高品質なメリノウールとなり、ウール特有のチクチク感も少ないので着心地は非常に良好です。

一番の特徴は胴まわりに一切縫い目が無い点。タイトフィットながらいやな締め付け感が全くないので、長時間のライドでも快適です。

着心地の良さから普段使いでもおすすめ。とても寒い屋外から急に温暖な屋内に入るとけっこう汗をかくものです。ウールは防臭・抗菌効果も高いのでそういった場面でも優れた性能を発揮してくれます。

比較的丈が長めとなっておりますので、冷えると厄介な下腹部あたりまで防御できるのがポイント。このベースレイヤーで残りの冬を乗り切っていきましょう。

店頭にございますのでぜひご相談ください。


一年の計はオーバーホールにあり!綺麗な愛車で新しい一年を。

2020.Jan. 5

今年の汚れは今年のうちに・・・などと言いますが、暮れは大掃除やら何やらに追われて愛車にまで手が回らなかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。新しい一年を迎える準備は今からでも遅くありません!新春のうちに愛車のオーバーホールはいかがでしょうか。

普段のメンテナンスでは手の届きづらい回転部分、例えばBBやヘッド、プーリーなどの回転部分は定期的に見ておかないと手遅れな状況に陥っていることがございます。

走行距離や環境にもよりますが、1年から2年に一度はオーバーホールをおすすめしております。特に雨天での走行が多い方はお早めの施工をご検討ください。外見に問題が無くとも思ったより傷んでいます。

風魔横浜では随時車種を問わずオーバーホールを受け付けしております。他店で購入されたバイクでも大丈夫です。

オーバーホール後の車体のカチッとしたフィーリングは、新車に乗り換えた時の感覚を思い出させてくれ、気持ちよくライドを楽しめるようになりますよ。

〈作業内容説明〉

・車体お預かり前に車両の確認をおこない、作業手順、交換パーツの提案/見積もりをさせて頂きます。

・オーバーホール時にパーツアップグレードをされる場合、取付工賃は発生しないのでお得です。

・フルオーバーホールでは、お預かりした車体の部品類を全て取り外し、点検、分解、洗浄をおこないます。

・ワイヤー・バーテープは基本的には新品を使い組み付けをおこないます。

納期は大体ですが2週間程となります。

 

フルサスペンションのMTBもお任せ下さい。ゲレンデはオフシーズンとなりますので今のうちにオーバーホールして来シーズンに備えましょう。

フレームのリンクやピボット部の分解・清掃や前後サスペンションのメンテナンス分が上記基本工賃にプラスとなりますのでご注意ください。

 

交換するパーツ、アップグレードするパーツ、お見積もり等ご相談承ります。

まずはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。


2020年に向けてCHARGER 2.1 UPGRADE KITSでサスアップグレードがおすすめ!

2019.Dec. 30

こんにちは、風魔横浜です。

今回はROCKSHOX製フロントサスペンションのダンパーアップグレードキットをご紹介いたします。

■ Charger 2.1 Dumper Upgrade Kits

(左)LYRIK / YARI 2016~ RC2 ¥45,000-(税込)

(右)PIKE 27.5 BOOST 2017 & 27.5,29 BOOST 2018~ /REVELATION 2018~ RCT3¥35,000-(税別)

完成車に装着されているフロントフォークですとダンパー機構が比較的シンプルで簡素化されたものが多いですが、そのダンパーユニットをグレードアップすることによって走りが大幅に向上します。

チャージャー2.1ダンパーにモデルチェンジし、コンプレッションをハイスピード・ロースピードで分離して調整が可能です。

また、ダンパー内のオイルシール類がSKF製シールに変更されたことにより摺動抵抗が減少しています。

ダンパーカートリッジ内をオイルで充填し、空気とオイルが混ざらないよう密閉されているため非常に性能が安定しています。調整幅も大きく広がるので、より狙ったセッティングが可能になります。逆に、あまりサスペンションセッティングを気にせず走られていた方、これを機にダンパーをアップグレードして調整しながら走るのも非常に楽しいですよ。

以前ご紹介いたしました記事で、ダンパーのセッティングに関してまとめております。すべて読むと少し長くなりますが、ぜひご覧ください。

サスペンションセッティング2018 ~ダンパー編-その1~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その2~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その3 ~

サスペンションセッティング 2018 ~ダンパー編その4 ~

コンプレッションがハイスピード・ロースピードと2つに増えることで、セッティングがますます面白くなります。ざっくりご説明いたしますと、ハイスピード側は路面の凹凸からくる衝撃や着地の衝撃に影響し、ロースピード側はブレーキングやコーナリング等のバイクの姿勢変化に影響します。リバウンドの調整は1系統ですが、ROCKSHOX独自の「ラピッドリカバリー」機構が接地感を大きく高めています。

完成車に多く採用されているMOTION CONTROL ダンパーからチャージャー2.1ダンパーに変更するだけで大幅に性能を上げることが出来ます。来年のグリーンシーズンに向けてアップグレードはいかがでしょうか。ぜひご相談ください。


スタッフが本音で語る【今年買って良かったものベスト3】 田中の場合

2019.Dec. 30

スタッフが本音で語る今年買って良かったものベスト3、ラストは私、田中が飾らせていただきます。

 

●第3位 スティッキーポッド

これを買ってからポケットがスッキリしましたし、必要なアイテムを忘れなくなりました!
というのもこれを買う前はリップやハンドクリーム、日焼け止めを忘れたりして親や友人から「女なんだからちゃんとしなさいよ・・・」と呆れられる事が度々ありましたし、自分でもまずいなぁと思っていました。

対策として小さいポーチを2個、3個使ったりもしましたがポケットから出すときに違う方のポーチを出したりして不便でしたので止めました。

これでほぼ解決しました!

一つで済む上にポケットにも空きができるのでグローブやウィンドブレーカーなども出し入れしやすくなりました。

ちなみにカエルは「無事にカエル」と語呂合わせで昔から日本では縁起のよいものとされているのでそこも気に入っております!

 

●第2位 SMITH NETWORK

一目惚れして購入したMIKE GIANT氏が手がけたデザインのヘルメット。

私の好みに突き刺さりました!もうメッタメタに刺さりました!

しかし身に付けるものはシンプルな方が好きなので最初は派手な気がすると思いましたが落ち着いた色味なので激しい主張はせず。

惚れ直してしまいました・・・。

次ヘルメットを買う時は軽くてMipsがあるものと決めていたのでまさにドンピシャなものがきてしまったわけです。
しかもかぶり心地も良く、頭の中が蒸れる感覚も減りかぶっていることを忘れるのもしばしば。

 

●第1位 Treadwell

ちょっとしたお散歩、まったり通勤がしたい時用のバイクとして購入。
現在所有しているロードバイクは愛着心が強く、盗難を恐れて一分一秒たりとも離れたくないのが本音。

お散歩には不向きなのでクロスバイクの購入を考えていましたが、クロスバイクだったらロードでも良いよなーっと悩んでいたところに発表されたバイク。
しかも超が付くほど好みなカラーがあるじゃないですか!

ということでトレッドウェルに決めました。

基本まーったりゆーったりしたいので私には合っていて考え事をするのにも丁度良いので買って正解でした!

今現在は完成車のままですが、カスタムする気満々なので続報をお楽しみください♪

 

2019年も残り僅かですが皆様の買って良かったものはなんでしょう?

欲しかったけど間に合わなかったものもあるかと思います。

(お財布事情により)私はあります笑

けどそれは来年の楽しみに新年を迎えたいと思います。


スタッフが本音で語る【今年買って良かったものベスト3】!TA井の場合

2019.Dec. 29

気付けば年の瀬。一年なんて本当にあっという間ですね。

今年もいろいろありましたが、「今年買って良かった物ベスト3」をお伝えさせて頂きます。

 

・CONTINENTAL GP5000

ベストタイヤと呼ばれたGP4000の発売から10年以上の時を経てフルモデルチェンジした「GP5000」。

GP4000Sとの比較で、

 ・転がり抵抗 ⇒12%向上

 ・耐パンク性能⇒20%向上

 ・5gの軽量化   

を果たしました。

つまり、少ない力で高い推進力を発揮し、高い耐パンク性能のおかげで長距離や荒れた路面でも安心して走ることができます。

さらに乗り心地が良くなり走行時の快適性が向上。

と良いこと尽くしの「GP5000」を履いてみた感想は、めちゃくちゃ良い!

乗り心地もいいし、すいすい進みます。そしてグリップも高く下りのコーナーでも安心して走る事ができます。

一番嬉しいのは耐久性の高さ!10000キロ走ってケーシングに到達、というデータもあるほど。

ハイエンドタイヤの乗り心地や走りを知ってしまうとなかなかグレードダウンできないもので、高い性能を長く味わえる耐久性の高さはCONTINENNTALならではではないでしょうか。

 

 

・Muc-Off  HYDRODYNAMICLUBE

TEAM SKY と共同開発し、4度のグランツールを制覇した究極のチェーンルブ。湿気に満ちた荒天時から、土埃の立つ乾燥時まであらゆる環境に適応します。

現在TEAM INEOS 、TEAMKATUSHAが使用中。

正直チェーンルブ毎にそこまで違いがあるのか半信半疑でしたが、漕ぎ始めた瞬間、目からうろこが落ちました。全然違う。

踏み込んだ時に柔らかさを感じ、明らかにいつもよい静かにするする回る。急に追い風が吹いてきたような感覚です。

 

しかしそんな感動に浸っていたのもつかの間の出来事で、困ったことに上には上がいるものです…

・NANOTUBE CHAIN LUBE  

更に高性能なチェーンルブが登場。高価なのでなかなか手は出せませんが、今度はどんな感動を与えてくれるのか気になって仕方がありません。

 

・cyclovation レザータッチ・オーロラ<AURORA>

余りにもカラーリングが恰好良かったので、一目惚れして購入。

正直派手すぎるかなと思っていましたが、私のバイクともマッチングは悪くないのではないでしょうか。光の当たり方によって色が変わるのも楽しいです。

つるつるとした見た目とは裏腹にグリップ感もクッション性も良好です。

他にもたくさんのカラーバリエーションがありますし、グラデーションの綺麗なタイプもありますので他にも試してみたいと思います。

 

 


12/30のイベント・営業に関するお知らせです

2019.Dec. 29

 

明日12月30日に予定しておりました、走り納めライドイベントですが悪天候が予想されるため中止とさせていただきます。

ご予定立てていただいていた皆様には大変申し訳ございません。なにとぞご了承ください。

 

走り納めという特別なライドの代わりにはなりえませんが、同目的地のライドイベントを1/13(月曜・祝日)に開催します!

参加ご検討いただける方はお店までご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 

と、いうわけで明日30日は2019最終営業日として10:00~17:00で営業いたします。

年末年始ご入用のもの、何かお買い忘れありましたらどうぞご利用ください。

 

ソロで走り納められる全ての方、どうぞお気をつけて。

お店に来ていただける方は、朝よりも降水確率上がってますので、やはりお気をつけて。

皆様のご来店お待ちしております。


スタッフが本音で語る【今年買って良かったものベスト3】!M戸の場合

2019.Dec. 28

こんにちは、風魔横浜です。

2019年、いろいろございましたが「今年買って良かったものベスト3」を気の赴くままにお伝え致します。

第3位 Troy Lee Designs D3 Composite

お手頃でかつとんでもなくクールなフルフェイスはTroy Lee Designsだけ。とにかくシルエットがイカしてます。購入動機は以上です。せっかくマウンテンバイク用フルフェイスを買うのであれば、モトクロス用のようなボリューミーなフルフェイスよりシュッとした形のものを被りたいものです。

使用感はというと、軽さと圧迫感の無さが印象的でした。とくにチークパッドの配置が程よく、ほっぺたをぎゅーっとされる感じが非常に少ないのが快適性に貢献しているのかなと思います。以前はB社のフルフェイス・半ヘル共にずっと使用してきました。B社ヘルメットは軽さよりもしっかりとしたホールド感・安心感がある印象。頭の形にも合っており好きなヘルメットの1つです。ただ、軽さとパッドの位置、側圧の程良さ、人を選ばないであろうフィッティングなどTroy Lee Designsのヘルメットが持つ世界を垣間見た瞬間でした。

 

第2位 SPECIALIZED DEFLECT

つい最近、ずっと使っていた冬用グローブを紛失したためこのDEFLECTを導入。結論もっと早く使えば良かったと若干後悔しています。同じ防寒性能で比べた場合に、DEFLECTは操作のしやすさが一回り上を行きます。また手首のネオプレーン風の部分が、どんなアウターの袖とも相性が良いのもポイントです。

自転車乗りにとって宿敵でもある日本の冬。ただ、冬こそ乗らないと強くならないわけでして。毎年、今回の冬こそはしっかり乗ろうと意気込みますが、お正月のムードに毎度飲み込まれてきました。今年はこのDEFLECTが脆く儚い気持ちを繋ぎとめてくれれば、と願っています。

第1位 CHISEL EXPERT

今年の通勤スタイルを一変させたこのCHISEL。いままでは通勤をロードバイクで行っておりましたが、29インチのクロスカントリーバイクに乗りたくなったことがきっかけで通勤車を変更。舗装路でもむちゃくちゃ速いんですよ、これが。ぎりぎり汗をかく程度の速度で通勤していますが、私のペースですとロードでの通勤時間とさほど変わらずに到着します。路肩の凹凸や排水口など、ロードで気にしながら走っていた場所を気にせず突っ込めるのも通勤では重要です。ステム・ハンドルなど少々軽量化をしましたが、ほぼストックの状態で約11キロ。なかなか軽いです。

マウンテンバイクに乗っている身としてオフロードも時折楽しみますが、マイルドなリアバックが楽しい走りをさらに楽しくしてくれます。ちなみに、「chisel」とは彫刻で使う「のみ」のことだそうです。

フロントフォークはROCKSHOXのREBA。ダンピングもいくらか調整できますが、もう少し「コシ」が欲しくなりまして。エア室にボトムレストークンを1個追加した結果良い感じの動きになりました。ハードブレーキング時のノーズダイブが結構マイルドに変わりました。ただ、通勤で調子の良いセッティングなので、ちゃんとトレイルを走ったらまた違うセッティングになるかもしれません。

ジオメトリー的にペダリング重視のロードバイクに近いポジションで乗ることが可能でございまして、結果として通勤で気持ちよく走れるバイクであると再認識しました。本来の用途から若干離れている気もしますが、こういった使い方も出来るというご提案でございました。

 


2020 ENDURO COMP 最速のエンデューロマシン、入荷しました。

2019.Dec. 27

辛口な批評が多い海外の雑誌やフォーラムでは絶賛の嵐。

各メディアでアワードを総なめ、完全な無双状態、最強エンデューロバイクの名をほしいままにする話題のスペシャライズドの新型ENDURO。

あまりの人気で本国では社員も買えないくらいの品薄状態だとか。

そんな新型ENDUROの中でも最も手の届きやすいグレードの「ENDURO COMP」が店頭に入荷しました!

 

■ ENDURO COMP ¥400,000-(税別)

この価格帯としては破格のFACT 11mグレードのカーボンフレームに、29インチホイールと前後170mmのトラベル量のサスペンションを備え、速く楽に下りをこなせるバイクです。また、同時にペダリング効率の良さも磨きがかかり、170mmストロークのバイクと思えない漕ぎの軽さを感じます。

 

リアユニットの位置は低く、BBのすぐ上に位置します。リアユニットが非常に後輪に近いですが、リンク部分にカバーが備わりますので後輪から飛んでくる土を防ぎます。以前までは直押しに近かったリアサスペンションですが、リンク形式を新たに設計し限りなくリニアなストロークとなります。

また、ジオメトリーも全く新しくなりました。ロングストロークのエンデューロバイクに29インチを違和感なく適応させるようなジオメトリーとなっており、29インチのメリットだけを感じとれるようなものへ進化しました。

その結果、数値上リーチが長いように感じますがそれを感じさせない違和感ない挙動となっています。

 

フロントサスペンションはROCKSHOX LYRIK SELECTを装備。チャージャーダンパー仕様で、上位モデル同様非常に良い動きをします。

 

ブレーキは、SRAM CODE Rがアッセンブルされています。完成車ですと同メーカーのGUIDE Rが比較的よく付いておりますが、CODE Rはフルードのリザーバーの容量が多くキャリパーの放熱性等も高くなっており、よりハードユースに対応しています。29インチのホイール+タイヤを制動するのに適したブレーキです。

 

コラム内に専用のツールを収納することが可能です。

 

定番のボトルケージとダウンチューブ内の収納も完備。

 

爽やかなターコイズカラーにブラックのラインがばっちり決まっています。

新型エンデューロのずば抜けた性能を手の届きやすい価格で体感できるイチオシのモデルとなっております。来年のゲレンデ・トレイルライドはこの1台でいかがでしょうか。

エンデューロの詳細記事やインプレッション記事もございます。合わせてご覧ください。

 

THE ALL-NEW ENDURO

SPECIALIZED 2020 新型ENDUROを試乗してきました