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Troy Lee Designs 2019年アパレル入荷!

2019.Mar. 9

ヘルメットのカスタムペイントから始まったTroy Lee Designs より2019年モデルのアパレルが入荷しました!

3月に入りグリーンシーズンももう間近ですのでMTBウェアを物色されている方も多いのではないでしょうか。

今年もTroy Lee Designsはデザイン・機能性ともに最高の仕上がりとなっています。

 

 

◆ SKYLINE SS JERSEY CHECKER CAMO

¥7,000-(税別)

 

◆ SKYLINE LS JERSEY SPEED SHOP BK/BK

¥ 8,000-(税別)

 

◆ SKYLINE SHORT CAMO STEALTH

¥ 9,800-(税別)

 

◆ SKYLINE SHORT BLACK

¥ 9,800-(税別)

 

プロテクターもございます!主にトレイルライド等でご使用いただけます。

 

◆ RAID KNEE GUARD BK

¥ 15,000-(税別)

 

◆ SPEED KNEE SLEEVE BK ※写真右

¥  6,800-(税別)

◆ SPEED KNEE SLEEVE YOUTH ※写真左

¥ 6,400-(税別)

あえてYOUTHのサイズを入れていますが、KNEE用を肘に使うと非常に調子が良いんです。

 

トレイルを登って下って遊ぶには一番心地よい季節ですし、ゲレンデオープンも近づいて参りました。

サイズなど風魔横浜店頭にてお試し下さい。皆様のご来店お待ちしております。

コラムカットのすゝめ

2019.Mar. 4

皆さんのロードバイク、ステム上の“フォークコラム”残していませんか??

もちろん最初から切ってしまうのはポジションやカスタマイズの観点からお勧めしませんが、

ポジション、パーツ構成が決まってもそのままのバイクを多く見かけます。

不要になった“コラム”はカットしましょう!!

なぜ残してはいけないのか?主な理由は以下の通りです。

こちらはスペシャライズドのインストラクションマニュアルの一部で

ステム上部のスペーサーは“ゼロ”、ステム下部は40mmMAXとなっています。

例外としてSL6 TARMACはステム下のスペーサーは45mm、

新型VENGEはステム上10mmがOKとなっています。

その他のカーボンコラム採用車種はマニュアルの通りです。

なぜこのようなマニュアルになっているかと言いますと

答えは一目瞭然、コラムに挿入されるアンカーにステムのコラムクランプ部が掛からず、

コラム破損防止の役割を持ったアンカーが本来の仕事を出来なくなってしまうからです。

もちろんこの様な状態で起きた破損は、メーカー保証対象外となる可能性大・・・。

万が一走行中に破損してしまったら・・・、と想像するだけでも恐ろしいですね。

また、ステムの上に飛び出したコラムは、バイクのルックスを損ねるだけで無く

ぶつけたりして怪我をしてしまう事だって十分に考えられます。

 

流石に乗り換えたばかりのニューフレームのコラムを潔くカット・・・。

と言うのは我々もお勧めするのを躊躇してしまいます。

これからポジションを煮詰めて、憧れだったパーツに交換してなど、

カットする為の準備が整わないとお勧め出来ません。

ではどうするか?

各完成車ブランドの純正品ではありませんが、ロングアンカーの使用をお勧めします。

こう言った長いアンカーを使用すれば、ステム上にスペーサーを積んでも

ステムがクランプする箇所にアンカーが届き、締め付けに対して効果を発揮してくれます。

とは言え、あくまで社外品となりますのでこちらの長期使用もあまりお勧めできません。

メーカー保証対象は“オール純正”の状態が基本。(コンポのアップグレードなどは例外ですが。)

早いうちに純正アンカーへ戻したいのが本音なんです。

邪魔なコラムと決別する最短ルートは“フィッティング”

見栄でも、かっこ良さでも無く、自身にしっかりと合ったポジションを得る事。

風魔横浜ではデジタル計測のRETULフィッティングを実施しております。

コラムカットと合わせまして、フィッティングのご相談も随時受け付けておりますので

店頭までお気軽にお問い合わせ下さい。

 

フロントフォークをエアーからコイルへ。PUSH「ACS 3 KIT」

2019.Mar. 1

マウンテンバイクの要、サスペンションのスプリングをエアーからコイルに変更できるキットが入荷しました!

下れるマウンテンバイクにお乗りの方ならご存知かもしれませんが、コイルの動きの良さはエアースプリングでは再現できませんよね!

 

◆ ACS 3 Kit 15~19 FOX 36 FLOAT 用 160mm

¥50,000-(税別)

エアーも軽くていいですが、コイルってやっぱりいいですよね。今回入荷したのはFOX FLOAT 36 2015~2019年モデル用。ROCKSHOXのPIKE、Lyric・YARIにもそれぞれ対応するキットが用意されています。

ただ、100%コイルではなく、ストローク後期でエアーのカートリッジがサポートしてくれるハイブリッドなシステム。ストローク前半では細かい動きに機敏に対応し、ボトム付近ではコシの出るいいとこどりなサスペンションに!

エアーのカートリッジ「ABS(エアーバンプストップ)」は従来のショックポンプで空気圧の調整が可能。

コイルは7種類の硬さから選択が可能となります。

いままでの特性を変えてライディングを楽しみたい!という方にとってもおすすめです。

ちなみにこのACS 3 Kitに対応するフォークですが・・・

あるんです。風魔横浜に。

◆ 36 FLOAT FACTORY 27.5 160mm Grip2 BOOST

¥122,000-(税別)

2019年モデルから新たに採用されたGRIP2ダンパーを備え、調整幅がさらに広くなりました。剛性・減衰ともにいい感じ!

 

ご紹介しましたACS 3 Kitは、当店通販サイト「BIKE ONLINE」でもご購入いただけます。商品ページはこちら

 

S-WORKS EXOS、EXOS 99 S-WORKSから2つの革新的なシューズの登場です

2019.Feb. 27

重量わずか150g。Boaダイヤルを搭載した最軽量のサイクリングシューズS-Works EXOSの登場です。

圧倒的に軽いのはもちろんのこと、S-WORKSシューズに欠かせない機能が網羅されたシューズ。

部材が徹底的に削減され、UV加工のみ、積層無しのダイニーマメッシュにて構成されるアッパー部分は布1枚で出来ているかのよう。ソールは最先端素材を用いたS-WORKS7からさらに圧力マッピングなどの研究によりそぎ落とされ、見るからにメッシュ部分が増えています。軽量になった分で剛性指数は13と前作S-WORKS6と同程度。S-WORKS7は15なので硬すぎるソールに抵抗があるという方にも。

もちろんS-WORKSの作るシューズなので快適性を犠牲にすることはありません。素材感と相まって足の包まれている感覚と足先の自由度は他のシューズでは感じられないものでしょう。

基本的にS-WORKS7と同じ足型ですが、素材と締め方が異なるのでサイズ感も若干変わります。

が、先日の展示会にて試着した際に私の場合は同じサイズで大丈夫でした。また、シューズの軽さがどれだけ感じられるものかと思ったのですがちょっと足を持ち上げただけでも感じ取れます。これを、例えばケイデンス90とすると1時間に5,400回上下させるわけで、ホイール外周部と同じく円運動の外周が軽いというのはかなり大きなアドバンテージになります。

いつものライドや練習はS-WORKS7、とっておきのレースにはEXOS、なんて憧れる使い方ですよね。個人的にも強烈な物欲の高まりを感じています。

S-WORKS EXOS ¥48,000-(税抜)

続いて市販のサイクリングシューズの中で世界最軽量のシューズのご紹介です。

S-Works EXOS 99 その名の通り99gのシューズです。

500足限定。スペシャライズドがこれまで開発した中で最も労力を要した製品とのこと。

EXOS 99はBoa仕様のEXOSとは異なり紐でホールドするタイプ。ライド中に締めなおせなかったりBoaのように一瞬でリリース・ホールドはできませんが軽量で、実際レース中に締めなおすことなどほとんどしたことがありませんし、紐を結ぶ過程はシューズという機材を愛でる・そしてその後のライドに思いをはせる大切な時間です。

この尖りまくったシューズは受注発注になります。店頭にてスタッフまでお申し付けください。

S-WORKS EXOS 99 ¥68,000-(税抜)

 

SPECIALIZEDを取り扱うようになって感じるのはこんなにワクワクを届けられるブランドは他業種含めてもなかなか無いのではないか?ということ。

EXOSももちろんそうですが、これからのプロダクトにも期待です。

【スタッフバイク】CHISEL EXPERT は確実に「買い」なアルミXCです。

2019.Feb. 22

昨年から気になっていたSPECIALIZEDのアルミXC(クロスカントリー)バイク、「CHISEL EXPERT」をスタッフの私が購入したのでご紹介いたします。

◆ CHISEL EXPERT Mサイズ

29インチのアルミハードテールというと入門向けなイメージがあるかもしれませんが、スペシャライズドのCHISELは最大限「走り」に性能を寄せています。キャリア用のダボ穴等は一切無く、ヘッドチューブは短めでフレームの形状からしてもスパルタンな印象。フレームからひしひしと伝わってくる”やる気”を感じてサドルとハンドルの落差を攻めています。

サガン選手がレースで使用して話題になったアルミロード、ALLEZ SPRINTにも採用されるアルミ溶接方法「D’Aluisio Smartweld」がこのCHISELにも採用されています。この辺りも「良いアルミフレーム」感が見て取れます。

トップチューブ・シートステーが非常に細く、後輪の路面追従性が驚くほど高くアルミとは思えないほど。スペシャライズドアンバサダーの藤田翔也さんもその点について仰っておられました。藤田翔也さんのインプレ記事はこちら

チェーンステー長は430㎜と程よく、段差などの衝撃でBBから持ち上げられるような感覚は無いです。

ジオメトリーに関してはレーシングXCにちょっとトレイルバイク要素を加えた感じで、ほんのり長めのトップチューブとXCにしてはほんのり寝気味のヘッドチューブなど下りも意識してます。ほんのりと。このほんのり感じる下り感がこのバイクを欲しがる人間を刺激してくるはず。

ドライブトレインは最新のNX EAGLEがアッセンブルされています。フロント32Tとリア50Tの組み合わせは尋常じゃなく軽いので、今まで登れなかったあの坂がもしかしたら行けるんじゃないかと想像し始めています。フロントトリプル時代を思い出します。

奮発してTHOMSONのカーボンバーにしてしまいました。合わせてステム・シートポストも定番のTHOMSON。グリップはXCっぽくESIとしました。ブレーキは完成車についていたSRAM LEVEL TLをそのままです。今のところクロカン風の遊びをしているだけなのでLEVEL TLでいけてます。

MTBにPOWERサドル、非常に良いです。ペダリングのしやすさや登りで先端に座りやすいのはもちろん、ショートノーズなのでジャンプ時にふとももに引っ掛かりづらいのが好印象でした。いや、本当に良いです。風魔横浜店のスタッフは全員MTBにPOWERサドルを付けているんです。

気になる重量はこのアッセンブルでちょうど11キロでした。ステム・ハンドル・ポストが純正より少々軽くなりましたが、それにしてもだいぶ軽い部類かと思います。見栄えを若干意識してTHOMSONを付けましたが完成車そのままでも十分遊べます。こういう軽量アルミ29インチのXCバイクは、通勤にも使えて里山も行けて、なかなか良いんじゃないでしょうか。現に私は毎日これで通勤しています。なぜかというと楽しいんで。

本気のアルミXCバイクは最近あまり見かけなかったので新鮮ですね。少し用途は異なりますがアルミハードテールであればKONAのHONZOといい勝負ではないでしょうか。

雨の日以外はだいたい店頭に置いてますので、気になる方いらっしゃいましたらお気軽にお声がけください。

1台で全てこなせるMTBをお探しならSTUMPJUMPER COMP CARBONがおすすめです。

2019.Feb. 19

2019年モデルよりフルモデルチェンジを果たしたSTUMPJUMPERが店頭にございますのでご紹介します。

STUMPJUMPERといえば、世界で初めて量産された市販マウンテンバイク。その初代STUMPJUMPERが発売されたのは1981年まで遡ります。

 

ただ、山を楽しく走れる自転車というコンセプトは初代から変わっておらず、人々にマウンテンバイクというものを提案し続けてきました。

 

◆ STUMPJUMPER COMP CARBON 27.5 12s

¥490,000-(税別)

fact11mカーボンを使用し、高剛性で軽量なフレームにSRAM NX EAGLE 1×12をアッセンブルされたこちらのモデル。COMPグレードでありながら、トップモデルのS-WORKSと同じカーボンをフレームに使用しています。前三角のメインフレームは、フレームサイズによって剛性を最適化しています。

一応トレイルバイクという位置づけですが、それ以上に上りも下りもこなせてしまう超優等生なバイクなんです。

パープルとブルーが見る角度によって変化するChameleonカラーがとってもキレイです。

リアショックを覆うような独特なフレーム形状ですが、先代に比べリアショック付近のフレームの剛性が上がり正確にサスペンションが働きます。

もちろんダウンチューブ内の収納スペースあります。ダウンチューブ自体けっこう横に広いので思いつく小物はだいたい入りそうです。

サスストローク量は前後で150ミリありながらそれを感じさせない軽快なフィーリングを持っており、登りでのペダリングの軽さは群を抜いています。ただ下りで強い入力があればしっかり抑えてくれる懐の深さもあり、なんとも不思議な感覚です。

ちなみに当店スタッフも同モデルに乗っております。「富士見パノラマのAコースを下れて坂も登れる非常に良いバイク。プッシュがとてもよく入って気持ちが良い。スタンプジャンパーだけにジャンプがすごく楽しい。」とのことです。ありがとうございます。

 

店頭にはMサイズを展示しております。ゲレンデからトレイルツアー、バイクパークまで1台でこなせるバイクはそう多くはありませんがSTUMPJUMPERはその数少ない1台です。スピードに特化したバイクもいいですが、マウンテンバイクはやっぱり「楽しめる」ことが一番ではないでしょうか。どこでも楽しめることを追及したSTUMPJUMPER、気になる方はぜひお確かめください。

Troy Lee Designの2019年モデルが入荷してます!クラス最軽量フルフェイスも!

2019.Feb. 18

オフロードのレースシーンでは必ずと言っていいほど目にするTroy Lee Designから、2019年モデルが入荷しましたのでご紹介します。

 

◆ STAGE MIPS

¥36,000-(税別)

ついにTroy Lee Designからエンデューロ向けフルフェイスがリリースされました!

 

フルフェイスながらクラス最軽量の690gを誇り、同時に圧倒的な通気性や快適性を追及しています。

スタイリッシュなシルエットとデザインはさすがトロイリ―デザイン。単体で見ても被って鏡で見ても無茶苦茶カッコいいですね。

転倒時の脳への損傷を軽減するMipsを搭載。内装のブルーがなんともクールです。チークパッドの位置がとても良い位置なのでフルフェイスを被ってる感が少ないのが特徴です。違う厚みの各部パッドが数種類付属しています。

バックルはマグネットでスライドさせるタイプのもの。

DHスペックのフルフェイスヘルメットと違い、装着した時の軽さや快適性は別物です。フルフェイスで行くか半ヘルで行くか迷ったときはこのSTAGEの出番ですね!

エンデューロレースに出ずともこのSTAGEのメリットは様々なシチュエーションで感じるはずです。

 

◆ A2 MIPS DECOY

¥23,000-(税別)

こちらはハーフヘルメットのA2。2017年に前モデルA1からモデルチェンジし、通気性・快適性・安全性が高まりました。ヘルメット本体の衝撃を吸収する部分が硬さの異なる2層に分かれており、安全性が高まっています。

STAGE同様シルエットが非常にきれいにまとまっています。

こちらもMipsを搭載しています。もはやMipsも当たり前の装備となっている印象です。

 

各モデルとも2サイズ店頭にございますので、フィッティングが気になる方はぜひお確かめください。特にSTAGEの軽さと快適性は感動すること間違いなしです!

【袖ヶ浦チャレンジ2019】 レースに遊びに行きましょう

2019.Feb. 16

車では気付けなかった景色に目を奪われたり、あの港にあるうまい定食を食べに行ったり、今まで行ったことのないようなところに走りに行ったり、その距離が少しずつ伸びていったり、去年上ったあの山を今年は何分で登れたり、ロードバイクの楽しみ方は人それぞれ無限にあると思います。

そんなロードバイクの楽しみ方の一つとして「レース」というものがございます。

少し敷居が高く感じてしまわれるかもしれませんが、初心者の方でも楽しめるレースやイベントは沢山あります。

何より走り切った後の達成感、自分の限界にチャレンジした人だけが味わえる幸せな瞬間です。

今回お誘いするのは【袖ヶ浦チャレンジ2019

3月31日 袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて開催されるサーキットエンデューロ。

コースは走りやすくチャレンジするにはもってこいの本格レースサーキットです。

ちょっと興味があったので、お客様数名に「一緒に遊びに行きませんか」とお声がけしたところ参加したい!と言ってくれた方がいらっしゃったのでこうして大々的にお誘いする事に致しました。

レースにはいくつかカテゴリーがございます。レベルごとの距離設定、243km、200km、160km、100km。ソロの名の通り一人で完走を目指すものと2名~5名の男子・女子・男女混合と色々な形態でのチームエントリーも可能です。

仲間と一緒だったらレースに出てみたい!という方がいらっしゃいましたらまずは当店までご連絡ください。チームでのエントリーを希望するのかソロでチャレンジしてみるのかなども教えていただけますとありがたいです。

エントリーは3月13日までですが早めにエントリーをしてしまいたいと考えています。今日現在100kmと160kmのソロがすでに締め切られキャンセル待ちになっています。

3月末、春真っ盛りのイベント。だいぶ薄着で走れるようになっているのではないでしょうか?この冬乗り込んでいる方もゆっくりシーズンインを考えている方も、みんなで遊びにいけたら嬉しいです。

 

「KSYRIUM PRO UST」ロング・ヒルクライム・レースまで使える一押しホイール!

2019.Feb. 16

MAVIC(マヴィック)というブランド、改めて皆様ご存知でしょうか?

フランスにて1889年に創業された130年という長い歴史を持つブランドで、当時よりホイールの分野で最先端を走っていました。過去には電動コンポーネントを開発していたことも!

「リムはマビック」なんて聞いたことあるのではないでしょうか。高い工作精度でライダーの信頼も厚い、今なお自転車ホイールに新しい技術を採用しシーンをリードし続けています。

昨年、ものすごい勢いで市民権を獲得した「ロードチューブレス」。チューブレスタイヤは転がり抵抗の削減や軽量化、快適性の向上、チューブを使用しないことでパンクリスクを低減できるなどなど、今までなしえなかったロードバイク用タイヤの高性能化を図れる新たな規格として注目されている規格です。

以前より存在していた規格ですがいまいち普及しなかったのは取り扱いの難しさ。それを排除しチューブレスを一ライダーでも扱いやすくしたのがMAVICのUSTチューブレスシステムで、その第一弾が今回ご紹介するキシリウムプロUSTです。

キシリウムという以前より評価・完成度の高い優秀なホイールがチューブレス化によりさらなる進化を遂げています。

MAVIC独自のWTSというホイールとタイヤでトータルで性能を発揮できるよう開発された技術による、タイヤを装着しやすくビードをあげやすいトラブルレスのホイールシステムです。

実際店頭でタイヤをはめる際にもコンプレッサーではなくフロアポンプでも簡単にビードが上がるので、シーラントを入れる以外では特にクリンチャーと変わらずに作業ができます。

チューブレスはクリンチャーよりも低い空気圧で運用できることがかなり大きなメリットとなるはずです。

MAVICでは「MY MAVIC」というアプリも発行しており、このアプリでライダーに最適な空気圧も確認できます。ちなみに保証登録なども出来ますのでMAVICユーザーで使ってらっしゃらないと言う方はチェックしておいてください。

KSYRIUM PRO USTは軽量で走るシーンを選ばずに普段のライドからレースまで使いやすい非常に優秀なホイールです。

とても評判がよかった前作よりも多くの点が改良されよりKSYRIUMらしさが増したホイールと言えるのではないでしょうか?

新設計のInstant Drive 360やペイントが出来るほど幅の広いZICRALスポーク、フロントハブはフランジ幅が広がるなど乗ればすぐに感じ取ることが出来る「かかりの良さ」が特徴のホイールです。前後重量も1420gと非常に軽量ですが、乗った軽さはスペック以上。チューブレスタイヤによる転がり抵抗の低減でその走りの軽さはより洗練されています。他ブランドの同じくらいのスペックのホイールと比べてみても、キシリウムは「USTチューブレス」によって明らかに一歩抜きんでた存在になりました。

そろそろ春の足音も聞こえ始めてきました。

完成車についているホイールからの交換であれば1ランクも2ランクも上の走りが実感できます。オンシーズンのイベントもエントリーが始まったりとじわじわ今年のモチベーションも上げたいところ。KSYRIUM PRO UST、非常にオススメです。

 

MAVIC KSYRIUM PRO UST ¥140,000-(税抜)

 

 

ちなみに、僕らがMAVICをオススメする理由は軽くて速いからとか、チューブレスの乗り心地を体験してもらいたいからとか、だけではなくて、「壊れにくくて丈夫」というのもオススメの理由です。スモールパーツの提供も行われているので修理もスピーディーにできますが、何より丈夫です。ぜひMAVICで何万kmも走っていただきたいと思っております。

【レースレポート】カーフマンジャパンデュアスロングランプリ南関東ステージに参戦してきました

2019.Feb. 12

2019年は新しいことにチャレンジしていきたいVol.1、今回は「デュアスロン」に挑戦してきました。

「デュアスロン」とはラン⇒バイク⇒ランで行われる複合競技。「デュ」というのが「2つの」という意味を持つ言葉でランニングとバイクを表しています。ちなみにトライアスロンは「3つの」。スイム・バイク・ランで争うと言う事になります。

基本的にスポーツ関係は自転車しか乗っていない私ですが、プロでもオフトレとして冬にランニングをすると言う事を耳にしたり、何よりトライアスロンに興味がじわじわと湧いてきておりまして。お客様の中でも精力的にランニングをしている方がいたりトライアスロンに参加している方も多く、これは体験しておかないと!というのが参戦を決めた理由です。

先に言っちゃいますが楽しかった!新たなステージで挑戦するっていうのはいつでもなんでも楽しいものですね。

 

今回参加してきたのはカーフマンジャパンの開催するデュアスロングランプリ南関東ステージ。川崎マリンエンデューロでもおなじみの川崎市東扇島が会場です。

歩行者・自転車専用の地下道を通り会場へ。ロードバイクのレース会場とは少し雰囲気の違う会場に勝手のわからなさも楽しみながら受付・試走をしレースに備えます。特にトランジションエリア。ランからバイクの乗り換えなんてしたことがなかったものですから係員の方に色々教えていただきながら準備しました。年齢層が幅広いのはロード以上。学生や女性参加者の方が多かったのも印象的でした。都市部での開催だからか応援に来られている方も多かったように思います。

寒すぎてタイムスケジュールは10分遅れでレーススタート。初挑戦ですしランの自信がゼロの私はビギナーカテゴリーでのエントリー。トライアスロンへの挑戦を決めた方やオフトレとしてランも走っているお客様数名もビギナーで出てみませんか?とお誘いし一緒に参加しました。

ちなみにビギナーはラン2km⇒バイク10km⇒ラン2km。上位カテゴリーであるエリート・エイジクラスはラン5km⇒バイク30km⇒ラン5km。同レースにはGROVE鎌倉店長も遊びにきておりさすがエイジクラスでのエントリー。リスペクトです。

ちょうど雪がやみ、まず最初にキッズクラスがスタート。1分後にビギナーとジュニアクラスが同時スタートします。

ランの自信がゼロとは言え、距離も短いし大きく差は開かないだろうと、1分程度の差なら余裕でバイクで取り戻せるだろうと考えていましたがスタート直後から中々のペース。前とはどんどん差が開いていきます。直線のコースを折り返すので前の様子も分かるのですが先頭付近はランの軽やかさが違う。ランはバイクよりも体にかかる負担が大きいので、心配能力は高いがランの筋力が育っていないサイクリストは追い込んでしまってケガをしやすいのです。突っ込み過ぎないように気を付けてペースを落とさないようになんとかラン2kmをこなし問題のトランジションへ。

トランジションはこんな感じ。バイクラックに番号が振ってありそこにヘルメット・シューズをそっと置いておくんですね。

デュアスロンやトライアスロンの事は全く考えずに選んだ僕のラン用シューズはゴム紐。普段から脱ぎ履きしやすく締め付けも程よいので良かったのですがたまたまトランジションがとてもスムーズに行えました。

適当にBOAダイヤルを締めてシクロクロスばりに飛び乗ってバイクパートへ。直角コーナーが2か所ある往復の直線平坦コース4.8kmを2周回します。ウェットだったのでコーナーは攻めないように。曲がりきったら全開で踏んでスピードが乗ったらFTPで巡行。バイク中にドリンク補給は済ませておきたかったのですが案外風があり、先にスタートしていたキッズも多く走っていたのであまり飲めず。普段短い距離のレースばかりだったり、ライド中ものどが乾いたら自動販売機というスタイルの私は補給が苦手という弱点も発見できました。

直線コースを折り返すので一緒に参加している方とすれ違えます。声を掛け合ってテンション上がりましたね。

そりゃそうなのですが自転車は得意なので、割と何人か抜いて2回目のランへのトランジションへ。残念ながらパンクでDNFしてしまったチームメイトがコース脇にいて今3位と教えてくれました。

ついうっかり欲が出て、いつもよりペースが速かったのでしょうか、走り出して30秒で左ふくらはぎが攣り足首が90°で硬直。自転車ならある程度攣ってもごまかしながら走れるのですが、何もわからないランではもう止まるしかありません。2~30秒かけて全体重でなんとか伸ばして走り出したときには2人に抜かれ前はもう遥か彼方。幸いなことに後ろから追ってくる感じもありません。脚はもうダメなのでゆっくりですがなんとか走ってゴール。5位でした。

今の力全て出し切ったのと、目標としていたバイクパート1位はゲットできたのでかなりの達成感でした。

感覚的にはヒルクライムに近いのかな?それぞれの目標を達成するために日々練習・準備してレースに臨む。「自分との闘い」感が強い競技だと感じました。ロードレースでは優勝した人だけが勝ちで2位以下は全員負けみたいな感覚がありますが(その分優勝したらめちゃくちゃ気持ちいい!)、デュアスロンの自分に負けなかった選手は全員勝ち!のような感覚。上位カテゴリーになればなるほど相手とのレース感は高まると思いますが、この感覚が競技人口が増えている要因なんじゃないかなと思いました。

今後も機会があればデュアスロン・トライアスロンとチャレンジしていきたいと思っております。トライアスリートの先輩方には色々教えて頂き、面白そうだからやってみたいと言う方は一緒に切磋琢磨できればいいですよね。いきなりトライアスロンバイクやシューズなど専用のものを用意する必要はどうやらなさそうなので、まずはいつものバイクで参加してみる!というのが良さそうです。僕のTARMACもゼッケンのシールがデュアスロンっぽくてなんだかいい感じです。

雨天のディスクブレーキがやっぱり最高だった話やスタート3分前まで強烈な腹痛でDNSすら考えた話は店頭で。

また一緒に遊びに行きましょう!お疲れ様でしたっ!