2016.Jun. 1
PINARELLOは多くの哲学に基づいて開発を行っています。
代表的な物に「Asymmetric、非対称」というものがあります。
ペダリングは左右対称にするべきですが、
ドライブトレインが右側に集中する自転車フレームには強い非対称な力が作用します。
チェーンの引く力はペダル左右の入力に対して常にフレームの右側にあります。
右ペダル入力+チェーンを引く力、と
左ペダル入力+チェーンを引く力、は対称ではありません。
柔らかいフレームorホイールでもがいた時に左側だけシュータッチするのはこのような理由からです。
上の図はペダルをストロークさせたときに、フレームとフォークがいかに左右で異なった荷重を受けているかを示しているものです。
イタリア語ですね。
この左右異なるストレスを最適化し、ライダーが対照的にライディングする為に、フレーム・フォークはAsymmetric(非対称)の必要がある、というのがPINARELLOの哲学、アイデンティティーなのです。
カーボン生地の種類や数、積層の向きなどでカーボンフレームは強さの調整が可能なのですが、壁厚以上に形状を変える事でフレームの動作を最適化できるようです。
これがPINARELLOのバイクを設計する基本理念となっているようです。
PINARELLOのバイクをよーくご覧いただくとアシンメトリック君が静かに微笑んでいます。
2016.May. 27
ついに組みあがりました!
話題の「INTENSE MC16」!
フルカーボンDHバイク。27.5ホイールとなってデビューです。
第一印象は、全く27.5のホイール径が気にならなく、今までの26インチと変わらない感じで
走れちゃいます。
そして、軽い!
今までも、しっかりと狙ったラインを走る事の出来たINTENSEですがさらに軽量化されよりスムーズなラインチェンジが
可能です。これに乗ってしまうと、離れられません!
2016.May. 19
先日大垂水峠に行ったご報告をさせていただいたのも記憶に新しいですが、早速登って下ったその先のスゴいところに行ってきました。あんまりにも良かったのでご報告を。
今回は大垂水峠を高尾山側からさらっと登ります。
向こう側に下りきったところ、そのまま直進すると相模湖へと続く道の途中に気になる看板が。奥から車が来ていることもありきっと続いているだろうと行ってみることにしました。
怪しげに線路沿いを進む激坂が待っていました。
怪しげですが、ここがものすごく気持ちの良い林道へと続いています。
少し進むと美女谷温泉の地名の由来を伝える看板と泉があります。
そしてここが林道の入り口にあたります。
すごく気持ちの良いところでしたので機会のある方は是非。
和田峠で有名な陣馬街道と相模湖の間を走る林道です。
こんなところです。いいでしょ。
癒し系林道なのですが300m以上登るので結構こたえます。
気持ちよく下った後は山梨県にワンタッチして檜原村方面に向かいます。
山梨県側から檜原街道に当たるところ、秋川の真上から。
こんなところまで行くことの出来る自転車はやっぱり素晴らしいと都度思います。
このまま走っていくと都民の森で有名な奥多摩周遊道路へと繋がっていき、走りやすい道が続いています。
が、ひたすら登りです。景色を見たり写真を撮る余裕がなくなり、それからも続く坂。ピークに近づくにつれてお店の数なども少なくなっていきます。
ここまでかなり登ってきたとは言え、正直キツイ。泣きながら走っていたら着きました。
東京で一番高い道路、風張峠です。
着いたのが遅い時間だったので少々曇ってしまいましたが、絶景です。達成感。
この辺りには激坂で有名な林道も多く存在するので次の機会には走ってみたいと思います。クマよけのベルは忘れずに(店頭で販売していますよっ!)。
今回は、このまま奥多摩湖までさらっと下り、予定ではもう一本登ろうと思っていたのですが完全にダウン。多摩川沿いをまっすぐ帰りました。
皆様も◯ビツばかり走ってないでこっちもどうですか?